剣道もギターも…さかなクンの挫折と気づき 「もっと!」の入り口は

有料記事楽問のススメ

聞き手・中山由美

【楽問(がくもん)のススメ】

学校、趣味、学び直し……。「学ぶ」「教える」の現場にいる方に取り組みや魅力を聞きます。今回は、魚や海の環境を楽しく伝える東京海洋大名誉博士のさかなクンです。

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 お魚が大好き、絵を描くのが大好きで、お魚の魅力を全国の皆様にお伝えしています。ステージの楽しさはお子さんの反応がわかること。好きなお魚を聞いて55秒で描く時は、すギョいです。

 「マダイちゃんは左右に二つずつお鼻の孔(あな)があって……」と描いていると、「わぁ~」と歓声があがり、目はキラキラ、わくわくされている表情も見えます。「えっ~」という驚きや「がんばれ」という応援もあります。できあがる様子を見守る興奮が伝わってきます。

 「お勉強しよう」なんて考えなくても、楽しさに引き込まれると、「すごい」「なんでだろう」「もっと知りたい」という気持ちが自然にわいてくるのだと思います。

剣道もギターも習ったけれど…

 自分が小学生の時に習った剣…

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この記事を書いた人
中山由美
専門記者|南極・北極担当
専門・関心分野
南極・北極、地球環境、野生生物