桜之本丸

山城国のとある本丸。ここで起きる日常と戦いの日々を記録します。

2017年05月01日

朝の雑談

審神者「よく寝た…」

鯰尾「あれ?主…。
朝にこっちに来るなんて珍しいですね」

審神者「最近はいつもスマホからだったもんねー。
今日は時間あったから来たの、10時間寝たし」

鯰尾「それちょっと寝すぎ。
体調は大丈夫なんですか?」

審神者「んー…寝たのにぼんやり頭痛くて吐き気がする…。
あ、でもね、昨日のあの情緒不安定、女の子の日のせいだってわかった」

鯰尾「あー…なるほどね。
それで普段以上に落ち込んでいたんだ、納得」

審神者「昔はこんなに体調悪くなったり、ましてやちょっとした事で精神的に激しく沈んだりとかはなかったんだけど……。
いや、鯰尾を見に行けないっていうのはちょっとした事じゃないけども」

鯰尾「ちょっとしたことでしょう?もー」

審神者「あ、あとね、鯰尾」

鯰尾「ん?」

審神者「私、昨日、鯰尾のあの和菓子しか飲み食いしてないって気づいた(笑)」

鯰尾「はぁ?馬鹿ですか?」

審神者「ん?あれ?違う、遠征報告会の時に不動の柿ピー強奪して一袋食べた」

鯰尾「貴女ねぇ…じゃあ、こんな所に来てないで朝飯食ってください」

審神者「私の本丸をこんな所とは何事?
でも、もう15分しか時間ないから15分ここでごろごろしたらもう出るよ」

鯰尾「15分あったら簡単な物なら何か食べられるでしょう?
なんで本丸に来ちゃうんですか?」

審神者「食事はしなくてもなんとかなるけど、本丸がないと生きていけない」

鯰尾「主、それ、逆です」

審神者「あはは~。でも大丈夫、昨日、貴方と後藤に会えたから精神的にはすごく元気。
信濃に会うの楽しみだなぁ~、今日明日会計だから間違えないようにしないと…」

鯰尾「だったら飯食って頭がちゃんと働くようにしてくださいよ、もう…」

審神者「私の頭は働いていても働いていなくても能力に大差ないよ?」

鯰尾「お願いだから、そんなにきょとんとした顔で言わないでくれません?」

審神者「えへへ~、鯰尾~」

鯰尾「何?」

審神者「鯰尾大好きなの~」

鯰尾「あー、もう、はいはい、わかりました、寝惚けてるんですね。
わかりましたから、部屋へ行きますよ?
15分間だろうと、ちゃんと世話してやります、仕方のない主をね」







2017年05月01日

二年目之章 秘蔵っ子の全力

信濃が帰って来た日の出来事。
信濃入手後も大阪城地下へ出陣してもらっていたら、なんと信濃が極メンバーの中で誉を取り「これ、信濃なら35Lvでも江戸城内余裕なんじゃない…?」と感じ、江戸城内へ出陣させたところ、誉取りまくる、中傷・重傷にならない、審神者が面倒くさくて外さなかった貴重な刀装(投石兵)を壊さないという三拍子をいつまでも続けてくれたので信濃に絶大な信頼を寄せて江戸城内へ行かせていました。



江戸城内



後藤「くそっ…退けねぇんだよ!」

信濃「修業してきたのにその程度?
俺よりずっと鍛錬積んでるなら、もっと活躍してよ」

後藤「うるせぇな……。
お前も中傷だろう…?」

信濃「あはは…そうだね、だけど問題ない」




真剣必殺 信濃



信濃「信濃藤四郎の全力はここからだ」



真剣必殺




審神者「何あれ、信濃かっこよすぎるんだけど。
っていうか、私の信濃はどうしてこうも強いの?
厚樫山でレベリングしていた頃からだけど、極になってさらに強くなってる……。
信濃カッコいいよー!男前だよー!!あとで奮発して直してあげるからねー!!
投石のことは気にしなくていいよー!」

