イスラエル、ガザ南部の最大都市を包囲 双方の死者は1万7千人超に

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エルサレム=清宮涼
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 パレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を続けるイスラエル軍は5日、ガザ地区南部の最大都市ハンユニスを包囲したと発表した。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘は7日で2カ月となる。双方の発表によると、この間の死者は計1万7千人を超える。イスラエル軍はガザ南部への攻勢を強め、戦闘は新たな局面に入っている。

 イスラエルのネタニヤフ首相は5日夜の会見で、「ガザ地区南部を含む全域でハマスに対する地上作戦を拡大している」と述べ、軍がガザ地区第2の都市ハンユニスや北部のジャバリヤを包囲したとした。

 ネタニヤフ氏はハマスの壊滅…

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この記事を書いた人
清宮涼
アメリカ総局
専門・関心分野
外交、安全保障、国際政治
イスラエル・パレスチナ問題

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