マウイ島でアランに教わったこと。
何かを手放すことには勇気がいるが、苦しかったりつまらないことをずっと持ち続ける必要はない。手放すことで、楽しくていきいきしたことが手に入る。
これまでアランの本の中で表現を変えて何度も読んできたことです。
そして、私自身、ライターとしてアランの日本向け著作「魂の声に気づいたら、もう人生に迷わない」の原稿をまとめるにあたり、文章にした内容です。
でも、頭でわかっただけで、心まで落とし込むところまでいっていませんでした。
今回、マウイ島の空気の中で、アランの声に耳を傾けていると、少しずつ私の心に染みてくるような気がしました。
もう一つ、私の悪癖は、すぐ人を批判してしまうこと。
今回のマウイ島では、聖地ククイプカでシャーマンのレイオフ・ライダーさんのセレモニーもありました。ククイプカは光が開く道という意味。天からのメッセージが降り注ぐ特別な場所です。
参加者一人ずつ、レイオフさんからメッセージが伝えられたのですが、「ジャッジするのは、もうやめなさい」と言われてしまいました。
アランのワークショップでも、こんな言葉が紹介されました。
When a man points a finger at someone else, he should remember that three of his fingers are pointing at himself.
他人を指差して非難すれば、三本の指は自分を指していることを忘れてはいけません。
誰かの嫌な面に気づくのは、自分の中にもそういうところがあるから。
心地よい気候のマウイから、灼熱の東京に戻り、そろそろ魔法がとけかかってきていますが、折に触れてマウイで学んだことを噛みしめようと思います。