メキシコ初の女性大統領が誕生 現職の側近、シェインバウム氏大勝へ

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サンパウロ=軽部理人
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 メキシコで2日、左派ロペスオブラドール大統領の任期満了に伴う大統領選があり、同氏が率いる与党「国家再生運動」(モレナ)のクラウディア・シェインバウム前メキシコ市長(61)が初当選を果たした。選挙管理当局が明らかにした。「マチスモ(男性優位主義)」が根強いといわれるメキシコで、初めて女性大統領が誕生する。

 選挙管理当局によると、3日午前5時時点(開票率71・89%)で、シェインバウム氏の得票率は58・56%、野党連合のソチル・ガルベス上院議員(61)が28・45%。選管の幹部によると、シェインバウム氏は最終的に58.3~60.7%を得票し、大勝を収める見通しだ。

 ロペスオブラドール氏は社会…

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この記事を書いた人
軽部理人
サンパウロ支局長|中南米担当
専門・関心分野
中南米の全分野、米国政治や外交
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    パトリック・ハーラン
    (お笑い芸人・タレント)
    2024年6月3日18時42分 投稿
    【視点】

    移民も麻薬もメキシコとの国境を越えてアメリカに入ってくるのは間違いない。特にアメリカの時期大統領がトランプ氏になったら、その流れを絶つように強くメキシコに要求するはず。  アメリカ人の一人として、それをとても情けなく感じるのだ。移民も麻薬も

    …続きを読む