「長崎の人と巡りあい自分がある」パリ五輪金・永瀬貴規選手が凱旋

榧場勇太
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 パリ五輪柔道男子81キロ級で金メダルを獲得し、東京五輪に続いて連覇を達成した永瀬貴規選手(31)=長崎市出身=に25日、長崎県民栄誉賞特別賞が授与された。

 授賞式は県議会の議場で行われ、大石賢吾知事から賞状などが手渡された。永瀬選手は記者会見で「名誉ある賞をいただき、気が引き締まる思い」と語った。これまでを振り返り、「長崎で18年間育ち、いろいろな人と巡り合って今の自分がある。柔道は相手がいて成り立つ競技だ」と、支えてくれた人への感謝の気持ちを述べた。

 今後の目標については「競技での次の目標は定めきれていないが、柔道家として、一人の人間として皆さんのお手本になるような人間になりたい」と語った。

 県によると同賞授与は体操の個人総合で五輪2連覇した内村航平さん=諫早市出身=に次いで2人目という。

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この記事を書いた人
榧場勇太
長崎総局
専門・関心分野
平和、国内政治、地方自治、沖縄