多様な性を受け入れる社会に 女装サロン店長が18日に三重で講演

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 多様な性が自然に受け入れられる社会にしたいと活動している三重県桑名市出身の女装家、満島てる子さんの講演会「てる子ママの多様な生き方講座」が18日午後1時半から、いなべ市北勢市民会館で催される。いなべ市主催。入場無料。

 満島さんは杉山和希が本名で桑名高校卒業、北海道大学大学院修了。ゲイであることを公表し、札幌市で女装サロン店長を務め、様々な相談に応じている。

 いなべ市地域おこし協力隊でLGBT専門相談員の浦狩知子さん、いなべ総合学園高校放送部員らが市とともに企画した。浦狩さんは女の子の体で生まれた自分の子どもから自認する性別が男であることを告白された。社会の偏見に苦しんだ経験から、だれもがうそをつかずにのびのびと生きてほしいと講演活動などを続けている。

 満島さんの講演会は同高放送部員が司会進行を務める。浦狩さんは「安心して親子でも聴いてほしい」と入場を呼びかけている。問い合わせは浦狩さん(090・5451・1938)へ。

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