「古街道」が奏でる先人たちのストーリー 研究家が語る道の魅力

有料記事楽問のススメ

聞き手・西田有里

【楽問(がくもん)のススメ】

学校、趣味、学び直し……。「学ぶ」「教える」の現場にいる方に取り組みや魅力を聞きます。今回は古街道研究家の宮田太郎さんです。

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 縄文時代から戦国時代頃までにつくられた「古街道」を調べ続けてきました。カルチャーセンターなどで歴史講師もしています。主な研究の舞台は多摩丘陵です。私の調べでは、鎌倉街道や古代東海道など、12もの古街道が通っていたことがわかっています。

 そのなかでも鎌倉街道は東京都多摩市の実家近くを通っていて、子どもの頃の遊び場でした。考古学者に憧れ、自転車で多摩丘陵に出かけては、日が暮れるまで土器や黒曜石を拾っていました。

 ずっと憧れは抱きながらも…

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