2021年12月01日
審神者「昨日のメンテ中にセッティングしたの。
活撃ぶりに押し入れからテレビを出して、もちーずを並べて、縦にしまっていたPS2を横上段に移動させてPS3も含めてケーブル全部引っこ抜いて収納してスイッチ特化布陣にした」
骨喰「そこにその数を並べると威圧感がないか?」
審神者「うん、ちょっと。刀剣乱舞無双やる時はモーゼのもちになってもらうかも」
鯰尾「スイッチ買ったんだねー。 紫とピンク?」
審神者「悩んだけど、これが一番好みの中でマシな組み合わせだったから。
赤と紫で鯰尾と骨喰カラーにしたかったけど、ネオンレッドが全く鯰尾の赤じゃなくて、届いて見たら紫も発色良すぎてコレジャナイ……ピンクが汚いのは想定内だったけど……任天堂、センス悪くなったなぁー。
アドバンスはミルキーピンクもブルーもとっても綺麗でどっち買うか悩んで両方買うくらい魅力的だったのに」
鯰尾「ま、プレイできるなら色なんてなんでもいいじゃん。
……これ、外れるの?」
骨喰「壊すなよ」
鯰尾「壊さねーよ。 おお、取れた」
審神者「Wiiを忘れられない任天堂。
だけどこれは便利そう。 一応ね、プレイ環境とプレイ状況を色々想定して、必要そうな物も昨日揃えてきたの」
骨喰「充電器や備品なんかはこれに含まれているんじゃないのか?」
審神者「含まれてるけど、充電しながらプレイできないし、コントローラーが取り外しだから電池切れも想定されるし。
その辺をどうにかできる小物とあと保護フィルム買ってきた。
……保護フィルム選びは若干失敗したけどね」
鯰尾「そうなの? 主にしては綺麗に貼れてるよ?」
審神者「その点はフィルムが勝手に空気を抜いてくれてすごく良かったんだけど、色がね……。
ブルーライトカットの画面への影響が思ったより強くて滅茶苦茶緑が濃くなっちゃったの。
スマホもブルーライトカットのやつ使ってるけど、こっちは目に痛い発色し過ぎな色だけを軽減してくれる感じで、全体の色彩の雰囲気はそこまで変わらないから、こういうのだと思って買ったらこの様よ……ここまで色が変わっちゃうと目への負担軽減以上にストレスが増加されるから完全に失敗した」
骨喰「パソコンみたいに、本体の色調を変更して調整できないのか?」
審神者「設定を探したけど明るさ調整しかなかった。
スマホのフィルムが良かったから買ったのがマジで大失敗だったわ。
なんで1000円近いフィルムが100円のフィルムに負けるんだよ」
鯰尾「主でも上手く貼れたって点では良い仕事した」
審神者「まーね。」
骨喰「テレビを出したということは、無双はテレビでやるんだろう?
ならそちらの画面の見辛さは大した問題じゃない」
審神者「場合によってはこっちでもやるし、それにほら、うみねこ買ったの」
鯰尾「うみねこってパソコンのゲームじゃなかったの?」
審神者「スイッチ版もあるの、中古で売ってたから買っちゃった。
1点滅茶苦茶気に入らない改悪があるけど、そこ以外はかなり原作の演出や魅せ方を大事にしてくれていて良いゲームよ。
ひぐらしのPS2版やその後の新しいやつも酷かったけど、うみねこの移植はガチでマジで良い。
ただ初見の人はEP1だけでも、何の情報も仕入れずに原作からやってほしいけどね、本当、EP1だけでいいから」
骨喰「スペードの国のアリスは?」
審神者「新品も中古も売ってなかった……。
実はね、前に2店舗覗いたら売ってたけど品切れだったんだよ。
それで入荷待ちしようと暫く待ってたら……新品品切れの箱さえ撤去されてた、2店舗とも」
鯰尾「あらら。 人気なんだね」
審神者「人気というより、入荷数が少なかったんだと思う。
ポケモンとかマリオは何処もかしこも腐るほど新品売ってるくせにさ!
まあ、でも、ハートとクローバーはそもそも普通のゲームショップじゃ入荷さえしてくれなかったから、スペアリがゲオで売っていたこと自体驚いたし、オトメイトと今は亡きクインロゼの力の差を思い知った。
まー、ダイアリ読んでからじゃなきゃスペアリ読めないし、またちょくちょく顔を出して中古で売ってないか探すよ。
なんだったらネットで買ってもいいし」
骨喰「買ったら教えてくれ。 一緒にやりたい」
審神者「ええ、そうね。 でも、まずはダイヤから、そして刀剣乱舞無双……。
テレビとスイッチも繋げてちゃんと映るようにしてあるし、充電しながらコントローラーを繋げるやつも買った。
いつでも来やがれ刀剣乱舞無双っヽ(審>Д<)ノ」
余談ですが、手元に届いてスイッチの画面でかっと思ってからの、電源をつけて画面小さっの衝撃がすごかったです。
あれだけでかくて重いのに、表示範囲が私のスマホの画面の横幅より1cmぐらい狭いってどういうこと……?
