2017年05月01日
審神者「よく寝た…」
鯰尾「あれ?主…。
朝にこっちに来るなんて珍しいですね」
審神者「最近はいつもスマホからだったもんねー。
今日は時間あったから来たの、10時間寝たし」
鯰尾「それちょっと寝すぎ。
体調は大丈夫なんですか?」
審神者「んー…寝たのにぼんやり頭痛くて吐き気がする…。
あ、でもね、昨日のあの情緒不安定、女の子の日のせいだってわかった」
鯰尾「あー…なるほどね。
それで普段以上に落ち込んでいたんだ、納得」
審神者「昔はこんなに体調悪くなったり、ましてやちょっとした事で精神的に激しく沈んだりとかはなかったんだけど……。
いや、鯰尾を見に行けないっていうのはちょっとした事じゃないけども」
鯰尾「ちょっとしたことでしょう?もー」
審神者「あ、あとね、鯰尾」
鯰尾「ん?」
審神者「私、昨日、鯰尾のあの和菓子しか飲み食いしてないって気づいた(笑)」
鯰尾「はぁ?馬鹿ですか?」
審神者「ん?あれ?違う、遠征報告会の時に不動の柿ピー強奪して一袋食べた」
鯰尾「貴女ねぇ…じゃあ、こんな所に来てないで朝飯食ってください」
審神者「私の本丸をこんな所とは何事?
でも、もう15分しか時間ないから15分ここでごろごろしたらもう出るよ」
鯰尾「15分あったら簡単な物なら何か食べられるでしょう?
なんで本丸に来ちゃうんですか?」
審神者「食事はしなくてもなんとかなるけど、本丸がないと生きていけない」
鯰尾「主、それ、逆です」
審神者「あはは~。でも大丈夫、昨日、貴方と後藤に会えたから精神的にはすごく元気。
信濃に会うの楽しみだなぁ~、今日明日会計だから間違えないようにしないと…」
鯰尾「だったら飯食って頭がちゃんと働くようにしてくださいよ、もう…」
審神者「私の頭は働いていても働いていなくても能力に大差ないよ?」
鯰尾「お願いだから、そんなにきょとんとした顔で言わないでくれません?」
審神者「えへへ~、鯰尾~」
鯰尾「何?」
審神者「鯰尾大好きなの~」
鯰尾「あー、もう、はいはい、わかりました、寝惚けてるんですね。
わかりましたから、部屋へ行きますよ?
15分間だろうと、ちゃんと世話してやります、仕方のない主をね」
2017年05月01日
信濃が帰って来た日の出来事。
信濃入手後も大阪城地下へ出陣してもらっていたら、なんと信濃が極メンバーの中で誉を取り「これ、信濃なら35Lvでも江戸城内余裕なんじゃない…?」と感じ、江戸城内へ出陣させたところ、
誉取りまくる、中傷・重傷にならない、審神者が面倒くさくて外さなかった貴重な刀装(投石兵)を壊さないという三拍子をいつまでも続けてくれたので信濃に絶大な信頼を寄せて江戸城内へ行かせていました。
江戸城内
後藤「くそっ…退けねぇんだよ!」
信濃「修業してきたのにその程度?
俺よりずっと鍛錬積んでるなら、もっと活躍してよ」
後藤「うるせぇな……。
お前も中傷だろう…?」
信濃「あはは…そうだね、だけど問題ない」
信濃「信濃藤四郎の全力はここからだ」
審神者「何あれ、信濃かっこよすぎるんだけど。
っていうか、私の信濃はどうしてこうも強いの?
厚樫山でレベリングしていた頃からだけど、極になってさらに強くなってる……。
信濃カッコいいよー!男前だよー!!あとで奮発して直してあげるからねー!!
投石のことは気にしなくていいよー!」
秋田「(想像はしていたけど、また主君が信濃兄さん信濃兄さんって言うようになった…。
兄さんが強いのは認めるけど……僕だって…負けないのに……)」
信濃「勝ったけど、ちょっと疲れたね…」
審神者「信濃カッコイイよ、信濃カッコイイよ、信濃カッコいいよ!!誉!!!」
薬研「…後藤、格好悪いってさ」
後藤「んなこと、大将は一言も言ってねぇだろ!?」
愛染「けど、信濃が加わってからたじたじなのは事実だよな~(笑)」
前田「後藤兄さん、しっかり!」
平野「信濃兄さんと比較する必要はありません。
後藤兄さんは兄さんらしく強くなればいいと思います」
後藤「ったく、チビどもまで舐めやがって…。
おい、信濃!お前にゃ負けねぇからな!」
信濃「ん?そう?じゃあ、まずは俺と勝負できるくらい強くなってね」
後藤「ホント…うぜー…。
俺の方がレベル上なんだぞ」
信濃「だけど実力は俺の方が上」
後藤「くぅぅっ、その余裕なすまし顔、そのうち泡吹かせてやるよ」
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敵本陣
薬研「どうだい、大将?