秋田「(想像はしていたけど、また主君が信濃兄さん信濃兄さんって言うようになった…。
兄さんが強いのは認めるけど……僕だって…負けないのに……)」




誉


信濃「勝ったけど、ちょっと疲れたね…」

審神者「信濃カッコイイよ、信濃カッコイイよ、信濃カッコいいよ!!誉!!!」

薬研「…後藤、格好悪いってさ」

後藤「んなこと、大将は一言も言ってねぇだろ!?」

愛染「けど、信濃が加わってからたじたじなのは事実だよな~(笑)」

前田「後藤兄さん、しっかり!」

平野「信濃兄さんと比較する必要はありません。
後藤兄さんは兄さんらしく強くなればいいと思います」

後藤「ったく、チビどもまで舐めやがって…。
おい、信濃!お前にゃ負けねぇからな!」

信濃「ん?そう?じゃあ、まずは俺と勝負できるくらい強くなってね」

後藤「ホント…うぜー…。
俺の方がレベル上なんだぞ」

信濃「だけど実力は俺の方が上」

後藤「くぅぅっ、その余裕なすまし顔、そのうち泡吹かせてやるよ」



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2017年05月02日

二年目之章 鯰尾288振り 骨喰40振り


小夜「鯰尾…骨喰…」

骨喰「小夜…?珍しいな」

鯰尾「どうした?信濃が何か迷惑かけてる?」

小夜「いや…そうじゃない、そうじゃなくて……。
……僕には、どうすればいいのか分からないんだ…。
でも、このままじゃいけないと思う…。
だから…君達にお願いしたい」

骨喰「何の話だ?」

小夜「知らないの?……実は…3ヶ月くらい前からなんだけど…」



鍛刀部屋



刀剣保管庫
(※拡大推奨)


鯰尾「 な に こ れ 」

骨喰「どういう…ことだ…」

厚「大将がなー、解かさねぇんだ」

乱「もうここ入らないよ。
受取箱もいっぱいだし、どうするつもりなんだろうね、あの子」

三日月「そうだ、ここに徳川美術館を建てよう」

骨喰「俺は徳川美術館の物じゃない」

三日月「では、わくわく鯰尾ランドでどうだ?」

鯰尾「いえ、全然わくわくしませんから。
誰得ですか、その施設」

厚「大将得だろ?」

乱「だよねー。
もうこれは愛じゃなくて狂気を感じるレベルだよ」

骨喰「いったい、何振りあるんだ?」

厚「ざーっと数えただけだが、お前は40振りで…」

乱「鯰尾兄さんは288振り」

鯰尾・骨喰「「馬鹿(だろう?)じゃないの?」」







2017年05月02日

二年目之章 秘蔵っ子


信濃帰還時、大阪城出陣後に鍛刀部屋へ


審神者「えぇっと…短刀はっと…あった。
信濃にね、見せようと思ってとっておいたの」



秘蔵っ子



信濃「わぁ…どうしたの、この俺」

審神者「信濃を待ってた時に大阪城で拾ったんだ。
ほら、今、手入時間半減中だから、早い段階で手入して、その間は大阪城をまわったりしてたの。
信濃のこと考えながら30階へちょくちょく行ってたら、こんなに拾ってびっくりした」