店頭の中古をケース越しに見て「これだけ大きいなら新しい方じゃなくて古い方で充分だな、重いの嫌だし」と思って買ったけど、これだったら新しい方の入荷を待った方が良かった……。
重さもコントローラー外しちゃえば関係ないしね……はぁ……。
保護フィルムといい、色々失敗した……。
2021年12月02日
祢々切丸「来たぞ、主」
審神者「いらっしゃい、祢々切丸。
朝早くから呼び出してごめんね」
祢々切丸「気にするな。 朝は早い方だ」
審神者「さすが。 早速だけど、近侍曲を聴かせてもらいたいの、お願いしていい?」
祢々切丸「うむ。 それが主の願いならば……。 いざ集い、奏で、叶えよう」
審神者「……わあ、いい感じだね、祢々切丸の曲」
鯰尾「祢々切丸の雰囲気的にもっと豪快な曲かと思ったら、意外に繊細な感じ」
骨喰「豪快ではないが、旋律が堂々としている」
審神者「うん、堂々としていてちょっと神秘的な感じが祢々切丸らしい。
曲調が途中で変わらない感じも逆に好印象だわ。
聴かせてくれてありがとう、祢々切丸」
祢々切丸「なに、これしきの事ならば容易い御用。
我が必要となったら、またいつでも呼ぶといい。
いついかなる時も主の元へ駆け付けよう」
2021年12月03日
次のループ
審神者「怒じゃないですか……、ラキオさん激怒じゃないですかw
絶対にさっきの件で滅茶苦茶機嫌が悪いですよね!?」
鯰尾「前回のループの記憶、こいつも保持してるだろw」
骨喰「ラキオに同情する……」
鯰尾「あの時のお前みたいだもんな」
審神者「……?」
鯰尾「もうだいぶ昔だけど、みんなで人狼やってたじゃん。
主抜きでもたまーにやってたんだけどさ。
その時、兄弟が占い師の騙りに出て、対抗の本物が俺でね」
骨喰「それ以上の説明はしないでくれ」
鯰尾「あははっ。 まあ要するに、兄弟がラキオみたいな可哀想な状況になっちゃったわけ」
骨喰「人狼なんてもう二度とやりたくない……」
審神者「ふふふ、そうなんだ? 私が狩人だったら例え骨喰が偽物でもずっと守ってあげるよ」
鯰尾「最悪、リア狂じゃん」
審神者「リア狂? せめて恋人と呼んで」
鯰尾「兄弟と主で恋人だったら俺が消されちゃう……」
骨喰「…兄弟のことは最後まで残してやる」
鯰尾「人狼なんてもう二度とやりたくないんじゃなかったのかよ」
骨喰「ああ、やりたくない。 仮定の話だ」
鯰尾「じゃあ俺、主と恋人やる」
審神者「きゅぅっ。 ……でも、私も生身の相手と人狼するの苦手だよ。
プレイヤーじゃなくてGMがいい」
鯰尾「そうなの? なんで?」
審神者「瞬間的な情報整理が苦手だから。 能力的に無理。
思考するゲーム性は好きだけど、プレイヤーとして参加しちゃうと弱すぎてゲームが破綻しちゃう。
嘘を吐くのも苦手だし……」
骨喰「俺も、嘘は得意な方ではない」
鯰尾「俺も嘘は下手なんだ」
審神者「ファンッ。 鯰尾は嘘をついている……」
鯰尾「ほらな。 直感3に見破られた」
審神者「自分の能力値に近い数値でパラメーター振ろうと思うと全部0になる……」
骨喰「0は言い過ぎだ。 カリスマとロジックと可愛げはある」
審神者「ファンッ。 骨喰は嘘を、」
骨喰「本当だ。 逆にあんたのステルスはこんなに高くないと思う」
鯰尾「うん。 主はよく喋るし目立つ」
審神者「それは私が主でここが本丸で、貴方たちが相手だからですぅー。
こういう真面目な話し合いだと慎重になって中々話せないよ、私。
……………それにしても」
審神者「さっきから、私の宙域にいるラキオのキャラが濃い」
せっかくスイッチを手に入れたから、やったことのないゲームも何かやってみようと思ってグノーシアを買ってみました。
どうぶつの森と悩みましたが、どうぶつの森は絶対に飽きるし鳥怖いし島作ったり服作るのもドット絵の技術がある人じゃないと上手く作れなくて楽しめないのをゲームキューブ版で実感していたので、博物館に興味はあったけどやめておきました。
グノーシアは動画をいくつか見て、メインストーリーは全部知っているのですが、どぶ森と違ってゲーム性自体がはじめてのゲームだから、気軽に人狼体験ができるだけでもやってみて損はないかな、どぶ森より安いしと思って選んだら……動画で見ているのと実際にやるのとでは全然違って、とても楽しめています。
じっくり考えれば長時間遊べて、設定次第ではさっくり遊ぶこともできるから、手入待ちの時間潰しにも丁度良さそう。
刀剣乱舞無双が発売されるまでの間、スイッチで何か遊びたいなって審神者さんにお勧めできる作品です。
2021年12月03日
審神者「それじゃふたりとも、近侍曲よろしく」
白山「ええ。 まずはどちらから」
審神者「うーん……。
白山の方が優しい音色だろうから、後がいい。
先に山姥切からで」
山姥切「俺からか。 では、ひとつご静聴頂こう」
審神者「あ、綺麗だね。
笛の音がそこはかとなく……、……」
山姥切「そこはかとなく、なんだい?」
審神者「そこはかとなく……、綺麗だね」
山姥切「は?」
審神者「上品で綺麗で山姥切らしい曲だと思うよ。
弦楽器の音色が綺麗…………うん!?」
鯰尾「和風テイストでまとまってると思ったら、突然のエレキ系の音色……」
骨喰「近侍曲ではよくあることだ」
審神者「集めている笛と琴と三味線と太鼓と鈴は一体何なんだろうね。
ありがとう、山姥切、綺麗だったよ。 じゃあ、次、白山」
白山「はい。 演奏、開始します」
山姥切「ほう、良い音色じゃないか」
審神者「割と想像通り。 ちょっと所々電子音っぽいのが白山らしいね」
白山「電子音……?」
審神者「うん、電子音と言うよりちょっと機械的な感じ」
白山「…………」