後藤も信濃も、戦場育ちの俺にはまだ敵わねぇみてーだな。
ほら、じゃれ合ってないで帰るぞ」
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2017年05月02日
小夜「鯰尾…骨喰…」
骨喰「小夜…?珍しいな」
鯰尾「どうした?信濃が何か迷惑かけてる?」
小夜「いや…そうじゃない、そうじゃなくて……。
……僕には、どうすればいいのか分からないんだ…。
でも、このままじゃいけないと思う…。
だから…君達にお願いしたい」
骨喰「何の話だ?」
小夜「知らないの?……実は…3ヶ月くらい前からなんだけど…」
鍛刀部屋
(※拡大推奨)
鯰尾「 な に こ れ 」骨喰「どういう…ことだ…」
厚「大将がなー、解かさねぇんだ」
乱「もうここ入らないよ。
受取箱もいっぱいだし、どうするつもりなんだろうね、あの子」
三日月「そうだ、ここに徳川美術館を建てよう」
骨喰「俺は徳川美術館の物じゃない」
三日月「では、わくわく鯰尾ランドでどうだ?」
鯰尾「いえ、全然わくわくしませんから。
誰得ですか、その施設」
厚「大将得だろ?」
乱「だよねー。
もうこれは愛じゃなくて狂気を感じるレベルだよ」
骨喰「いったい、何振りあるんだ?」
厚「ざーっと数えただけだが、お前は40振りで…」
乱「鯰尾兄さんは288振り」
鯰尾・骨喰「「
馬鹿(だろう?)じゃないの?」」
2017年05月02日
信濃帰還時、大阪城出陣後に鍛刀部屋へ
審神者「えぇっと…短刀はっと…あった。
信濃にね、見せようと思ってとっておいたの」
信濃「わぁ…どうしたの、この俺」
審神者「信濃を待ってた時に大阪城で拾ったんだ。
ほら、今、手入時間半減中だから、早い段階で手入して、その間は大阪城をまわったりしてたの。
信濃のこと考えながら30階へちょくちょく行ってたら、こんなに拾ってびっくりした」
信濃「俺も大将に会いたかったから、その想いが別の俺を大将の所に呼んじゃったのかもね」
審神者「だったら嬉しいけど、それだと解かし難いなぁ…」
信濃「俺のこと大切に想ってくれてるんだ、ありがとう」
審神者「…………それでも大切なのは、今ここにいる貴方だよ。
だから、解かすよ。……うーん、でも、やっぱり、さっき拾ったこの子は…」
信濃「一振りくらいなら、取っておいてもいいんじゃない?
そいつが居たって、大将の一番は俺でしょ?」
審神者「……うん、じゃあ、お言葉に甘えてもうちょっとだけ…。
……信濃って秘蔵っ子だけど、秘蔵されたままは嫌なんだよね?」
信濃「んー…うん、一人ぼっちでしまわれて、忘れられちゃうのは寂しいし」
審神者「わかった。じゃあ、この信濃は傍に置いておく。寂しくないように」
信濃「……大将って、ほんと変な人~。
でも、そういう変な大将、俺は好きだよ。
だから、秘蔵しないで、俺の事はじゃんじゃん使ってよね。
絶対に役に立つからさ」
審神者「勿論だよ、極になる前もすごく頑張ってくれていたし。
信濃には期待してるんだから、いつまでも使わせてね」
2017年05月02日
審神者「明日はいよいよ信濃に会いに行く日だよーー!!!」
信濃「大将、すごく嬉しそう」
審神者「嬉しいよ!去年の絶望があるから余計に!!
空いてるって噂だし、ゆっくりじっくり見られるかも。
早く行きたいよー、今すぐ行きたいよー!!」
信濃「今からじゃ電車も新幹線も夜行バスもないよ、大将。
それに、何の計画も立ててないんでしょ?
