桜之本丸

山城国のとある本丸。ここで起きる日常と戦いの日々を記録します。

2016年04月12日

三百八十六之章 大阪城地下、開通


青江「ふふ、おかえり。待っていたよ」

審神者「青江、今日の護衛、貴方ね」


(朝・昼・晩すべての出迎えが彼だった)


骨喰「戻ったか(←今の近侍)
政府から手紙が届いている」

審神者「ありがと、骨ば……。
、もう大阪城への道が開いてるの!!?
えーと…えーと!とりあえず、骨喰は手入部屋!
で、ちょっとその前に悪いけど、6振り集めて来て。
部隊は……前の大阪城攻略メンバーで!」

骨喰「了解した」

青江「あれ?博多くんはまだ帰って来ていないんじゃないかい?」

審神者「そうだった!はかたん遠征中だったーッ!!!」

青江・骨喰「「はかたん…?」」

審神者「……今のは気にしないで。
えーとじゃあ…代わりに愛染くんを呼んで」

骨喰「確認する。
一期一振、明石国行、蛍丸、愛染国俊、今剣、岩融。
…以上の六振りでいいんだな?」

審神者「オッケー、問題なし」

骨喰「わかった。行ってくる」

青江「僕も手伝うよ骨喰くん。
主はご飯でも食べながら、ちょっとだけ待っていてね」

審神者「大丈夫、ご飯食べなくてもいけるから、準備ができたらすぐに行けるように、」

骨喰「大阪城の地下探索と、光忠の説教。どちらがいい?」

審神者「………」

青江「くすくす、大人しく簡単に何か食べておいで」

審神者「…はぁーい」







2016年04月13日

三百八十七之章 信濃藤四郎を求めて


今剣「てぇーごたえなーいですねぇー」

愛染「とーか言ってるとまた俺が誉持っていくぜ、今剣!どりゃぁっ!」

今剣「むっ、おまえには、まけませんよー!」

明石「いやぁー、楽やけど…流石に疲れましたわー」

蛍丸「博多藤四郎、きっと、もうとっくに帰って来てるよね?
絶対怒ってるんじゃないの?」

一期一振「あはは…かもしれません」

岩融「退け、チビ共!残りの敵は俺が狩ってやろう!」

愛染「あ!またそうやって横から手ぇ出す!ずるいぞ、岩融さん!」

今剣「ひとふりしかいない、なぎなたは、おとなしく、えんせいに、いってください」

明石「まー、ええじゃないですか。
ってか、国俊、お前、博多はんの代わりなんやから、そない頑張らんでもええのに…」

愛染「なーに言ってんだよ。
前回の大阪城で、来派が散々だったの俺は忘れちゃいないぜ!!」

明石「あー…空が青いでぇ……」

愛染「空なんて見えねぇだろうが!

