初防衛の藤井聡太王将、会見でにじませた羽生善治九段への敬意

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佐藤圭司
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 将棋界のスーパースター、藤井聡太王将(20)=竜王・王位・叡王・棋聖と合わせ五冠=と羽生善治九段(52)が初めてタイトル戦で激突し、注目を集めた第72期王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)が藤井王将の初防衛で決着した。

 スコアは藤井王将の4勝2敗。決着したのは11、12の両日、佐賀県上峰町(かみみねちょう)の料亭「大幸園(たいこうえん)」で指された第6局。終局した12日夕と翌13日朝の2回あった藤井王将の記者会見に参加した。藤井王将の羽生九段への敬意が、随所に、にじんでいた。

 まず、シリーズが決着した直後の12日夕の記者会見から。

 「感想戦で羽生九段と楽しそ…

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この記事を書いた人
佐藤圭司
文化部|将棋担当・大阪駐在
専門・関心分野
将棋・ポップ音楽