今からでも動きを考えた方がいいんじゃない?」
審神者「考えようにも、コラボ店の地図が出てないから何処なのかさっぱりわからないし。
下手にグーグル先生に聞くと長林寺の悲劇が繰り返されそうだし、現地の状況と時間を見ながら考える。
っていうか、信濃のコラボ店少ないね」
信濃「切国の足利と比べないで。
あそこは気合いの入れ方おかしいもん。
コラボ店、ものすごい数あったんでしょ?」
審神者「うん。ある意味、まだコラボ続いてるしね(笑)
…このさー。※土日10食限定ってどういう意味なのかな?
土日に10食だけ提供するってこと?それとも土日は10食しか提供しないってこと?
どっちの意味なのかによって、状況がかなり変わっちゃうんだけど……。
お願いだから詳細を書いてほしいなぁ……」
信濃「うーん、俺もコラボのことはよくわからない、ごめんね」
審神者「うぅん、メインは信濃を見に行くことだし、信濃が見られればそれでいい。
でも、何処も営業時間短いな…ほとんど11時から2時まで……。
行けるかなぁ…間に合うかなぁ…ご飯提供されないコースだから、夜ご飯と朝ご飯を確保したいんだけど…。
到着が10時18分頃で、そこから博物館へ移動して十数分?さらに並んで信濃を見て、グッズを買って茶室的なところでお茶を頂いて……多分、これで12時か下手すると1時過ぎちゃう気がする。
んー…できればコラボ店でご飯食べて、コラボ店のパン屋さんで夜ご飯と朝ごはんを確保できれば理想なんだけど…。
…………まあ、なんとかなるよね、うん!」
信濃「あはは、なんだか鯰尾兄さんみたい。
いや、兄さんはこんなに無計画じゃないけどさ。
あっちで会えるの楽しみにしてるから、無事に鶴岡の俺の所まで来てね」
審神者「うん!信濃の懐に飛び込みに!!」
信濃「えぇ!?俺が飛び込まれちゃうの?」
審神者「それくらいの心意気で行く(笑)
途中で死んだら化けてでも会いに行くから、安心してね」
信濃「それ何の安心もできないよ、大将」
2017年05月04日
審神者「みんなぁ~たっだいまぁ~【おみやげ】ヽ(審>∀<)ノ【おみやげ】」
岩融「おお、帰って来たか。
これはまた、随分と買ってきたなぁ。
小さな主には重かろう、俺に貸すと良い」
審神者「ありがと、岩融。
重さ的には大丈夫なんだけど、ずっと肩で持ち続けてたから左肩がちょっと疲れちゃった」
岩融「これでちょっととはなんとも逞しい。
遠方へ立ったと聞いていたが、無事に帰ってきたようで何りだ。
此度もまたいつものあれをやるのであろう?」
審神者「答えは勿論、「はい」と「イエス」と「集まれ刀ども!!(槍も含む)」だよ、岩融」
岩融「がははは、承知した。
それでは早速呼ぶとしよう。
……集まれ、刀ども!!!
我らが主の遠征報告がはじまるぞ!」
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安定「ビックリした。明日帰ってくるんじゃなかったの?」
審神者「その予定だったんだけどね、途中で変更したの。
はい、これ今回のお土産」
三日月「主よ、
誰が土産でゼルダのダンジョンを作れと言った」
審神者「作ってないし!これのどこがゼルダのダンジョン!?
あ、こら、同田貫!信濃の顔を破いて開けようとしない!」
同田貫「は?いいだろ別に中身が食えりゃ」
審神者「ダメなの(主命の言霊を込めて)」
同田貫「ったく、面倒くせぇな…ん(信濃のクッキーを御手杵に押し付ける同田貫)」
御手杵「ん?(同田貫にクッキーの箱を渡され首をかしげる御手杵)」
同田貫「俺は器用じゃねーから頼むわ」
御手杵「いやいや、俺だって器用じゃないし!」
同田貫「得意だろ?」
御手杵「え?…あー、そうか!
わかった、
上から突くぜ」
獅子王「ちょっと待ったー!!!
それ、中のクッキー砕けるだろ!?
