不登校特例校の経験、一般校にもヒントになるのでは 校長が語る

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聞き手・才本淳子
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不登校特例校・洛風中学20年の歩み㊦ 芦田美香校長インタビュー

 4月に一般校から洛風中(京都市)に赴任して、様々な気づきがありました。

 洛風中は時間の流れがゆったりとしています。総授業時数も一般校より少なく、ゆとりをもって学べる。少人数制で先生の数も多く、じっくりと子どもたちに関われるところも特徴です。

 視察に来られた方から「普通は生徒が教室で先生を待つのに、こちらは先生が生徒を待つんですね」と言われました。

 一般校であれば、生徒は登校…

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    内田良
    (名古屋大学大学院教授=教育社会学)
    2024年12月31日23時58分 投稿
    【視点】

    とてもよい記事だと感じました。 学びの多様化学校(いわゆる不登校特例校)には、さまざまな背景や経験をもった子供が集まってきます。しかしながら私自身、学びの多様化学校を訪問したり、また生徒や教員らから話を聞いたりする限りでは、記事にあるとおり

    …続きを読む