「選手の応援につながってない」五輪から距離置く企業 商機も薄まる

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渡辺七海 大平要
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 ブリヂストンが撤退を表明したことで、このまま国内勢から名乗りがなければ今年一杯で最高位スポンサーから日本企業が姿を消すことになる。パナソニックホールディングス(HD)、トヨタ自動車の他2社もすでに撤退を表明しているためだ。五輪の商業化が進んだ1980年代以来、日本企業がゼロになるのは初めてとなる。

 2015年から10年の契約で最高位スポンサーを務めたトヨタは期間中の夏冬5大会で、関係者や選手用の車両を提供するなどした。関係者によると、約2千億円を国際オリンピック委員会(IOC)に支払ったという。

 スポンサー契約を続けない理…

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