まったくお前らは……ほら、貸せよ俺が開けてやる」
包丁「早く早くーおっかし~、おっかし~」
今剣「ぼくら、あんまりまてなんです。
はやくあけてください、おじいちゃん」
獅子王「誰がお爺ちゃんだと!?」
小烏丸「ふふふふ、ほれ、子らに言われておるぞ、爺」
獅子王「お前にだけは爺って言われたくないんだが…」
審神者「あぁ…やっぱり本丸和むわ……」
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2017年05月04日
歌仙「しかしまた沢山買ったねぇ…。
いったい今回はどれだけ散財したんだい?」
審神者「わかんない。
諭吉さんは影分身の術を使った後に変化の術で野口さんに化けてるから、多分、お財布の中にいるの諭吉さんなんだと思う」
燭台切「わけのわからない現実逃避をしていないで、いい加減、金銭の管理をしっかりしてよ。君、一人暮らしなんでしょ?」
博多「まったく…光忠の言う通りばい。
次の主人の誕生日にはみんなで家計簿贈るけん。
その首飾りみたいに大事に使ってほしか」
燭台切「なんなら、僕と博多くんで毎月チェックするアフターフォローもつけようか?」
博多「さすがは光忠!グッドアイディア!
この博多藤四郎、協力は惜しまん!」
審神者「
やめてくださいお願いします。普段はすごく節約してるんだよ!お菓子滅多に買わないし、飲み物もほとんど水だし!
それに、ほら、後悔したくないじゃん…?
山形なんて次いつ行くのか、そもそもまた行くのかさえ分からないんだしさ!
買わなくて後悔するより、買って幸せな気分で帰って来た方がいいじゃん!!」
五虎退「あ、主様、兄さんのこのクッキーすごく美味しいです。
主様もおひとつ食べてみてください、まだ食べていないんですよね?」
審神者「ありがと、五虎退、1個頂く。
……何これ超美味しい…もう一袋荷物が増えてもいいからもっと買えば良かった…」
安定「結局、後悔してるじゃん」
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朝は4時に起き、身支度をして大宮へ。
大宮から新幹線で新潟へ行く最中、スマホで本丸を覗いていた時の出来事。
愛染「あっはは、+0だったな」
信濃「…あぁ…これキツイんだよね…」
審神者「信濃、元気出して。
一昨日は生存+1で昨日は偵察+1だったからまだ順調だよ」
信濃「ねー、大将、折角これから俺を見に来るんだからさ。
今回は特別に畑当番を免除してくれない?
ほら、あの時と違ってステータスがMAXじゃない極短刀はいっぱいいるし」
審神者「うん、今日も明日も信濃が畑当番だよ、頑張ってね」
信濃「……そうだよね、
知ってた…」
愛染「元気出せよ、信濃!!
お前の畑当番はまだまだこれからだぞ!
ってことで、オレはこれで休みー!
主さん、次の当番は信濃と誰だ?」
審神者「んーっと…薬研と小夜くんを底上げしたいけど……。
でも、あの二人ばっかりじゃ可哀想だし…………」
信濃「お願い大将、その慈悲の一欠けらだけでもいいから俺に頂戴」
愛染「主さんに気に入られたんだ、諦めろ(笑顔)」
小夜「……………。
いいよ、畑当番くらい…。
飢饉が起きたら、売り飛ばされてしまうかもしれないからね…」
信濃「あれ?小夜、いたの?」
小夜「出陣があるかの確認だけって思ったんだけど…」
審神者「軽傷の子を一通り直した後に少し頼む予定。
でもそんなにたくさんはお願いしない。
……畑当番、頼んじゃっていいの?」
小夜「うん、どうせもうすぐ、僕は終わりだし。
それが貴女の願いなら……」
審神者「ありがと、じゃあ、今日一日、信濃とよろしく」
さくせん→でんちたいせつに だったので、基本は外の景色を見ていました。
名古屋に二回行ったから、新幹線にはさすがに慣れましたよ。
車内販売のワゴンには未だに怖くて声かけられないけどね!
っていうか、車内販売のワゴンのお姉さんの機動力やばくない?
「今度こそ声をかけるぞ…今度こそ声をかけるぞ…」って思ってるうちにいなくなっちゃってるんですけど!?
