青江「ふふ、おかえり。待っていたよ」
審神者「青江、今日の護衛、貴方ね」
(朝・昼・晩すべての出迎えが彼だった)
骨喰「戻ったか(←今の近侍)
政府から手紙が届いている」
審神者「ありがと、骨ば……。
え、もう大阪城への道が開いてるの!!?
えーと…えーと!とりあえず、骨喰は手入部屋!
で、ちょっとその前に悪いけど、6振り集めて来て。
部隊は……前の大阪城攻略メンバーで!」
骨喰「了解した」
青江「あれ?博多くんはまだ帰って来ていないんじゃないかい?」
審神者「そうだった!はかたん遠征中だったーッ!!!」
青江・骨喰「「はかたん…?」」
審神者「……今のは気にしないで。
えーとじゃあ…代わりに愛染くんを呼んで」
骨喰「確認する。
一期一振、明石国行、蛍丸、愛染国俊、今剣、岩融。
…以上の六振りでいいんだな?」
審神者「オッケー、問題なし」
骨喰「わかった。行ってくる」
青江「僕も手伝うよ骨喰くん。
主はご飯でも食べながら、ちょっとだけ待っていてね」
審神者「大丈夫、ご飯食べなくてもいけるから、準備ができたらすぐに行けるように、」
骨喰「大阪城の地下探索と、光忠の説教。どちらがいい?」
審神者「………」
青江「くすくす、大人しく簡単に何か食べておいで」
審神者「…はぁーい」
今剣「てぇーごたえなーいですねぇー」
愛染「とーか言ってるとまた俺が誉持っていくぜ、今剣!どりゃぁっ!」
今剣「むっ、おまえには、まけませんよー!」
明石「いやぁー、楽やけど…流石に疲れましたわー」
蛍丸「博多藤四郎、きっと、もうとっくに帰って来てるよね?
絶対怒ってるんじゃないの?」
一期一振「あはは…かもしれません」
岩融「退け、チビ共!残りの敵は俺が狩ってやろう!」
愛染「あ!またそうやって横から手ぇ出す!ずるいぞ、岩融さん!」
今剣「ひとふりしかいない、なぎなたは、おとなしく、えんせいに、いってください」
明石「まー、ええじゃないですか。
ってか、国俊、お前、博多はんの代わりなんやから、そない頑張らんでもええのに…」
愛染「なーに言ってんだよ。
前回の大阪城で、来派が散々だったの俺は忘れちゃいないぜ!!」
明石「あー…空が青いでぇ……」
愛染「
空なんて見えねぇだろうが!」
審神者「一期一振ぃ、そこ35階だよね?
鯰尾達と交代するから、一旦帰って来て(霊鏡通信中…)」
一期一振「畏まりました。
ですが、我らは皆、無傷ですよ?
このまま先に進むことは充分可能ですが……」
審神者「約束してるの、新しい兄弟を一緒に探しに行こうって」
一期一振「……そういうことでしたか。
口出しをして申し訳ありません、すぐに戻りますので、少々お待ちを」
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鯰尾「んじゃ、いち兄、あとは俺達に任せてくれ」
骨喰「必ず兄弟を見つけてくる」
一期一振「ああ、お前達に任せたよ。
大丈夫だとは思うけれど…気を抜かずにしっかりやっておいで。
皆様方、どうか、弟達の事をよろしくお願い申し上げる」
山姥切国広「わかった。お前は本丸でゆっくり休んでいろ」
物吉「弟さん、きっと見つけてきますからね!
一期一振さんは、ここで朗報をお待ちください」
加州「こいつらの面倒を見るのは、慣れてるから、安心していいよー」
安定「もしもの時は僕がなんとかするから、任せて」
審神者「みんな、いい?
じゃあ、行くよ、鯰尾藤四郎部隊、もとい、とっとこ隊、出陣ー!」
鯰尾「
とっとこ隊はやめましょうって言ったじゃないですか、主!!」
▲閉じる
審神者「お馬さん?!
……名前つけなきゃ!!」
一同「「「「「「あぁ………(察し)」」」」」」
安定「……可哀想に」
鯰尾「助けられなくてごめん…」
骨喰「新たな犠牲者か…」
物吉「大丈夫ですよ。
まだ酷い名前になると決まったわけはありません!」
加州「……お前、可愛い顔して、発言が結構ストレートな…?」
物吉「え?…ボク、何か悪いことを言ってしまいましたか?」
山姥切国広「天然か…?」
審神者「
貴方達みんな酷い」
安定「いや、だから、一番酷いのは君のネーミングセンスだって」
信濃「痛たた…うぅぅ…これが、人の体かぁ…。
面白いけど……動かすの、大変かも……」
厚「大丈夫か、信濃?
俺達短刀は、重傷なんてしょっちゅうなんだ。
いざって時、踏ん張れるように、ちょっとは気張れよ。
なあ、遠征カンスト主席の薬研!」
薬研「厚……貫かせてもらおうか…?」
一期一振「こら。演練はまだあと4回残っているんだよ。
喧嘩をしていないで、早く終わらせてしまおう」
鯰尾「立てよ、信濃、実戦はこんなもんじゃないからな」
骨喰「兄弟、少し信濃に厳しくないか?」
鯰尾「そう?長谷部さんよりずっとやさしいと思うけど?」
薬研「長谷部の旦那と比べている時点でなぁ…(苦笑)」
厚「なんかあったのか、お前達?」
信濃「知らない。俺、顕現してまだ1時間も経っていないし。
んー……やっぱり、まだちょっと動き難くて意識がはっきりしない……。
大将、少し休んでもいい?
俺、もっと大将のことが知りたいな。
良ければ一緒にお話しようよ、その方が俺としても、心が人の体に馴染めて良いし」
鯰尾「ダメ、主は明日も仕事なんだぞ。
……ほら、主も、もう2時過ぎてますよ?そろそろ帰って寝てください」
審神者「え、でも、まだ演練終わってない」
鯰尾「じゃあ、演練やって早く寝てください。
いいですね?夜更かしはいけませんよ?」
骨喰「…………」
厚「なあ、なんか、鯰尾の様子、いつもと違くね?」
一期一振「やはり、何かあったのか?」
薬研「………はぁー…なるほどなぁ(笑)
ま、大丈夫だろう。
ほら、大将、兄弟の言う通り夜更かしは体に悪影響だぜ?
さっさと片付けてやるから、早く帰って休みな」
信濃「………そうだね、無理させちゃうのは悪いか…。
じゃ、俺も頑張るから、明日はいっぱいお話しようよ。
ね、いいでしょ、大将?」
審神者「うん、新しい子は暫く近侍ってことでやってきたし。
貴方以外みんなカンストしているから、経験を積むためにも、当分は近侍として一緒にいてもらうよ、信濃。
あ、名前、呼び捨てでいいよね?」
信濃「ああ、いいよ。
言ったでしょ、大将と仲良くなりたいって」
審神者「ありがと。
演練相手は強いから、大変だろうけど、頑張って」
信濃「うん、勝てなくても、せめて一撃くらい当ててみせる。
見ていてね、大将!」
その後、信濃が本当に一撃当ててくれて驚きました(装備させていた馬、地下で一緒に拾ってきたキィツーだったのに)。
※キィツーとは。
地下で鯰尾達が見つけてきた白馬の名前。
きぃごと同じ見た目、同じ能力だったので、きぃご2号、略してキィツーという名前になりました。