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　西アフリカのセネガルで、混乱の末に民主的な選挙での政権交代が実現した。野党のバシル・ジョマイ・ファイ氏（44）が2日、大統領に就任する。AFP通信が伝えた。一時は現職大統領が選挙の実施を延期し、反発した民衆による激しいデモが起きていた。

　「友好的で、どのパートナーに対しても、堅実で、信頼できる仲間であり続ける」。AFPによると、ファイ氏は選挙から一夜明けた3月25日、そう宣言した。そして、「謙虚さと透明性をもって統治し、あらゆるレベルで汚職と闘う」と語った。

　報道によると、24日の大統領選で野党候補のファイ氏が54%を得票し、与党の有力候補だった前首相が敗北を認めた。マッキー・サル大統領も、ファイ氏の当選を宣言し、29日に憲法評議会が次期大統領として承認した。

「優等生」セネガルの異変

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