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2017年05月04日
後藤「いや、大将。
それ、ワゴンの機動力じゃなくて……」
秋田「主君のコミュ力の問題ですね」
審神者「秋田くんの衝力が凄まじいよ…」
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生まれてはじめて新潟に来ました。
新潟駅はそんなに歩いたわけじゃないけど、東京の大迷宮とか渋谷の不思議なダンジョンに比べたら全然迷わない。
ゴールデンウィーク中だからなのか駅員さんが「〇〇はこちらですー」って大きな声で案内していたから道を聞く必要もなくてスムーズに乗り換えができました。
審神者「特急…特急……。
……あ、これ…新幹線みたいに中にもう一つ改札があるわけじゃないんだ…。
どうしよう…切符一枚入れなかった…………。
………うーん…まあ、なんとかなりますって!…うん、これホント魔法の言葉」
鯰尾「前向きなのはいいけど、その魔法は用法用量を正しく守って使ってくださいね?」
審神者「大丈夫、どうにもならなくなった時は「死ななきゃ安い!」って言うから」
加州「ほら、長谷部、アンタのせいだよ?責任持ってくれない?」
長谷部「ああ、責任を持ってどこまでも付き従うさ」
審神者「そんな長谷部が大好きだよ。
死んでもいつか来世で迎えに行くから、待っててね!…なんて言ってみたり」
長谷部「……待てと言うのなら、いつまでも。
迎えに来てくれるのであれば。
例えそれが何百年、何千年と先だとしても待ち続けましょう」
審神者「(どうしよう、遠征帰りのだだ上がりテンションのノリで軽やかに長谷部の地雷踏んだ。
お願い長谷部、そんなに切ない笑顔で私を見ないで…!
あぁもう…意地でも来世で迎えに行かなくちゃ…!!!)」
新潟→鶴岡へ
審神者「わー、田んぼだらけ…さすが新潟…。
いつも美味しいお米をありがとうございます(ぺこり)」
信濃「そわそわするな~、もうちょっとで大将に会えるんだ」
審神者「まだここから2時間ぐらいかかるみたいだけどねー……。
……っていうか、信濃、畑当番は?」
信濃「近侍の仕事の方が優先でしょ?
それに心配しなくても、大将からの連絡がない時にちゃんとやってるから安心して」
審神者「ならいいけど……。
けどさー、信濃ー」
信濃「ん?」
審神者「決めてたわけじゃないけどさー。
私、他の子達見に行った時はいつもその日は一切会わないで、現地で感動の対面をしてたんだよ?
なのにどうして貴方は普通に朝会いに来て、普通に近侍やって、普通に道中こうして傍にいるの?」
信濃「だって霊鏡越しでも大将の傍にいたいし。
…それに、見守るって決めたから。
だから見守らせてよ。
大将がどんな旅をして、どんな顔して、どんな気持ちで俺に会いに来てくれるのか。
そりゃあ、会わないでいた方が、あっちで会った時に感動はするかもだけど……。
でも、いいじゃん、こういう対面もさ」
審神者「……そうね。
うん、そういうのも、悪くはないか。
じゃあ、道中よろしくね、信濃」
信濃「うん。こちらこそ、道中よろしく」
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2017年05月04日
審神者「何処から新潟で何処から山形だったのかは分からないけど、のどかで自然豊かだったよ。
山がすごく沢山あって綺麗だったのと、海があったんだよ!!海が!!!
しかもね、本当にすごく綺麗でこの世の全てが海なんじゃないかってくらいすっごく広くて青くて、水平線があってすごかった!!!
こう…海に、岩があってね!
私、あんな光景
ウィンドウズのピクチャの中に入ってるデスクトップ画像でしか見たことなかったから!もうホント感動!!」
不動「出たよ…うぜー埼玉県民…」
乱「海のない所に住んでると人間ってこうなっちゃうんだね」
浦島「けど海って綺麗だし、俺は主さんの気持ちわかるなー」
審神者「ありがとう。
浦島くんなら日本沈没って映画のラストで埼玉県に海ができて感動した私の気持ちわかってくれる?」
浦島「いや、ごめん、それはちょっと分からない」
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審神者「右に山!左に海!
何このすごい光景…山伏の修行天国?
うわぁあぁ…こんなに綺麗な海が見られるのになんで私の指定席右側なの!!?
海ぃー!海が見たい!!!海見せてー!」
三日月「
そこの埼玉県民!大人しく黙って座っていろ!!!」
審神者「黙って座ってるじゃん…心の中でくらい叫ばせてよ…!」
信濃「あれ?三日月?どうしたの?
大将になんか用?」
三日月「いいや、近くを通りかかったから様子を見に来ただけだ。
どうだ主、旅路は順調か?」
審神者「うん、すごく順調。
ただ新幹線からだけど、トンネルが多くて通信が途切れ途切れになっちゃうんだよねぇ…。
まあ、外の景色が綺麗だし、知らない所を見るのは好きだから退屈はしないけど。
鶴岡…もうすぐかな………」
信濃「きっともうすぐだよ。
あとちょっとで会えるね、大将」
三日月「弘道館…徒歩8分……うっ、頭が……」
信濃「………大将、致道博物館、何処にあるかわかるよね?」
審神者「うん、わかる、大丈夫だよ。
駅から右斜め上でしょ?」
信濃・三日月「「…ぁ(察し)」」
審神者「何、その反応?
