イスラエル、戦闘員ら500人以上拘束 フーシは「航行阻止」の声明

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エルサレム=高野裕介 カイロ=武石英史郎
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 パレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を続けるイスラエル軍は11日夜、この1カ月でイスラム組織ハマスの戦闘員ら500人以上を拘束したと発表した。イスラエルはハマス最高幹部らの殺害を狙い、引き続き軍事作戦を徹底する構えをみせる。

 拘束した戦闘員はハマスや、別の武装組織イスラム聖戦に属している、と軍は説明している。ハガリ報道官は「拘束した半数以上を、さらなる尋問のためイスラエルに連行した」と述べ、「テロリスト」への尋問を通じ、作戦遂行上、有益な情報を得ているとも強調した。

 ガラント国防相は11日、ハマス戦闘員の投降が相次いでいるとされることに触れ、「(ハマスの中で)何が起きているのかを物語っている」と発言。「投降するか、死ぬか。第3の選択肢はない」と主張した。

 また、ロイター通信によると…

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この記事を書いた人
高野裕介
国際報道部次長|欧州、中東
専門・関心分野
中東、紛争、外交、国際政治