審神者「ぁ……ごめん、悪い意味じゃなくてね。
機械みたいに繊細で、正確に情報を処理していくような真面目で凛とした感じは白山の個性だと思うよ。
それでいて落ち込んだり悩んだりする心も持ち合わせているから、それがピアノの高音で雪が降り注ぐように表現されているのが全部合わさって白山らしくて綺麗」
白山「……そうですか」
山姥切「へぇ。 君も存外、評論ができるじゃないか」
審神者「万人基準の評価なんてのはできないけど、自分が感じたことを言うだけならいくらでも。
白山も、山姥切も、ありがとう。 とっても貴方たちらしい近侍曲だった。
またそのうち聴かせてね」
2021年12月04日
審神者「大抵のお話しって教訓があるじゃないですか、特に子供の絵本」
鯰尾「あるね」
骨喰「子供の本だと解説つきであるよな。
それがどうかしたのか」
審神者「教訓はいらない、教訓の解説はいらないとまでは言わないけど。
一つの物語の結果論を見せて「だからこういう事はいけないんです」「こういうことは正しいんです」ってテンプレートを作って、そのテンプレだけを子供に押し付けるのってあまり良くないと思うんだ」
鯰尾「…………。
それが正しい事だって認識で幼い頃に価値観が固定されちゃうと、相反する価値観の人がどういう考えや人生を経てその価値観を持っているのかを考慮せず、最初から「その選択でどうなるか物事を深く考えてない」とか「間違ってる」って否定して場合によっては見下して決めつける、そういう土台ができちゃうから?」
審神者「そう。 前提として役に立つ教訓って沢山あるよ。
北風と太陽とか、今でも時々思い出すし、とても合理的で平和的思考の良い教訓だと思う。
でもね、例えばオオカミ少年の「何度も嘘をついたら誰にも信じてもらえなくなる」を「だから嘘はいけない」って教訓で一方的に子供に解説するのは変。
だって、生きていれば人は絶対に嘘を吐くし、嘘の理由を考えないで「嘘はいけない」って決めつけるのは相手のことを何も考えていない、だからといって全人類に「一生嘘を吐かない」なんていうのは通用しない、会社や学校で嫌なやつと一緒に居なきゃいけない時に場を円滑にさせるために嘘を吐き続けるのはいけないことなの? それをしている人は、嘘がバレたら他人から信じてもらえなくなるの?
……人間は、嘘を吐き続けなきゃ共存できない。
それでも誰かの真実を理解して、本当の意味で一緒にいたいと願うのなら「嘘はいけない」って嘘を否定しちゃいけない。
真実で綺麗に共存できるのは心を持たない無機質な物だけ。
人が共存する為には嘘が包み込んでいる本当の心を考えて知って、理解しようとしなきゃいけない。
嘘で真実を隠して嘘からそこに宿る真実の心を理解してはじめて共存できる、人間とは実に面倒でややこしい生き物だから」
骨喰「オオカミ少年が嘘をついた理由は退屈で寂しくて誰かに構ってほしかったから。
嘘をついたら構ってもらえて、嬉しくてもっと構ってほしくて嘘を吐き続けてしまった……。
……そういうことだな」
審神者「そういうことです。
「嘘はいけない」の一言で少年の気持ちを何も考えずに、その行為をただ否定することを子供に教えるこの教訓はあんまりだと思う。
この教訓を知った子供が一生嘘をつかないなんてことはないし、その子の周りの子が嘘をつかないこともない。
オオカミ少年みたいな子に対して「嘘はいけないんだ!」「嘘をついたんだから当然の報いだ!」って言うような子供だらけになったら、現実までオオカミ少年と同じ、寂しさを解決できなくて誰かに助けてほしいけど、そんな自分の心に無自覚で理由もわからず偶然わだかまりの解決の方法を見つけてしまった子が周りに追い詰められて死んでいく。
それじゃ誰も救われないし、じゃあその子が嘘を吐かなければ良かったのかと言えば、その子が嘘を吐かなければ周りはその子にいつまでも無関心、その子は嘘を吐かずにどうしようもない寂しさを抱えて死んでいく。
自分の寂しさを自覚できれば解決策を探せるかもしれないけど、それを自覚できない人だって世の中にはいる。
自覚できないまま嘘をついて構ってもらえた嬉しさを知って、それに依存してしまう。
……私はこの話、嘘じゃなく周りの無関心が少年を殺したんだと思う」
鯰尾「嘘を吐き続けるのだって心があって、理由がある。
大事なのはそれを考えること……、主らしいね」
審神者「小さい頃の私は素直な子だったから、解説の「嘘はいけない」を信じたよ。
でも、私自身が嘘をつかなきゃ人に拒絶されるような性格の人間たし、色んな人の嘘も見てきたから……。
……昔読んだ童話の教訓を改めて色んな角度から考えてみると、変だな、おかしいな、一方的だなって感じるものも結構あった。
だけど、大人になってもそこを更新して考えないで「オオカミ少年でも嘘はいけないって書いてあっただろ」みたいに、相手のことを何も考えずに解説のテンプレを他人を否定する正論として型にはめてそのまま使っている人が結構多いように感じる」
骨喰「それで教訓を子供に押し付けるのはよくないと思ったのか」
審神者「うん。 物語を通して教えるのだとしてもね、もっと色んな状況や背景や主人公の立場の違いから生じる心の違いを複数描いて、何も考えずに教訓をただ実行した場合の失敗パターンがあることなんかも教えた方がいいと思うの。
例えば、オオカミ少年は嘘をつかずに真面目に働いて毎日をひとりぼっちで寂しく退屈に過ごしましためでたしめでたしって物語を見せたら「いや、死ななかったけど、こんなハッピーエンドはおかしい」って思って、じゃあ何がハッピーエンドなんだ、どうすればハッピーエンドになれたのかって考えるでしょ?