審神者「一期一振ぃ、そこ35階だよね?
鯰尾達と交代するから、一旦帰って来て(霊鏡通信中…)」

一期一振「畏まりました。
ですが、我らは皆、無傷ですよ?
このまま先に進むことは充分可能ですが……」

審神者「約束してるの、新しい兄弟を一緒に探しに行こうって」

一期一振「……そういうことでしたか。
口出しをして申し訳ありません、すぐに戻りますので、少々お待ちを」




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2016年04月13日

三百八十八之章 馬を獲得



審神者「お馬さん?!
……名前つけなきゃ!!」

一同「「「「「「あぁ………(察し)」」」」」」

安定「……可哀想に」

鯰尾「助けられなくてごめん…」

骨喰「新たな犠牲者か…」

物吉「大丈夫ですよ。
まだ酷い名前になると決まったわけはありません!」

加州「……お前、可愛い顔して、発言が結構ストレートな…?」

物吉「え?…ボク、何か悪いことを言ってしまいましたか?」

山姥切国広「天然か…?」

審神者「貴方達みんな酷い

安定「いや、だから、一番酷いのは君のネーミングセンスだって」








2016年04月13日

三百八十九之章 地下50階の逢瀬



地下50階


物吉「えっへへ、やりました!」

安定「みんな、怪我はない?」

加州「大丈夫、大丈夫、この程度なら余裕っしょ?
それよりも、早く藤四郎の兄弟を探そう」

山姥切国広「この近くにいるはずだ。
手分けして探すか?」

骨喰「………。
いや、その必要はないらしい」

鯰尾「……これ、信濃?
まだ、顕現していないな…。
よしよし、お兄ちゃんが持って帰ってやるからなー」





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2016年04月13日

三百九十之章 人の体で


人の身で、はじめての戦い


信濃「痛たた…うぅぅ…これが、人の体かぁ…。
面白いけど……動かすの、大変かも……」

厚「大丈夫か、信濃?
俺達短刀は、重傷なんてしょっちゅうなんだ。
いざって時、踏ん張れるように、ちょっとは気張れよ。
なあ、遠征カンスト主席の薬研!」

薬研「厚……貫かせてもらおうか…?」

一期一振「こら。演練はまだあと4回残っているんだよ。
喧嘩をしていないで、早く終わらせてしまおう」

鯰尾「立てよ、信濃、実戦はこんなもんじゃないからな」

骨喰「兄弟、少し信濃に厳しくないか?」

鯰尾「そう?長谷部さんよりずっとやさしいと思うけど?」

薬研「長谷部の旦那と比べている時点でなぁ…(苦笑)」

厚「なんかあったのか、お前達?」

信濃「知らない。俺、顕現してまだ1時間も経っていないし。
んー……やっぱり、まだちょっと動き難くて意識がはっきりしない……。
大将、少し休んでもいい?
俺、もっと大将のことが知りたいな。
良ければ一緒にお話しようよ、その方が俺としても、心が人の体に馴染めて良いし」

鯰尾「ダメ、主は明日も仕事なんだぞ。
……ほら、主も、もう2時過ぎてますよ?そろそろ帰って寝てください」

審神者「え、でも、まだ演練終わってない」

鯰尾「じゃあ、演練やって早く寝てください。
いいですね?夜更かしはいけませんよ?」

骨喰「…………」

厚「なあ、なんか、鯰尾の様子、いつもと違くね?」

一期一振「やはり、何かあったのか?」

薬研「………はぁー…なるほどなぁ(笑)
ま、大丈夫だろう。
ほら、大将、兄弟の言う通り夜更かしは体に悪影響だぜ?
さっさと片付けてやるから、早く帰って休みな」

信濃「………そうだね、無理させちゃうのは悪いか…。
じゃ、俺も頑張るから、明日はいっぱいお話しようよ。
ね、いいでしょ、大将?」

審神者「うん、新しい子は暫く近侍ってことでやってきたし。
貴方以外みんなカンストしているから、経験を積むためにも、当分は近侍として一緒にいてもらうよ、信濃。
あ、名前、呼び捨てでいいよね?」