信濃「俺も大将に会いたかったから、その想いが別の俺を大将の所に呼んじゃったのかもね」

審神者「だったら嬉しいけど、それだと解かし難いなぁ…」

信濃「俺のこと大切に想ってくれてるんだ、ありがとう」

審神者「…………それでも大切なのは、今ここにいる貴方だよ。
だから、解かすよ。……うーん、でも、やっぱり、さっき拾ったこの子は…」

信濃「一振りくらいなら、取っておいてもいいんじゃない?
そいつが居たって、大将の一番は俺でしょ?」

審神者「……うん、じゃあ、お言葉に甘えてもうちょっとだけ…。
……信濃って秘蔵っ子だけど、秘蔵されたままは嫌なんだよね?」

信濃「んー…うん、一人ぼっちでしまわれて、忘れられちゃうのは寂しいし」

審神者「わかった。じゃあ、この信濃は傍に置いておく。寂しくないように」

信濃「……大将って、ほんと変な人~。
でも、そういう変な大将、俺は好きだよ。
だから、秘蔵しないで、俺の事はじゃんじゃん使ってよね。
絶対に役に立つからさ」

審神者「勿論だよ、極になる前もすごく頑張ってくれていたし。
信濃には期待してるんだから、いつまでも使わせてね」







2017年05月02日

鶴岡遠征前日


審神者「明日はいよいよ信濃に会いに行く日だよーー!!!」

信濃「大将、すごく嬉しそう」

審神者「嬉しいよ!去年の絶望があるから余計に!!
空いてるって噂だし、ゆっくりじっくり見られるかも。
早く行きたいよー、今すぐ行きたいよー!!」

信濃「今からじゃ電車も新幹線も夜行バスもないよ、大将。
それに、何の計画も立ててないんでしょ?
今からでも動きを考えた方がいいんじゃない?」

審神者「考えようにも、コラボ店の地図が出てないから何処なのかさっぱりわからないし。
下手にグーグル先生に聞くと長林寺の悲劇が繰り返されそうだし、現地の状況と時間を見ながら考える。
っていうか、信濃のコラボ店少ないね」

信濃「切国の足利と比べないで。
あそこは気合いの入れ方おかしいもん。
コラボ店、ものすごい数あったんでしょ?」

審神者「うん。ある意味、まだコラボ続いてるしね(笑)
…このさー。※土日10食限定ってどういう意味なのかな?
土日に10食だけ提供するってこと?それとも土日は10食しか提供しないってこと?
どっちの意味なのかによって、状況がかなり変わっちゃうんだけど……。
お願いだから詳細を書いてほしいなぁ……」

信濃「うーん、俺もコラボのことはよくわからない、ごめんね」

審神者「うぅん、メインは信濃を見に行くことだし、信濃が見られればそれでいい。
でも、何処も営業時間短いな…ほとんど11時から2時まで……。
行けるかなぁ…間に合うかなぁ…ご飯提供されないコースだから、夜ご飯と朝ご飯を確保したいんだけど…。
到着が10時18分頃で、そこから博物館へ移動して十数分?さらに並んで信濃を見て、グッズを買って茶室的なところでお茶を頂いて……多分、これで12時か下手すると1時過ぎちゃう気がする。
んー…できればコラボ店でご飯食べて、コラボ店のパン屋さんで夜ご飯と朝ごはんを確保できれば理想なんだけど…。
…………まあ、なんとかなるよね、うん!」

信濃「あはは、なんだか鯰尾兄さんみたい。
いや、兄さんはこんなに無計画じゃないけどさ。
あっちで会えるの楽しみにしてるから、無事に鶴岡の俺の所まで来てね」

審神者「うん!信濃の懐に飛び込みに!!」

信濃「えぇ!?俺が飛び込まれちゃうの?」

審神者「それくらいの心意気で行く(笑)
途中で死んだら化けてでも会いに行くから、安心してね」

信濃「それ何の安心もできないよ、大将」








2017年05月04日

秘蔵っ子の懐へ 鶴岡、荘内遠征 其の一 おみやげ

審神者「みんなぁ~たっだいまぁ~【おみやげ】ヽ(審>∀<)ノ【おみやげ】」

岩融「おお、帰って来たか。
これはまた、随分と買ってきたなぁ。
小さな主には重かろう、俺に貸すと良い」

審神者「ありがと、岩融。
重さ的には大丈夫なんだけど、ずっと肩で持ち続けてたから左肩がちょっと疲れちゃった」

岩融「これでちょっととはなんとも逞しい。
遠方へ立ったと聞いていたが、無事に帰ってきたようで何りだ。
此度もまたいつものあれをやるのであろう?」

審神者「答えは勿論、「はい」と「イエス」と「集まれ刀ども!!(槍も含む)」だよ、岩融」

岩融「がははは、承知した。
それでは早速呼ぶとしよう。
……集まれ、刀ども!!!
我らが主の遠征報告がはじまるぞ!」




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2017年05月04日

秘蔵っ子の懐へ 鶴岡、荘内遠征 其の二


歌仙「しかしまた沢山買ったねぇ…。
いったい今回はどれだけ散財したんだい?」

審神者「わかんない。
諭吉さんは影分身の術を使った後に変化の術で野口さんに化けてるから、多分、お財布の中にいるの諭吉さんなんだと思う」

燭台切「わけのわからない現実逃避をしていないで、いい加減、金銭の管理をしっかりしてよ。君、一人暮らしなんでしょ?」

博多「まったく…光忠の言う通りばい。
次の主人の誕生日にはみんなで家計簿贈るけん。
その首飾りみたいに大事に使ってほしか」

燭台切「なんなら、僕と博多くんで毎月チェックするアフターフォローもつけようか?」

博多「さすがは光忠!グッドアイディア!
この博多藤四郎、協力は惜しまん!」

審神者「やめてくださいお願いします。
普段はすごく節約してるんだよ!お菓子滅多に買わないし、飲み物もほとんど水だし!
それに、ほら、後悔したくないじゃん…?
山形なんて次いつ行くのか、そもそもまた行くのかさえ分からないんだしさ!
買わなくて後悔するより、買って幸せな気分で帰って来た方がいいじゃん!!」