大人は子供に正解を与えたがるけど、子供には正解じゃなくて疑問を与えてもっと考えることを教えた方がいい。
大人がするのは思考に行き詰った時の手助けや、子供が正解を導き出した時にそれを聞いてあげて子供としてじゃなくて人としてその子に向き合って褒めたり自分の意見を述べたり、「じゃあこういう場合はどうするのがいいと思う?」って応用や次の課題を出してあげるくらいで充分。
いつだって大人は子供を見下し過ぎ、相手を「子供」だと思って「人間」だと思っていないから、目の前の相手を子供扱いをして人間扱いしない。
それを感じ取るから大人とはまともに会話ができないと子供は察して、大人に合わせて子供の振る舞いをするか大人に人間扱いしてほしくて大人みたいに振る舞う、それでも大人は子供扱いする、絶対に何が何でも子供は人間扱いされない。
……まあ、だから稀に人間扱いしてくれる大人がいると、そういう大人は人としても大人としても尊敬できたんだけどね」
鯰尾「実体験?」
審神者「うん。
未熟とか未熟じゃないとか人生経験の差なんて関係なく、人は人だと思うの。
子供相手だって一個人に対する尊敬と敬いの気持ちを忘れずに接する。
私に言わせれば不純異性交遊で子供は未熟で自己判断ができないから大人が悪いとか笑っちゃうよ。
子供だってそれが悪いことだとか危ないことだって判断はつくし、それがわからないほど馬鹿じゃない。
でも一部の馬鹿は後先考えないで場の感情に流される……けど、それって大人も子供も同じでしょ?
若い子側の責任でもあると思うのよね、ああいうの。
大人の方だけ一方的に責められる、大人の子供に対する認知の歪みに、子供の頃から納得いかなかった」
鯰尾「言いたいことはわかるけど、それは主が恋愛において認識の成熟が早かったからそう感じちゃうんじゃないの?
若い子なんて異性と遊びたい盛りで好きって感情さえあれば愛してるって誤解しちゃうような未熟な人間が多いよ。
若くなくたってそういうやつは多いし。
愛した一人以外とは遊びたくもないって潔癖な主が寧ろ奇行種なんだよ」
審神者「奇行種言うな」
骨喰「この話を続けると、また主殿が人間が嫌いという話に行き着く」
審神者「そーですね、私が人間を嫌いな理由の原点にして頂点はきっとそれですね」
骨喰「……それでもきっとあんたは、人を好きになりたいと思っている。
好きになりたいから何かを希望してしまう」
審神者「最悪ね。 それはつまり、好きになれないことの証明だもの」
鯰尾「無関心になろうよ。 俺と兄弟がいるんだからそれでいいじゃん」
審神者「うん、そう思ってる。 ……………」
鯰尾「……性分だね。
無理に理解して納得する必要もないと思うよ。
だってそれを理解できなくて、納得できないのが主だから。
俺は好きだよ、そんな奇行種な主が」
審神者「奇行種言うな」
骨喰「希少種」
審神者「イリオモテサニワ」
鯰尾「シン・ゴリラだろ?」
審神者「シンゴリは沢山いるよ!」
骨喰「沢山……いるのか?」
鯰尾「数で見たらそれなりにいそうだけど、全体数から見たら絶対に希少」
審神者「そうなのかな?」
骨喰「そもそもゴリラとシン・ゴリラの区切りの定義が俺には全くわからない」
鯰尾「どうなの主。 ゴリラとシン・ゴリラって何で区切られてるの?」
審神者「え……うーん……。
ふたつとも、他人から貰う称号?みたいなものだから、明確な区切りの定義はないと思うよ。
ほら、虎徹さんも「浦島に見えたなら浦島だ」って言ってたらしいじゃん、それと同じ。
ゴリラに見えたらゴリラで、シン・ゴリラに見えたらシン・ゴリラだ」
鯰尾「なるほど!」
骨喰「あんたはどっちに見えるんだろうな」
審神者「雛かな。 ぴよぴよ」
骨喰「カンストの極刀剣を揃えた、こんなに逞しい雛がいてたまるか」
ぴよぴよ。
2021年12月04日
審神者「
オトメぇぇえええええっ!!!!」
審神者「なんでだよオトメ……。
なんで私に味方してくれたんだよ……」
鯰尾「すげーいい試合だった。 初日に噛んだ百合子がドクターだったんだねぇ」
骨喰「SQが真だと思っていた。
まさかACだったとは……」
鯰尾「SQ視点、主以外のグノーシアが誰なのかまったく見当がつかなかったから、セツしかエンジニアが出なくて、その後にレムナンがドクターを騙ったからそれが真に見えて「やべえ、ここで出なきゃレムナン真セツ真でそのうち負けるじゃん」って思って出たんだろうね。
結果的にSQが騙らなきゃ、レムナンが誘導してセツが偽物で消された百合子か凍ったコメットが真だったって持っていけたかもしれないけど……SQ視点でそこまで察するのはまず無理だったから仕方ない」
審神者「SQのせいでレムナン吊られたのがマジで痛かったわ。
私は即真エンジニアほぼ確定のセツに調査されて2日目でグノ判定出されて、ククルシカにも嘘がバレて、レムナンが吊られた日にラキオも若干疑いかけられて……って最悪な状況で。
もう負けたと思って、「誰消せばいいのかわからないよぉー(´;ω;`)」ってラキオに泣きつきに行ったら「SQ消せばいいよ」ってアドバイスくれて、翌日「(よし、これで勝ち筋が見えたぞ!)」ってラキオが小声で励ましてくれて、ククルシカはラキオを信じていて、オトメは私と仲良しで、上手いことしげみちを誘導してジョナスを吊って……もう一度、ラキオがアドバイスくれそうだったから夜にるんるんでラキオに相談しに行って……」
審神者「守護天使いない設定なの完全に忘れていて、「守護天使まだいたのかよ!?」って驚いてたらラキオがセツに占われて、守り切れなくて、グノ判定出てる状態でひとりぼっち……。
だけどラキオが頑張ってくれたから、レムナンもエンジニアの時に騙りに出なかったってことは騙りなんてしたくなかっただろうにドクター騙りやってくれて……ここで私が諦めるわけにはいかない。
ラキオとレムナンの為にも、なんとかして勝つぞ。
このままだと私の嘘を見抜いているククルシカとセツに凍らされる。
かといってセツを噛んだら私がグノって確定しちゃうからセツは噛めない、オトメとは仲良しで夜しげみちに会いに行ったら比較的好印象だった、ここはククルシカを噛んで一か八かオトメとしげみちと一緒にセツを吊ろう」
審神者「って無茶な作戦が成功してセツの冷凍に成功して。
オトメが守られたってことは、セツはエンジニアだから守護天使はしげみちか。
最後に嫌なこと言われるの嫌だからオトメに会いに行こうってオトメに会いに行ったら満面の笑顔で「会いに来てくれて嬉しい、もっとお話ししたい」って言ってくれた翌日に……あたしはバグさんだから、消えてほしくなんかないのに消えちゃえばいいって考えちゃうからおやすみなさいするのって……」
審神者「なんでだよっ!!なんで私だけ生き残っちゃったんだよ!!
