与那国から輸送のオスプレイ事故機、木更津に到着 整備拠点で修理へ

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堤恭太
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 沖縄県与那国町陸上自衛隊与那国駐屯地で事故を起こして破損したV22オスプレイが29日、千葉県木更津市の陸自木更津駐屯地の岸壁に着いた。今月19日に与那国駐屯地から搬出され、海上輸送された。木更津駐屯地内にある日米共同のオスプレイの整備拠点で修理、整備される。

 この機体の事故は10月27日に日米の共同統合演習で起きた。離陸の際にバランスを崩して左翼の一部が地面に接触して壊れた。

 木更津駐屯地に到着したこの日、オスプレイは台船にロープで固定されたまま昼前に駐屯地の岸壁に横付けされた。全長17.5メートル、全幅25.8メートルあるが、回転翼は折りたたまれて、全幅5.6メートルとコンパクトになっていた。約20人の自衛隊員が機体を覆っていた塩害を防ぐシートをはがしていた。陸揚げは30日の予定。

事故や不具合で相次ぐ飛行停止

 オスプレイはこうした事故や…

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