タクシー乗るし大丈夫だよ」
信濃「近くで止まるバスあるよ?」
審神者「私、水戸での一件以来バスは信じていないから。
信じられるのはタクシーと自分の足だけ」
三日月「徒歩8分の弘道館へ行くのに1時間をかけたお前の足は信じられんぞ」
審神者「だから安全性を重視してタクシーなんだよ。
空いてるって噂だし、静嘉堂文庫の時みたいにタクシー全滅ってことはないと思うけど……。
名古屋みたいな運転手さんだといいなー…まー、連れて行ってもらえるのならそれでいいけどねー」
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2017年05月05日
審神者「結論、向こうから話しかけてくれるのは名古屋の運転手さんだけ。
でも、会話はなかったけど愛想は東京と比べたらいい感じだった」
蜻蛉切「そういえば…先日の徳川美術館もタクシーで行かれたのですか?」
審神者「あ、そっか。
あの時はみんなの反応が面白すぎて詳しく話さなかったもんね」
歌仙「面白すぎて、だと…?
こっちは君の突拍子もない行動のせいで大変だったんだからな」
審神者「ごめんごめん、心配して頂けて大変嬉しかったです。
蜻蛉切の質問に答えると…その通り、行きも帰りもタクシー使ったの。
そしてどっちも運転手さんが話しかけてくれて、また名古屋の面白い話聞かせてくれてさ。
特に帰りの運転手さんはすっごく愛想良くて面白かった。
タクシー乗って行き先つげた次の瞬間に「刀見にきたんですか?」って言われてさ。
「わかっちゃいますか~?(笑)」って返したら「おひとりの女性はまず間違いなくそういう方ですから(笑)一人で来る方っていうのは熱心な方が多いですからねぇ、わかりますよ」って言われた(笑)」
数珠丸「そういう方…審神者ですね、わかります」
審神者「おい、三日月、数珠丸にこういうネタ教えるなって言ってるでしょ?」
三日月「俺は何も教えてなどいない。数珠丸殿が勤勉なだけだ」
≫続きを読む
鶴岡駅
審神者「鶴岡市!とーちゃくっ!
やっと着いたぁ~、えぇーっと…出口出口…一か所だけ?
あっちのあそこでいいのかな……?
………………ハッ!!?」
反対のホームでたなびく信濃の旗!!!
審神者「信濃ぉぉー!!!」
(↑写真は帰りにゆっくり撮ったやつ)
審神者「信濃、信濃、信濃!
なんで貴方駅の中にいるの?
あの山姥切国広でさえ駅の中にはいなかったよ、ねえ、なんで?
うわー、信濃だ、信濃ー!今、会いに行くよ信濃ー!」
改札を出た所で駅員さん達が帰りの時刻表を配っていました。
帰りに関してはほぼノープランだったので、貰っておいた方が良かったのかもしれませんが。
そんなことより信濃に会いたいんだよ!致道博物館は何処だオラァ!なテンションになっていたので、「まあ、なんとかなりますってー」の魔法で時刻表を貰わずタクシー乗り場へ。
二子玉川の時と違い、出てすぐ左側にタクシーが止まっていて発見しやすいです。
目の前の右側の道路にあった信濃の旗に感動しつつ、早速開いてるタクシーに乗り込み「致道博物館までお願いします(`・ω・´)」と伝えました。
徳川ミュージアムの帰りにタクシーが一台もなかった教訓を活かし、なんとなぁ~く方角を覚えながら致道博物館へ。
時間は10分もかからない感じだったと思います。
タクシー代は690円だったか50円だったか…それくらい。
鯰尾の2000円以上に比べればとてつもなく安いです。
審神者「(この掘り…もしかして、ここが荘内神社…?
ってことは…あそこを曲がると致道博物館…?
わー、想像してたよりずっと近い…!
すぐそこに信濃が……顔がにやけないように頑張らないと……)」
審神者「(ちょwwww待ってwwwww何、この旗wwwwww
待ってwwww聞いてないwww山姥切国広の時でもこんな風に取り囲んでなかったwwww
ホント待ってwww何これwwww致道博物館が完全に信濃に包囲されているwwww
くっそwwww私の努力返せwwwwwwこんなの突然見せられたらにやけるわ!!!wwww)」
落ち着け、クールになれ、信濃に惑わされるな…と必死に心を落ち着かせ、なんとか代金を支払い降車。
いよいよ、致道博物館へ入館です。
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