第9回コンテンツ氾濫が進むAI時代 クリエーターが夢見るためできること

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聞き手・加藤勇介
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 AI(人工知能)に対し、「仕事に革新が起きる」と歓迎する声があれば、「仕事が奪われる」と反対する声があがる。米ハリウッドでは、俳優や脚本家がデモやストライキもする中で、AIにどう向き合えばよいのか、青山学院大学の河島茂生准教授(情報倫理)に聞いた。

 ――AI社会の議論では楽観論と悲観論が混在しています。

 「AIというと昔は技術分野の話が中心でしたが、2010年代のAIブームからは仕事への影響など社会へのインパクトに注目が集まるようになりました。ただ、革新的な技術が及ぼす影響の議論はどうしても冷静に進まない面があります」

 「有名になったのは、『米国…

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