注目は女子枠、今年は狙い目?受験界隈は「東京科学大」をどう見るか

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上野創 編集委員・宮坂麻子
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 東京工業大と東京医科歯科大が10月1日に統合し、「東京科学大」が誕生する。ともに、工学と医療それぞれの分野で国内トップクラスの国立大。受験生の志望動向にも影響を与えているかと思いきや、現場からは「むしろ人気が落ちるかも」「注目は『統合』より別の点」という声が聞かれる。なぜか。

 東京科学大は統合後も当面、元の2大学の学部(東工大は学院と呼称)と大学院研究科の名称や定員、カリキュラムを維持するとしている。入試についても、2026年春の入学者向けの試験までは、理工学系は東工大、医歯学系は医科歯科大の内容・方式を維持するという。大きな変更をする場合は実施の2年前までに公表するという「2年前ルール」にのっとった対応だ。

東京科学大の誕生は、大学入試事情にどんな変化を起こすのでしょうか。予備校や高校の関係者に聞きました。

 このため受験生にも保護者に…

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この記事を書いた人
上野創
東京社会部|教育担当
専門・関心分野
教育、不登校、病児教育、がん
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