おかしいじゃん! 真濃厚のセツに初日に調査されて2日目にグノ判定貰ったんだよ!?
普通生き残れないじゃん!! ドクターが名乗り出た段階で「じゃあ吊って判定結果見よう」ってなるはずじゃん!
なんで……なんで私だけ……守ってくれたレムナンもラキオもオトメも消えて……なんで私だけが……」
鯰尾「主、泣いてる」
審神者「だって……。
オトメのこのイベント、動画で何度も見たことあったけど……。
こんなに辛くなかったよ……こんなに……こんなにオトメのことを、こんなに……。
うわああああ、オトメえええ!! ラキオ……レムナン……ついでにSQ……私、勝ったよ……」
骨喰「主殿のグノーシアを見ていると、セツは結構やらかすな」
審神者「そうね。 ラスト3人で、私とせっちゃんとSQで、せっちゃんがSQに『絶対に敵だ』を発動して「よし、勝てた!」って思った次の瞬間せっちゃんに疑い向けられて、「せっちゃんの中の配役とロジックどうなってるんだよ!?」って大混乱したわ。
毎回そういうのやらかして、時々投票先までやらかすのいつもせっちゃんだし。
せっちゃんロジック高そうでドジっ子よね。
動画で他の人のプレイ見ていた限り、別の宇宙のせっちゃんは全然ドジっ子じゃなかったんだけどなぁ……。
私の宙域のやらかしせっちゃん可愛い」
鯰尾「序盤に名乗り出た上で対抗なしで狼判定3出して負ける占い師は相当だよ。
ククルシカなんて初日に主の嘘に気付いてずっと議論でも投票でも敵対していたんだから、味方側なのはほぼ確実。
あの動きはどう見てもバグの可能性が低いはずなんだから、あそこでククルシカ占わなければ勝てたのに」
骨喰「オトメを占われて消されていたら終わっていたな。
しかし、ここまでもつれ込んだうえにまさか勝つとは思わなかった」
審神者「私の勝利ではないよ、これ。
オトメが自らコールドスリープしてくれて、ラキオが助言しながら励ましてくれたお陰。
ラキオを守ってあげたかったな……レムナンのことも……。
SQ? あんな真占いもどきのAC主義者はいらねえ!レムナンを返せ!」
骨喰「主殿は味方に優しいな。 あまり身内切りをしない」
鯰尾「敵対関係を演じてラインを断つのは頻繁にやるけど、吊られそうになると直接庇わない代わりに別のやつを疑って票を分散させて助け船を出すよね」
審神者「できればみんなで勝ちたいから。
勝てればいいゲームだし、実際の人狼でも個人じゃなくて自陣営の勝利を目指すゲームだけどね。
……それでも味方を守りたい気持ちは常に持っていたいんだ。
また別のループで会えたら、ここで守ってもらった分もオトメとラキオとレムナンを守りたいな」
2021年12月05日
愛染「やったぜ、主さん! ようやく畑当番終了だ!」
審神者「やったね、愛染くん」
いぇい 愛 >∀<)人(>∀< 審 いぇい
愛染「これで前線配置の機会が増えるんだよな? な!」
審神者「うん。 愛染くんは機動力も高いから、期待してるよ」
愛染「任せてくれよ。 冬の寒さも吹き飛ばす勢いで暴れてやるぜ!」
太鼓鐘「派手に戦する為に、俺もぼちぼちやらないとな。 主、次の当番は誰だい?」
審神者「んーとね……。
じゃあ、たまには気分を変えて鶴丸でも入れようか」
太鼓鐘「おっ、いいねいいね。 楽しい畑当番になりそうだ!」
愛染「鶴丸と太鼓鐘で畑当番……?
なんか……嫌な予感が……」
太鼓鐘「なんだよ愛染。 文句があるなら俺と代わってもう一度畑に戻るか?」
愛染「いやいやいや。 畑はそっちに任せた!」
太鼓鐘「ああ、任された!
冬の寒さに負けない恐怖の畑にしてやるぜ!」
愛染「……これ、大丈夫か主さん」
審神者「うーん……、多分」
2021年12月06日
審神者「ステラとジナを早々に失ったけど、レムナン様と共に勝てた……!」
骨喰「レムナンの潜伏、上手かったな」
審神者「うん。 マジで終盤までわからなかった。
百合子がシピ疑ってたから、一度再投票でステラに投票したのは百合子お得意身内切りで百合子がグノーシアかなと思ったけど、他の全員も念の為過去の投票先全部確認したら、レムナンがステラとジナに一度も票を入れてなくて尚且つ私に不利な言動を一度もしたことがなかったから、これは百合子かレムナンのどちらかだと思って、みんな入り乱れて疑い合っていたから、あわよくば私の嘘に気付いてる確実に人間のジョナスを凍らせたいな、グノーシア様が乗ってくれてもう一人入れてくれたら吊れる……ってジョナスに疑いを向けてみたらレムナンが票を入れてくれたのを見て「おっけぇええっ!把握!!」ってなったわ」
審神者「ここでグノーシア様を把握できたのは大きかった。
ジョナスを凍らせる以上の目的を達成できたよ」
鯰尾「嘘がバレた不利を逆に利用する主、格好良かったよ。
あそこまで自分を疑ってくるジョナスを怪しむってロジック的にまともだし。
突然蚊帳の外だった人間を疑い出すより流れが自然だった」
骨喰「レムナンは主殿がAC主義者だとわかっていたから、議論中の意図を察して投票で乗ったんだろうな」
鯰尾「しげみちは有能な守護天使だったのに、人間に勝手に疑われて凍らされて可哀想だったね」
審神者「マジで私もレムナンもしげみちに対しては一切何もしてなかったのに勝手に人間たちが吊ってくれたよね。
ここでしげみちが選ばれた時、敵ながら「なんでお前らしげみち吊ってんの!?」って思ったもん」
骨喰「しかし、百合子がしげみちではなくジョナスに入れてジョナスが凍っていたら、百合子とレムナンのどちらがグノーシアなのか判断がつかなくて危なかったかもしれない」
審神者「そうね。 初日でテンプレのようにラキオが凍らされて、2日目に嘘に気付かれたジナが凍って、3日目に人間だと言えに答えなかったステラが凍って……」
鯰尾「主、なんでラキオすぐ凍ってしまうん?」
審神者「スーパーでアイス買ってきたら最初に冷凍庫にしまうでしょ?」
骨喰「説明になっていない」
鯰尾「ラキオはアイスかよw」
審神者「グノーシアとガリガリ君あたりがコラボしてコールドスリープラキオ君ソーダ味とか売ってくれたら買うわ。
えっと……、なんの話してたんだっけ?