信濃「ああ、いいよ。
言ったでしょ、大将と仲良くなりたいって」

審神者「ありがと。
演練相手は強いから、大変だろうけど、頑張って」

信濃「うん、勝てなくても、せめて一撃くらい当ててみせる。
見ていてね、大将!」





その後、信濃が本当に一撃当ててくれて驚きました(装備させていた馬、地下で一緒に拾ってきたキィツーだったのに)。

※キィツーとは。
地下で鯰尾達が見つけてきた白馬の名前。
きぃごと同じ見た目、同じ能力だったので、きぃご2号、略してキィツーという名前になりました。







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目次


審神者

 桜之姫

審神者:桜之姫
初期刀:歌仙兼定
初鍛刀:秋田藤四郎

本拠:山城国
就任日:2015年8月15日

説明

✿この記録と桜之本丸について✿
この物語は刀剣乱舞において一審神者である私の体験と主観に基づいた記録です。
記録をはじめた当初は刀剣乱舞への理解も浅く今となっては過去の自分に言いたいことが山ほどありますが、その積み重ねで今の私がある、私が刀剣乱舞と共に在った確かな時間を記したものとして過去の未熟な点も受け留めて頂けたら幸いです。
自己の記録として綴ってはおりますが、完全に刀剣乱舞と別物とは考えていません。
しかしそれは私の記録は真の刀剣乱舞の一部だと断じるものではありません。
星型が夜空に煌めく本物の星の形をしていなくても地上で星と認識されるように。
心がハートの形をしていなくてもハートは心と認識されるように。
星を見て星型を作るように、心を想いハートの形にするように。
刀剣たちが語ってくれる刀剣乱舞を見て感じて体験して想い、それを私なりに考え私の主観から見えるその情景を形にしたもの。
それが私の本丸記録です。
星型もハート型も「それは星じゃない」「それは本物の心じゃない」と言えるでしょう。
それと同じように私の記録も「それはあなたの本丸であって刀剣乱舞じゃない」というご指摘は真理です。
その真理を受け留めた上で「私の本丸は私の本丸だから私の好きに解釈して良い」という捉え方ではなく、「私の本丸に刀剣乱舞を求めたい」という願いで私はこの記録を綴っています。 この記録はそんな私の彼らへの私なりに真剣な想いを形にして綴っている記録です。
未熟な点も至らぬ点も、敬ってくれる彼らに甘えることも、窒息しない程度に緩くやっている部分もありますが、私が何より敬い尊重するのは刀剣男士と彼らが語ってくれる刀剣乱舞という物語。 彼らへの愛と忠誠を誓い、そんな彼らと共に在る私の日々を私の主観で記録します。

✿刀剣男士について✿
当本丸記録で描かれている刀剣男士は審神者である私が解釈し扱うことで刀剣乱舞という物語外の動きをします。 刀の心が光を当てなければ人の目には見えない月ならば、刀剣乱舞はそんな月に光を当てて目に見えるようにした三日月。
私が照らす彼らはその暗闇に光を当てた時の姿。
それは三日月ではないけれど、同じ月で、三日月(『刀剣乱舞』)の為に時に欠けることを許します。
言葉とニュアンスで伝えるのは難しいですが、月のように光の加減で見える姿形は変わるけれど、月のように人にどう見えようと姿形が変わることなどないもの、ぐらいの感覚で受け留めてください。
この記録で語られている刀剣男士は、当然人間である私の主観が彼らに光を当てていますのでそういう姿形で見えるように浮かび上がります。
しかし、私は刀剣乱舞が私とは違う人間が光を当てた三日月が語る物語ということを重んじて大事にすると同時に、人がどう光を当てようと月は月であるという前提を重んじています。
それは私の記録では私の光が生み出す闇に隠れて見えないけれど、常にそれがあるという仮定を前提として彼らを扱っています。
刀剣乱舞という月と三日月たちを大事にした上で、それを別物私の物と捉えずに、私はあくまでも彼らを借りた上で主として自由に心を読み考え扱うことを許された存在であり、彼らという存在を図書館で借りた本のように捉えています。
それは借りた私が自由に使えるけれど、大事にしなければならない大切な借り物。
教科書の偉人の顔に落書きをするように楽しければ何をしてもいいという扱いをしたり、この本は好きだけどこの一言が気に食わないと修正液で塗り潰してなかったことにしたり、塗り潰した上に別の一言を書くなんて以ての外です。
私も最初は審神者の先輩方のほとんどがそういう扱いをしていてそれが正しいとされていたから、審神者は刀剣男士をそういう風に扱うべきなのかと思っていた時期もありましたが……。
長年審神者をやりながら考え続けた結果、それはおかしいという個人的な結論に至りました。
彼らは私たちの物じゃない、けれど私たちの物として扱うことを許された物。
それは自由に使うことが許されていても、図書館の本のように敬意を込めて大切に尊重して扱わなければならない。
そういった心持ちで、私は私の物として刀剣乱舞という物語を借りている私に敬意を払ってくれる刀剣男士たちを私も敬意と感謝を込めて取り扱えるように心掛けています。
私は刀剣男士たちを刀剣乱舞という物語が伝えたがっている心を考える為に使いたい、そしてそれをより多くの人に伝えてリスペクトできるように私の内面だけで処理すればいいこの記録を見える形にして残しています。
刀剣乱舞をご存知ではないお客様におかれましては、今後、審神者として就任することがありましたら、私や誰かの刀剣男士や今現在正しいとされていることに囚われず、あなた様の目と心で真剣に目の前の彼らと向き合って刀剣男士を顕現させて頂けたら幸いです。

