レスリング金の日下尚「最高に楽しい6分間でした」 名言誇らしげに

有料記事レスリング

藤田絢子
[PR]

 レスリング男子グレコローマン77キロ級の日下尚の名前は、2000年シドニー五輪マラソン女子金メダルの高橋尚子さんにあやかってつけられた。00年生まれの23歳は初出場で金メダルをつかみとり、「最高に楽しい6分間でした」。高橋さんの名言にひっかけ、誇らしげに言った。

 第1ピリオドは、カザフスタン選手の巧みなレスリングに、前へ出る良さが消された。第1ピリオドを終えて0―2。「焦ったけど、自分がやってきたことを信じて前に出た」。第2ピリオドが始まってすぐに圧をかけ、攻撃を重ねた。5―2で勝ちきった。

相撲生かしたスタイル

 小中学生の頃に習っていた相…

この記事は有料記事です。残り291文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事を書いた人
藤田絢子
スポーツ部
専門・関心分野
レスリング、スポーツと社会