……そう、ジナはほとんどの人が嘘に気づいて吊られたんだって察したから迷わずグノ判定出したけど、ステラにグノ判定出すかどうかは悩んだの。
ジナのこと庇っていたし投票もしてなかったから、間違いなくステラはグノーシア様だと気付いてはいたけど」
鯰尾「あの時、なんで人間判定出したの?」
審神者「答えなかったってことは、嘘だと明確に気づいた人はいないから、この人間判定が直接私が偽の証拠にはならない」
骨喰「主殿、2日目の朝……」
審神者「
2日目の朝のことは忘れよう。敬愛すべきグノーシアのジナ様が気づいて下さったからいいんだよっ!!」
鯰尾「この日にジナ吊られたけどね」
審神者「ジナ様は嘘で人間を騙すことに心を痛められるお優しい方なのです……」
骨喰「さっきからどうしてAC主義者のていで語っているんだ」
鯰尾「ロールプレイってやつじゃね?」
審神者「話を戻すけど、ステラが人外で名乗らなかったのだとしても、バグで人間判定の可能性も全然ある段階だったし。
何より以前のあのループで、真にしか見えないAC主義者の騙りはグノーシアにとって脅威でしかない、だったら大人しく潜伏してろってSQが教えてくれたから、ここでグノ判定出しちゃうと人間視点「マジでどっちが真かわからねえ!!」ってなるけど、疑う余地のない正確な情報を人間側に与えてしまう、思考ゲームにおいて正しい情報以上に価値があるのは疑う余地のない情報。
ACの役目は人間に疑う余地を与えること。
要は議論中に目立って凍らされたくないグノーシア様に代わり、人間をミスリードすることが最大の役割。
ここでステラに人間判定を出せば人間側に色んな可能性と疑う余地を与えた上でグノーシア様にだけ「私が貴方様を信奉するAC主義者です!!」って伝えられる、それは自分を真に見せるよりもずっと有意義。
ってことでステラに人間判定を出して、議論の様子を見ながら守るべきグノーシア様が誰なのか探してた。
さすがにジナに人間判定出したら嘘だって自白してるようなものだからやらなかったけど、ステラはシピとの再投票になるくらいみんなもいい塩梅で半信半疑だったし。
おまけにその日、レムナン視点真確定のシピがわざわざ私を占ってくれて、バグじゃないことを確定させてくれたからね」
審神者「しげみちのお陰でシピは噛めなかったけど、しげみちがシピを守ったからこそ、シピの私への人間判定と私のステラ人間判定を聞いて、レムナンは「AC主義者を見つけた! この勝負、まだ勝てるぞ……!」って思ってくれたはず。
あの日、ラキオから貰った希望のバトンを、次元を超えて私はレムナンに渡すことができた……!」
鯰尾「そう言われるとちょっと感動の展開。
主も意外にちゃんと考えて判定出してたんだね」
審神者「意外とはなんだ」
骨喰「人間側最大の戦力であるはずのエンジニアと守護天使の力が敵に与してしまう可能性というのもあるんだな」
鯰尾「俺もはじめて見たや、こんなヤバイ展開。
……しかもここでシピが主を調べたのって元を辿れば、」
鯰尾「ここで主の嘘に気づいたから調べたんだよね?
演技力の低さが武器になることもあるんだ……」
審神者「言われてみれば……こうして航海日誌を見返すと、本当にすごい戦いだったんだ……」
骨喰「シピにレムナンが調査されていたら危なかった……」
審神者「そこはレムナン様の潜伏が上手すぎたよ。 議論の加減が本当に絶妙だった」
鯰尾「4日目の主の投票のお陰で動きやすかったのもあるんじゃない?」
鯰尾「これはどう見ても主とレムナン敵対してるもん」
審神者「ここはガチで私、「もしかして百合子がグノーシア様……?」って思ってレムナン吊ろうとしてたからね。
夜に百合子のところに行ったら「おまえは見所がある」って言われて「あ、やっぱり……?」って思って、でもまだ確信は持てなくて、その翌日に例のジョナスへの投票があり「レムナン様だ……。 このお方が、私が崇拝すべきグノーシア様だ!!!」って夜に駆けて行ったら「あなたのことを、信じていますから、僕を、裏切らないでくださいね?」って言われて「はい……!お守り致します、レムナン様……レムナン様ぁぁぁ……!」ってね。
けど、そっか、私がレムナン本気で吊ろうとしてたから、私を疑っている人視点でレムナンが白くなったんだ」
骨喰「どうして最後の再投票は百合子に入れたんだ?