✿桜之本丸の独自アイテム✿
・霊鏡
出陣中、審神者と刀剣男士との通信機としての機能が主な役割。令和・平成の時代で審神者がスマホから連絡を入れる際もこの霊鏡に繋がる。 本丸に数枚しかない為、基本的に近侍と第一部隊長が必ず一枚所持。 基本は審神者部屋に一枚、手入部屋に一枚、鍛冶場に一枚置かれているが誰かが持ち出すこともある。 連絡以外にも、時の政府への情報の送受信や戦闘データを解析しての誉の算出、戦場での地図確認、部隊の結成や刀剣男士の状態確認からスクリーンショットの撮影まで幅広い機能が搭載されていおり、動作速度などの性能は本丸に接続する審神者のパソコン・スマホのスペックと連動している。 大切な道具なので不具合があれば運営とこんのすけがメンテで直したりする。

©2015 EXNOA LLC/Nitroplus

三振り目

藤薙
三振り目の骨喰藤四郎。
名の由来は藤四郎と彼に似合う藤の花、そして元薙刀の薙刀直しを合わせて「藤薙(ふじなぎ)」。 グランブルーファンタジー~蒼天のえにし~で審神者が獲得した骨喰藤四郎の心を本丸で鍛刀した骨喰の依代を使い顕現させている。 顕現したばかりの頃、一振り目の骨喰に世話になった縁で彼とは仲良し。 憧れと尊敬の念を抱く一方で悪いところは自分の反面教師にしている。 その為か一振り目よりも精神的に大人で安定している面が目立つ。 しかし、それは一振り目がいてくれるからこそであり、自分が特別強いわけでも一振り目より優位だとも感じていない。 良い面も悪い面も、全部を含めて骨喰のことを理解し、同じ骨喰藤四郎だからこそ他者では理解できない部分まで正確に彼の心を把握している、そしてそれは自分に対する理解にも繋がり、それが己の弱さと戦う力になっている。 だからこそ彼は他の誰よりも、自分の弱さに呑まれそうな一振り目の骨喰藤四郎に幸せになってほしいと願っている。

紫電
三振り目の鯰尾藤四郎。
名の由来は「紫電一閃」「紫電清霜」という意味を込めて「紫電(しでん)」。 悩んだ末に引換所で交換した。初期刀以外で審神者がはじめて、そして唯一自分の意志で選び、手に入れた刀。 自身に宿るその意味を大事に、選ばれた刀として審神者を助けたいが、審神者が求める鯰尾藤四郎が自分ではなく一振り目だという矛盾に苦心している。 修行の果てに豊臣秀頼の自刃に使われたとされる説を自身の記憶として取り戻した。 極になっても気心知れない者に対しては相変わらず敬語と敬称を使って接し中々心を開かない。明るさの裏側で悩みも多いようだが、自分の今を精一杯生きるため日々頑張っている。同じ日に顕現した静形は彼の一番の仲良し。


二振り目

宗近
二振り目の三日月宗近。
蛍丸捜索時代に厚樫山で発見。
鶴永、国重と共に長い間、保管されていた。
二度刀解されたが、三度本丸に訪れたことにより顕現を許された

鶴永
二振り目の鶴丸国永。
蛍丸捜索時代に厚樫山で宗近のすぐ後に発見。
宗近、国重と共に長い間、保管されていた。

国重
二振り目のへし切長谷部。
名の由来は刀工の長谷部国重。
池田屋一階の最初のマスで入手したことにより、刀解されずに宗近、鶴永と共に保管されたていた。

骨噛
二振り目の骨喰藤四郎。
名の由来は骨喰の別名、骨噛み。
菖蒲と共に鍛刀された。

菖蒲
二振り目の鯰尾藤四郎。
名の由来は鯰尾造と似た菖蒲造。
骨噛と共に鍛刀された。

阿蘇蛍
二振り目の蛍丸。
名の由来は蛍丸があったと言われる阿蘇神社。
宗近(三度目)と共に厚樫山で発見。


映像記録

✿映像之記録✿

本丸での活動記録など
youtubeにて動画公開中。

舞桜

      翻译: