2011-01-01から1年間の記事一覧
新年を前に、「来年こそは」と決意を新たにしている人も多いことでしょう。ダイエット、お酒を控える、貯金するなど、目標を立てるものの、新年を迎えて数日もすれば、お正月太りした体に気づき、二日酔いになるほど飲み、バーゲンセールの熱気にあおられ不…
お掃除風水の第一人者、林秀靜先生に、来るべき壬辰(みずのえ・たつ)年について取材しました。来年は辰年ということは誰でもご存知でしょうが、辰の上に壬(みずのえ)が乗るのは60年に一度。甲乙丙丁(こうおつへいてい)…の十干が10個、子丑寅卯…の十二…
「風水の本場である中国には、お掃除風水なるものは存在しない。あんなものは子供だまし」という批判をよく耳にします。 女性誌に開運原稿を書く立場としては、それを言われてはとても困ってしまいます。龍脈を捜すとか、陰宅風水でお墓を整えるなんて記事に…
傑出した人物の自伝には、凡庸な開運本とは比べ物にならないほどの知恵が詰まっています。アガサ・クリスティー自伝には、興味深いエピソードが満載ですが、私が最も気に入っているのは、彼女の二番目の夫が結婚を決意した話です。クリスティーの最初の結婚…
アガサ・クリスティーは、年に1回、クリスマスシーズンに新作を発表していました。そこで出版社が作ったのが、「クリスマスにはクリスティーを」というキャッチフレーズ。というわけで、クリスマスが近づくとクリスティーを再び読みたくなります。名探偵ポ…
今年買ってよかった最大のものが、電気圧力鍋です。圧力鍋を買おうと思ったのは、11月。裏磐梯から大きな段ボール箱一杯に野菜が送られてきた日です。 5本の大根をどうやって食べきるかを考えるているうちに、圧力鍋がどうしても欲しくなったのです。 数ヶ…
冬至まで2週間を切りました。 今年の冬至は、12月22日(木)の14時30分です。一年のうちで日照時間が最も短く、夜が最も長くなるのが冬至です。易者にとっては一年で最も重要な日であり、これから一年のなりゆきの易(年筮)を立てます。冬至は陰が極まる日…
NHKのETVでコロンビア大学ビジネススクールのシーナ・アイエンガー教授の講義が放映されています。テーマは「選択」。 アイエンガー教授は、敬虔なシーク教徒の両親の元にインド系アメリカ人二世の娘として生まれました。シーク教徒は衣食住、職業、結…
風水の黒門先生によると、水の流れはお金の流れに通じます。 農耕社会だった中国では、河川を使って作物や生活必需品を交易していました。川の流れをうまく使った人が富を得たのですから、風水では水をとても重要視します。風水の開運術の一つに、その人にと…
赤道直下の常夏の国、シンガポール旅行から帰ってきました。カオス的なパワーがある香港に対し、シンガポールは国家が一丸となって繁栄しようという強い意志力を感じさせます。ゴミのポイ捨てには罰金が課せられ、チューインガムは美観を損ねるので持込禁止…
イースト・プレス「恋運暦」1月号(1月8日発売)の九星気学の原稿をようやく書き終わりました。本命星ごとに4ページで、36ページ。これに扉ページがつき、全体で単行本一冊以上のボリュームです。年末進行でもあり、打ち合わせは早めの10月中旬に設定し…
東洋占術では、年月日時を六十干支に置き換えます。 2012年11月は辛卯年・己亥年といった具合です。鑑定では、お客様から誕生日をお聞きして、十干(甲乙丙丁…)、十二支(子丑寅卯…)を書いていきます。ご自分の誕生日が奇妙な漢字の羅列となり、首をかしげ…
プロ野球日本シリーズが開幕しましたが、中日とソフトバンク以外のファンは早々に来季の構想に取りかかっています。阪神のタイガースの新監督に就任するのは和田豊監督。 暗黒時代を知るファンにとっては、万感の思いが胸をよぎります。 千葉出身松戸市出身…
大学時代の恩師、田中国夫先生が亡くなり、偲ぶ会が開かれました。 関西なので、都合がつかず欠席しましたが、出席した同窓生が報告と写真をメールで送ってくれました。 東京在住の同期生と開く今年の忘年会は、しんみりした会となることでしょう。社会心理…
10月から九星気学の新講座に通い始め、11月からの手相講座も始まりました。昔からのつきあいの占い雑誌の編集者からは、「いつまで学校に通い続けるのか」とからかわれます。 すでに占い師として鑑定料金をいただいている立場なのですが、学びの道は終わりま…
九星気学では、「あなたはこんな性格」ではなく、「あなたがこんなことをしたら運気が上がる(もしくは下がる)」ということを示す占術です。いわゆる吉方取りの方位は巡り来る暦に基づいた年盤・月盤・日盤から導かれますが、日頃の生活態度などは、生まれ…
そろそろ、占いライターにとっては年に一度の稼ぎ時が到来します。もともと雑誌の仕事では「年末進行」で11月頃から徐々に締切が早まってくるのですが、テーマが占いだと、翌年の運勢特集の依頼もあり、一年で一番忙しくなります。今年は占い雑誌の新年号で…
埼玉在住の占い師の友人に誘われて、坂戸の聖天宮(せいてんきゅう)に行ってきました。とにかく不思議なお宮です。昔は道もなかったという辺鄙な地にいきなり出現する中国建築。 当初、友人は「あやしげな新興宗教の本部?」と敬遠していたのですが、調べて…
年金支給年齢の引き上げが話題になっているせいか、「高齢になってもできる仕事」として占い師に注目が集まっているような気がします。 占い師としてお客さんに向き合っていると、運気の話ではなく「私も占い師になりたいのですけれど」という相談を受けるこ…
土曜日は阿佐ヶ谷のタロットバー・アーサで、オクトーバー占いフェスタ。和気あいあいとした雰囲気で占い談義を楽しみました。 参加してくださった皆様、ありがとうございました。占い師が酩酊していてはお話になりませんので、最初はウーロン茶だったのです…
杉並区主催・2泊3日の裏磐梯バスツアーでは、ウォーキングか農業体験か、好きなほうを選べるというので、農業体験にしました。四柱推命は、農耕社会である中国で生まれた占術なので、金運を説明する際に、畑と作物で説明することが多いのです。 たとえば、…
私の住んでいる杉並区は、裏磐梯(北塩原村)と保養地協定を結んでいて、区民向けに2泊3日のバスツアーが企画されました。一人参加もOKで、ウォーキングか農業体験か好きなほうを選べるし、温泉もあるということ。しかも、出発地は自宅から徒歩5分ほど…
人生に必要な知恵はすべてディラン先生に教えてもらった。 そんなふうによく思います。恋愛についての占い鑑定の場、ボブ・ディランの「悲しきベイブ」が頭の中をぐるぐると回ることがあります。 「悲しきベイブ」は恋人への別れの歌です。 女性側の要求に応…
この秋から取りかかっている書籍のテーマは、カラーとチャクラ。 インテリアが専門の先生のご自宅にうかがって取材を重ね、現在、原稿を起こしているところです。 この先生のお住まいは、まるでモデルルームのようにきちんと整えられています。人が来るから…
知り合いの編集者が独立して出版社を立ち上げました。 社名を占ってほしいという依頼を受けました。私が学んだ姓名判断は、生まれた日時と合わせて診断します。 名前とは、洋服のようなもので、単体で良し悪しは論じられない。本人のサイズに合っているか、…
人間を相手にするために、常に感情のバランスを常に保っておかなくてはならない感情労働者。窓口の係員、ウエイトレス、デパートの販売員など、できれば気持ちよく接したいものです。それは、感情労働が大変な仕事だから、いたわりの気持ちを持つということ…
仕事には大きく分けて、肉体労働と頭脳労働があるとされてきました。 現代社会では、これら二つに加えて、「感情労働」が増えています。感情労働とは、人を相手に気を使う仕事です。物やサービスを提供する仕事全般は感情労働といえますが、一昔前までは、感…
易経は哲学の本であって、占いの本でないという説をよく目にします。たしかに易経をひもとけば、古めかしい漢文の羅列で、とても現代人の生活には合致するとは思えません。でも、そこには時代を超えた真理が描かれており、それをどう噛み砕いて伝えるかが占…
勇者とか英雄は、選ばれし者がなれると思いがちですが、誰でも自分の人生では英雄なのです。RPGゲームの話ではありません。神話学者のジョセフ・キャンベルは、世界各国の神話を研究し、英雄伝説のパターンを作りました。 まず、英雄は辺境の地で生まれま…
金曜日の深夜、テレビ東京で「勇者ヨシヒコと魔王の城」というドラマが放映されています。 「予算の少ない冒険活劇」というキャッチフレーズ通りのゆるいドラマなのですが、その力の抜け加減が楽しめます。 ヨシヒコの衣装はゲーム「ドラゴンクエストⅤ」その…