この時点ではまだ百合子がグノーシアの可能性が高いと思っていたんだろう」
審神者「議論の様子的に、私がどう入れてもせっちゃんが吊られると思ったから。
百合子に入れればグノーシアの場合私とのラインが切れるし、レムナンがグノーシアの可能性も「ひょっとしてある……?」って再投票の時に疑ったから、その場合百合子に投票しておけばレムナンはセツに入れてるから私とのラインがちょっと切れるでしょ?
グノーシアが百合子でもレムナンでも、翌日への布石になるのはセツへの投票じゃなくて百合子への投票だと思ったのよ。
百合子グノの場合私とのラインが切れてる方が私を疑う三人を動かしやすくて票の誘導がしやすい、百合子が人の場合、同じように私に投票されたことでレムナンが人確定の百合子から白く見えるのは非常に好ましい。 オーケー?」
骨喰「……ああ。 見直した」
審神者「惚れ直したでもいいのよ。 ふふっ」
鯰尾「はじめてとは思えない見事なドクター騙りだった」
審神者「AC主義者にはご褒美ですっ!
あの日騙れなくて代わりに騙りに出て失ったレムナンを、騙りで守り抜けて良かったぁ……」
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おまけ
審神者:あなた私のことずっと疑って投票してますけど、ジョナス視点シピ真なら真エンジニアに人判定貰ってる私に投票し続けるのはどうしてですか?おかしくないですかー?乗員の一票は貴重ですよねえ?
ジョナス:……嗚呼、正に。私が投じる白き一票は穢れなくこの身の潔白を証明するだろう。
審神者:なんでグノーシアをコールドスリープさせようとしないんですか、ジョナスさーん。 怪しいですよー。
ジョナス:その永き眠りの中で夢を見るだろう。 然り、穏やかな夢を……。
時に、コメットは嘘を見抜くことに長けるが故に自らの演技力に欠けている。
お前視点、なぜそのコメットが誰にも気づかれることなく昨日まで生きながらえたか……。
それはコメットの言葉に偽りはなく、彼女こそが真のドクターだったからだ!
審神者:……風が、語り掛けます。
見えずとも、証拠がなくとも、そこにある風こそが真実の証明。
私こそがドクターだと、風が語り掛けている、埼玉県民こそ真のドクターなりや!
ジョナス:ふはは。 笑わせてくれる。 船を操るこのジョナスこそ真実と風の申し子。
審神者:風の力ならば負けない。食らえ、十万石饅頭!
レムナン・百合子:…………(なんだこの議論)
8日目
こうして綺麗にレムナンとの連携が決まりました。
7日目の私とジョナスの再々投票はレムナン視点、百合子が提案した両方コールドスリープでも勝てたのにそれをわざわざ反対して私を守って生かし、8日目に持ち込んでくれたんです。
これを私に伝えたくて
AC主義者はグノーシアを崇拝しているから、「コールドスリープじゃなくて自分が消してあげたい」って、目の前の勝利を先延ばしてまで私の為に8日目をくれたんだなって思うと、レムナンの行動と気持ちの温かさに感動しました。
自分を守ってくれた味方が全員いなくなって船にひとりぼっちの寂しさややるせなさは前回のあれで痛感したので、私が消えた後のレムナンがとてもとても心配なのですが……。
……でも、レムナンが作ってくれた私の為だけの8日目が本当に温かくて、レムナンありがとう。
レムナンがグノーシアって気づいた頃にはもう私のこと疑ってる人しか残ってなかったから、好感度上げて投票先ばらけさせる為に他の人間たちに媚び売る必要もなくて夜は「レムナン様~、レムナン様~」ってレムナンに会いに行ってました。
グノーシアは完全オートセーブだから、どう足掻いてもこのレムナンとはもう二度と会えないっていうのがすごく寂しいです。
そんな切なさの前にはじまる、因縁の私とジョナスの手に汗握る白熱の舌戦(笑)
私達の議論を無言で見つめるレムナンと百合子の様子がありありと思い浮かびました。
なんか知らないけどジョナスとは別のループでも毎回因縁があるんです、敵でも味方でも。
いやぁ、しかし、今回は感動しました。
AC自体は3、4回ぐらいやったことあるけど、私、ステは私自身が使えそうな最低限のスキルだけ取ってあとはほぼステルス特化で演技力も全員に即バレしない程度には振ったけど、そんなに高くは振ってないのでずっと潜伏ACやっていて。
グノーシアでも騙りをしたことなくて、でも味方がジナ・コメット・しげみちとかだと、私が騙りに出ないと申し訳ないからちょっと練習したいなと思い、グノーシアが誰だかわかってると意識しちゃって変な判定出しちゃうから、ACで騙りやる方が向いてるかなと思ってACで初騙りやってみました、エンジニアは難易度高いと思ったのでドクターで。
そしたらこんなにドラマティックな試合になって……忘れられないACでの初騙りになりました。
せっちゃんが初日に沙明やっちゃわなきゃ「初ACドクター騙りで15人フル人数勝利できた!」って言えたんだけど……。
なんでやっちゃったんだい、せっちゃん?