五虎退「あ、主様、兄さんのこのクッキーすごく美味しいです。
主様もおひとつ食べてみてください、まだ食べていないんですよね?」

審神者「ありがと、五虎退、1個頂く。
……何これ超美味しい…もう一袋荷物が増えてもいいからもっと買えば良かった…」

安定「結局、後悔してるじゃん」





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2017年05月04日

秘蔵っ子の懐へ 鶴岡、荘内遠征 其の三


後藤「いや、大将。
それ、ワゴンの機動力じゃなくて……」

秋田「主君のコミュ力の問題ですね」

審神者「秋田くんの衝力が凄まじいよ…」



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2017年05月04日

秘蔵っ子の懐へ 鶴岡、荘内遠征 其の四


審神者「何処から新潟で何処から山形だったのかは分からないけど、のどかで自然豊かだったよ。
山がすごく沢山あって綺麗だったのと、海があったんだよ!!海が!!!
しかもね、本当にすごく綺麗でこの世の全てが海なんじゃないかってくらいすっごく広くて青くて、水平線があってすごかった!!!
こう…海に、岩があってね!
私、あんな光景ウィンドウズのピクチャの中に入ってるデスクトップ画像でしか見たことなかったから!もうホント感動!!」

不動「出たよ…うぜー埼玉県民…」

乱「海のない所に住んでると人間ってこうなっちゃうんだね」

浦島「けど海って綺麗だし、俺は主さんの気持ちわかるなー」

審神者「ありがとう。
浦島くんなら日本沈没って映画のラストで埼玉県に海ができて感動した私の気持ちわかってくれる?」

浦島「いや、ごめん、それはちょっと分からない」





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2017年05月05日

秘蔵っ子の懐へ 鶴岡、荘内遠征 其の五


審神者「結論、向こうから話しかけてくれるのは名古屋の運転手さんだけ。
でも、会話はなかったけど愛想は東京と比べたらいい感じだった」

蜻蛉切「そういえば…先日の徳川美術館もタクシーで行かれたのですか?」

審神者「あ、そっか。
あの時はみんなの反応が面白すぎて詳しく話さなかったもんね」

歌仙「面白すぎて、だと…?
こっちは君の突拍子もない行動のせいで大変だったんだからな」

審神者「ごめんごめん、心配して頂けて大変嬉しかったです。
蜻蛉切の質問に答えると…その通り、行きも帰りもタクシー使ったの。
そしてどっちも運転手さんが話しかけてくれて、また名古屋の面白い話聞かせてくれてさ。
特に帰りの運転手さんはすっごく愛想良くて面白かった。
タクシー乗って行き先つげた次の瞬間に「刀見にきたんですか?」って言われてさ。
「わかっちゃいますか~?(笑)」って返したら「おひとりの女性はまず間違いなくそういう方ですから(笑)一人で来る方っていうのは熱心な方が多いですからねぇ、わかりますよ」って言われた(笑)」