沙明もいたら、何か変わっていたかなぁ……。
だがそれは、別の時空の別の時間軸での話である。
私が辿った歴史はこれだ。
グノーシアのみんな、レムナン、本当にありがとう。
このループのすべてをグノーシアのみんなに捧げよう。
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2021年12月07日
審神者「ただいまー」
鯰尾「あ、良かった。 やっと戻って来た」
審神者「……? どうしたの、何かあ……」
こんのすけ「お邪魔しています」
審神者「何かあったのね」
こんのすけ「はい。 新たな合戦場予定地にて敵に想定外の動きが発生。
急遽、調査のための特別開放を行います」
審神者「は……、い!?」
(審;゚Д゚)……
鯰尾「びっくりだよね。 こんな事は初めてだし。
だけど、どうか冷静に。
主が帰って来ないから、兄弟がみんなにこのこと伝えに行ってる。
誰に声が掛かってもすぐ出陣できるように。
今は秘宝の里用の脇差編成と南泉だけど、どうする?」
審神者「えっと、うーん……。
こんちゃん、想定外の動きってどんな動き?」
こんのすけ「かなり強力な敵が観測されています。
調査は強制ではありません。
編成と、お守りなどの装備確認は入念に行い、出陣はくれぐれも慎重に。
また、無理な行軍は禁物です」
審神者「政府が用意する催しの超難が全然超難じゃなくて、その政府にかなり強力と言われても全然どの程度か想定できないんだけど……」
鯰尾「とりあえず、連隊戦の難易度乱ぐらいを想定したらいいんじゃない。
あるいはそれよりも強いか……。
何かあったら大変だし、拍子抜けするくらいで丁度いいよ。 用心して行こう」
審神者「そうね……。
少なくとも政府からこんな緊急依頼が来るのなんて初めてのことだし、甘く見ないで行きましょうか。
南泉はまだカンストしていないし今回は大事を取って置いて行く。
桜取れちゃってたのって誰だっけ?」
鯰尾「第一部隊? それなら浦島と物吉だよ」
審神者「じゃあ今回は二人も除外。
青江どうしようかな……脇差3はさすがに多い……?
うーん……静形、鶴丸、不動、信濃を呼んで。
それでとりあえず様子を見に行く」
鯰尾「了解。
…………、…兄弟。 うん、主帰ってきた。
今から言うやつに声かけてきて、静形、鶴丸、不動、信濃。
刀装情報は後で送るよ。 うん、また後で」
審神者「遠征部隊は石切丸と蛍丸がまだよね?
じゃあ、そっちは後ででいいや。
場合によっては大太刀を使う事になるかもしれないし、太郎太刀と次郎太刀には待機してもらって。
……藤薙と紫電と水心子の桜なら大成功できるよね、一旦彼らに行ってもらおう。
えっと、それから……」
2021年12月07日
青野原の記憶 青野原
信濃「着いた着いた~」
鶴丸「ふぅー。 これが新たな戦場の空気か。 随分と湿っぽいな」
静形「湿っぽいと言う割に、お前の口調は晴れやかだ」
鶴丸「それはお互い様だろう。
こんな面白そうな任務の先鋒にご指名頂けて、この鶴丸国永、恐悦至極に存じます」
不動「浮かれすぎてキャラがブレてるよ」
信濃「そう? 鶴丸っていつもこんな感じじゃない?」
骨喰「危険な任務だと政府から念を押されている。
気を引き締めてかかれ」
鯰尾「まとめてくれてありがとう、兄弟」
鶴丸「ああ、わかってる。
さてさて、敵さんは俺たちの為に一体どんな面白い罠を仕掛けてくれているかな。
あー、楽しみだ……!」
静形「槍は潰すぞ。 高速槍だろうと知ったことか。
俺が任命された以上、槍は一本たりとも生かして帰さん」
不動「ねえ主、文句はないけどさ。
……先鋒、このふたりで良かったの?」
審神者「んー……うん、大丈夫よ、きっと」
信濃「ま、俺と不動がいればなんとかなるでしょ。
ついでに兄さんたちもいるし」
鯰尾「ついでとは何だ。 隊長はこっちだぞ」
長谷部「ならばもっと隊長らしく振舞え。 時間を無駄にするな」
鯰尾「むぅー……主、護衛、その刀で良かったの?」
審神者「この刀ほど私の為に身を挺してくれる子はいないよ? ね、長谷部」
長谷部「ええ。 主のことは俺が守るのでご安心を」
信濃「大将のことを庇うくらいの気持ちで俺たちのことも庇ってくれてもいいんだよ、長谷部」
鶴丸「そうだぞ長谷部。
掠り傷一つ負わせないぐらいの心持ちで、俺たちのことも身を挺して庇ってくれよ」
長谷部「貴様らは刀だろう。
庇われることを期待する前に自ら敵を切れ」
こんのすけ「皆さま、お話しはそれぐらいにして、そろそろ進軍を開始してください」
鯰尾「ああ。 いくよ、みんな! 出陣だ!!」
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信濃「よっ、はっ、とうっ!
ふぅ……。 なーんだ、楽勝じゃん。
静形は仕留め損なったけど」
静形「刺すな信濃。 俺は多勢相手が専門だ」
信濃「うん、知ってる。 薙刀だもんね。
今みたいに俺が援護するから大丈夫だよ。
刀装がなくても、静形じゃ仕留められない程度には敵の統率が高かったねって言いたかったんだ」
静形「ならばしっかりとそう言ってくれ。
いや、それもそれで薙刀の沽券が……うぅむ……」
鶴丸「得手不得手は誰にでもあるさ、気にすんな」
不動「しかし、強敵って感じじゃなかったね。 話が違うんじゃない?」
審神者「うぅん。 敵部隊の解析結果、『第一擬装部隊』だって。
多分、今のはこっちを油断させるための囮で本隊じゃない。 気を抜かないで」
不動「そうか……。 わかった。
せっかく選ばれたのに、油断してやられちゃ他の短刀に合わせる顔がないもんな」
信濃「うん. きっと後で薬研と厚と後藤あたりに
散々言われるから、気を付けようね。
ん……。 あれは………」
骨喰「兄弟」
鯰尾「斥候、どうだった。 ……って、聞くまでもないかな、これは」
骨喰「こんのすけの言う通りだ。
敵の動きがいつもと違う。 隠れることなく戦力をそのまま集めている」
鯰尾「…………。
近いところから潰して近付いて行くしかないな。
ここまで戦力を集めてるってことは、無視して突撃して行ったら囲まれるだろうし」
鶴丸「恐らく偽装部隊で壁を作り、その中心部に強力連中を集めて何かしているんだろう。
目指すべきはそこだな」
静形「敵は俺が薙ぐ。 細かいことはお前たちが考えてくれ」
鯰尾「ああ。 主、行軍の許可を」
審神者「オーケー。 慎重にね」
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