数珠丸「そういう方…審神者ですね、わかります」

審神者「おい、三日月、数珠丸にこういうネタ教えるなって言ってるでしょ?」

三日月「俺は何も教えてなどいない。数珠丸殿が勤勉なだけだ」




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目次


審神者

 桜之姫

審神者:桜之姫
初期刀:歌仙兼定
初鍛刀:秋田藤四郎

本拠:山城国
就任日:2015年8月15日

説明

✿この記録と桜之本丸について✿
この物語は刀剣乱舞において一審神者である私の体験と主観に基づいた記録です。
記録をはじめた当初は刀剣乱舞への理解も浅く今となっては過去の自分に言いたいことが山ほどありますが、その積み重ねで今の私がある、私が刀剣乱舞と共に在った確かな時間を記したものとして過去の未熟な点も受け留めて頂けたら幸いです。
自己の記録として綴ってはおりますが、完全に刀剣乱舞と別物とは考えていません。
しかしそれは私の記録は真の刀剣乱舞の一部だと断じるものではありません。
星型が夜空に煌めく本物の星の形をしていなくても地上で星と認識されるように。
心がハートの形をしていなくてもハートは心と認識されるように。
星を見て星型を作るように、心を想いハートの形にするように。
刀剣たちが語ってくれる刀剣乱舞を見て感じて体験して想い、それを私なりに考え私の主観から見えるその情景を形にしたもの。
それが私の本丸記録です。
星型もハート型も「それは星じゃない」「それは本物の心じゃない」と言えるでしょう。
それと同じように私の記録も「それはあなたの本丸であって刀剣乱舞じゃない」というご指摘は真理です。
その真理を受け留めた上で「私の本丸は私の本丸だから私の好きに解釈して良い」という捉え方ではなく、「私の本丸に刀剣乱舞を求めたい」という願いで私はこの記録を綴っています。 この記録はそんな私の彼らへの私なりに真剣な想いを形にして綴っている記録です。
未熟な点も至らぬ点も、敬ってくれる彼らに甘えることも、窒息しない程度に緩くやっている部分もありますが、私が何より敬い尊重するのは刀剣男士と彼らが語ってくれる刀剣乱舞という物語。 彼らへの愛と忠誠を誓い、そんな彼らと共に在る私の日々を私の主観で記録します。

✿刀剣男士について✿
当本丸記録で描かれている刀剣男士は審神者である私が解釈し扱うことで刀剣乱舞という物語外の動きをします。 刀の心が光を当てなければ人の目には見えない月ならば、刀剣乱舞はそんな月に光を当てて目に見えるようにした三日月。
私が照らす彼らはその暗闇に光を当てた時の姿。
それは三日月ではないけれど、同じ月で、三日月(『刀剣乱舞』)の為に時に欠けることを許します。
言葉とニュアンスで伝えるのは難しいですが、月のように光の加減で見える姿形は変わるけれど、月のように人にどう見えようと姿形が変わることなどないもの、ぐらいの感覚で受け留めてください。
この記録で語られている刀剣男士は、当然人間である私の主観が彼らに光を当てていますのでそういう姿形で見えるように浮かび上がります。
しかし、私は刀剣乱舞が私とは違う人間が光を当てた三日月が語る物語ということを重んじて大事にすると同時に、人がどう光を当てようと月は月であるという前提を重んじています。
それは私の記録では私の光が生み出す闇に隠れて見えないけれど、常にそれがあるという仮定を前提として彼らを扱っています。
刀剣乱舞という月と三日月たちを大事にした上で、それを別物私の物と捉えずに、私はあくまでも彼らを借りた上で主として自由に心を読み考え扱うことを許された存在であり、彼らという存在を図書館で借りた本のように捉えています。
それは借りた私が自由に使えるけれど、大事にしなければならない大切な借り物。
教科書の偉人の顔に落書きをするように楽しければ何をしてもいいという扱いをしたり、この本は好きだけどこの一言が気に食わないと修正液で塗り潰してなかったことにしたり、塗り潰した上に別の一言を書くなんて以ての外です。
私も最初は審神者の先輩方のほとんどがそういう扱いをしていてそれが正しいとされていたから、審神者は刀剣男士をそういう風に扱うべきなのかと思っていた時期もありましたが……。
長年審神者をやりながら考え続けた結果、それはおかしいという個人的な結論に至りました。
彼らは私たちの物じゃない、けれど私たちの物として扱うことを許された物。
それは自由に使うことが許されていても、図書館の本のように敬意を込めて大切に尊重して扱わなければならない。
そういった心持ちで、私は私の物として刀剣乱舞という物語を借りている私に敬意を払ってくれる刀剣男士たちを私も敬意と感謝を込めて取り扱えるように心掛けています。
私は刀剣男士たちを刀剣乱舞という物語が伝えたがっている心を考える為に使いたい、そしてそれをより多くの人に伝えてリスペクトできるように私の内面だけで処理すればいいこの記録を見える形にして残しています。
刀剣乱舞をご存知ではないお客様におかれましては、今後、審神者として就任することがありましたら、私や誰かの刀剣男士や今現在正しいとされていることに囚われず、あなた様の目と心で真剣に目の前の彼らと向き合って刀剣男士を顕現させて頂けたら幸いです。

✿桜之本丸の独自アイテム✿
・霊鏡
出陣中、審神者と刀剣男士との通信機としての機能が主な役割。令和・平成の時代で審神者がスマホから連絡を入れる際もこの霊鏡に繋がる。 本丸に数枚しかない為、基本的に近侍と第一部隊長が必ず一枚所持。 基本は審神者部屋に一枚、手入部屋に一枚、鍛冶場に一枚置かれているが誰かが持ち出すこともある。 連絡以外にも、時の政府への情報の送受信や戦闘データを解析しての誉の算出、戦場での地図確認、部隊の結成や刀剣男士の状態確認からスクリーンショットの撮影まで幅広い機能が搭載されていおり、動作速度などの性能は本丸に接続する審神者のパソコン・スマホのスペックと連動している。 大切な道具なので不具合があれば運営とこんのすけがメンテで直したりする。

©2015 EXNOA LLC/Nitroplus

三振り目

藤薙
三振り目の骨喰藤四郎。
名の由来は藤四郎と彼に似合う藤の花、そして元薙刀の薙刀直しを合わせて「藤薙(ふじなぎ)」。 グランブルーファンタジー~蒼天のえにし~で審神者が獲得した骨喰藤四郎の心を本丸で鍛刀した骨喰の依代を使い顕現させている。 顕現したばかりの頃、一振り目の骨喰に世話になった縁で彼とは仲良し。 憧れと尊敬の念を抱く一方で悪いところは自分の反面教師にしている。 その為か一振り目よりも精神的に大人で安定している面が目立つ。 しかし、それは一振り目がいてくれるからこそであり、自分が特別強いわけでも一振り目より優位だとも感じていない。 良い面も悪い面も、全部を含めて骨喰のことを理解し、同じ骨喰藤四郎だからこそ他者では理解できない部分まで正確に彼の心を把握している、そしてそれは自分に対する理解にも繋がり、それが己の弱さと戦う力になっている。 だからこそ彼は他の誰よりも、自分の弱さに呑まれそうな一振り目の骨喰藤四郎に幸せになってほしいと願っている。

紫電
三振り目の鯰尾藤四郎。
名の由来は「紫電一閃」「紫電清霜」という意味を込めて「紫電(しでん)」。 悩んだ末に引換所で交換した。初期刀以外で審神者がはじめて、そして唯一自分の意志で選び、手に入れた刀。 自身に宿るその意味を大事に、選ばれた刀として審神者を助けたいが、審神者が求める鯰尾藤四郎が自分ではなく一振り目だという矛盾に苦心している。 修行の果てに豊臣秀頼の自刃に使われたとされる説を自身の記憶として取り戻した。 極になっても気心知れない者に対しては相変わらず敬語と敬称を使って接し中々心を開かない。明るさの裏側で悩みも多いようだが、自分の今を精一杯生きるため日々頑張っている。同じ日に顕現した静形は彼の一番の仲良し。


二振り目

宗近
二振り目の三日月宗近。
蛍丸捜索時代に厚樫山で発見。
鶴永、国重と共に長い間、保管されていた。
二度刀解されたが、三度本丸に訪れたことにより顕現を許された

鶴永
二振り目の鶴丸国永。
蛍丸捜索時代に厚樫山で宗近のすぐ後に発見。
宗近、国重と共に長い間、保管されていた。

国重
二振り目のへし切長谷部。
名の由来は刀工の長谷部国重。
池田屋一階の最初のマスで入手したことにより、刀解されずに宗近、鶴永と共に保管されたていた。

骨噛
二振り目の骨喰藤四郎。
名の由来は骨喰の別名、骨噛み。
菖蒲と共に鍛刀された。

菖蒲
二振り目の鯰尾藤四郎。
名の由来は鯰尾造と似た菖蒲造。
骨噛と共に鍛刀された。

阿蘇蛍
二振り目の蛍丸。
名の由来は蛍丸があったと言われる阿蘇神社。
宗近(三度目)と共に厚樫山で発見。


映像記録

✿映像之記録✿

本丸での活動記録など
youtubeにて動画公開中。

舞桜

      翻译: