2023年01月01日
もちんば「もっちー! もちもちも、もちもっち!
もちもちもち、もっちー。 もち、もちもち、もっちもっち。
もち、もち、もちもー。 もっちもち、もっち。
もちもちも、もちもちもち、もっちー。
もちもちもち、もちもちもち、もっちもちもち。
もっちち、もっち、もっちもち!
もっちもーち、もっちー!」
2023年01月01日
松:ぱたぱた(これが新年の初仕事か!)
鯰尾「竹と梅も、ほい、富士札。
……富士はどうするー?」
審神者「んー……新年初鍛刀だし、富士もやろっか」
鯰尾「ほい、じゃあ富士も富士札」
審神者「とりま後は日課だけで、抜丸に切り替わったらまた富士札使って一回だけフルで回そう。
本番はこの後だ」
骨喰「新刀剣男士と順番が逆なら良かったのにな。
七星剣と抜丸が先では新刀剣男士に備えてやらない審神者も多いだろう」
審神者「本当それ。 新刀剣男士先だったら余った資源と札の具合で七星剣と抜丸の鍛刀やろうって気になるのに、あんな予定組まれたら新春限定鍛刀まともに出来ないわ。
小判もいらない連隊戦の道具とセットじゃなくて御札とセットだったら買えるやつ全部フルで買うのに……。
運営って本当、わかってない」
鯰尾「でも新刀剣男士の限定鍛刀は14日からで、受取箱の中に入ってる資源10万のセットは12日で期限切れだからここで使って受け取った方がいいんじゃない?
玉鋼だけ先に受け取ったから凹んじゃうけど、それでも他の3つで30万は大きいだろ?」
審神者「あー、そういえばそんなのもあったっけ、忘れてた」
骨喰「手伝い札も60枚ある」
審神者「じゃあ手伝い札使って60回鍛刀しよう。
ところでみんな、新年の初仕事はどうだい。 富士札は仕事したかな?」
審神者「ふっ……これが富士札の力……」
骨喰「竹だけ3時間20分だな」
鯰尾「手伝い札使う?」
審神者「使います」
骨喰「……江雪だな」
鯰尾「ここ来る途中に会ったね」
審神者「ね。 はぁー……ま、想定内よ。
新年だからと何も変わらない、いつも通りの平和な限定鍛刀」
骨喰「この後はどうする。
手伝い札を使って鍛刀を続けるか?」
審神者「どうせなら笹貫の疲労抜きの時にそれはやりたいな。
先に連隊戦へ行こう」
鯰尾「了解。 じゃあみんなのこと呼んで来るねー」
松→安定、梅→加州、富士→長谷部でした。
お前ら富士札は面白い組み合わせを鍛刀する為の道具じゃないんだぞ!
2023年01月01日
※新春、大侵寇の回想資料観覧をしていました。
骨喰「……他の本丸ではあんな感じだったんだな」
審神者「蜂須賀……大人だわー……。
他の子たちみんなどこかしらで何かしら三日月に文句言ってるのに、蜂須賀だけ三日月の行為に対して「それは間違ってる。お前馬鹿なんじゃないか、勝手なことをするな」みたいな否定を一切せず、彼の気持ちを心ごと理解してそれを尊重して、でも自分は自分の正しさと思いを貫くって態度……。
彼すごいわ、株上がった。 しかも極前からそれできるんだって辺りがすごかったわ」
鯰尾「最初の方で三日月がまた勝手に面倒なことをひとりで抱えて考えてるって察した時の「どうすれば」って声の違い。
極の時の方が深刻に悩んでいる感じだったのは極前より三日月の身勝手の理由や心を真剣に考えて、それを間違ってると思う自分の気持ちと尊重したい気持ちが感情的に感じるだけじゃなくて考えて理解したからこそ、状況がややこしくて三日月を正しいと思う気持ちとこのまま三日月を犠牲にするのは間違っているという気持ちと、それに対して自分は何ができるのか、この状況を良くする為に自分にできることを考えるのが最善だと瞬時に察したからあんな声だったんだろうね」
審神者「うん……そんな蜂須賀の対応、本当、良かった。
あそこまで三日月を尊重したから最後の「今後は隠し事はやめてもらいたい」に重みがあったわ。
その後の一言があるかないかも、極と極前の蜂須賀の違いと言うか成長と言うか……蜂須賀と山姥切国広って極の修行で何がどうしてどう変わったのか初期刀の中でも特に明確でわかりやすい子たちだから、見ていてこっちが嬉しくなること多いなぁ……。
ふぅ……長かったけど、歌仙以外の子の対応見られて良かった」
骨喰「こういうものがある事は知っていたが……。
あんたはいつも、これを見ていたんだな」
審神者「そうだよ。 地球の反対側にも人がいるけど、そうとわかっていてもその人を思い浮かべることって出来ないでしょ?
まずは反対側にあるのはどんな国で、その国にはどういう人が住んでいるのか特徴を調べて理解する。
そうすることで、まったく視えない状態から少しずつ視えるようになってくる。
貴方たちとこうして会話をするのに必要な力もそんな感じなのよ。
だからなるべく知りたいの、貴方たちのこと」
鯰尾「俺のこと折りに行く?」
審神者「新年早々何言ってんの」
鯰尾「いでっ」
審神者「……知りたくないことはないし、知った方が貴方たちを理解できるんだろうけど、やっぱりそれはしたくないし、している人のその行為を肯定もしたくない。 それは私の信念よ。
人間は自分の視点というだけでどんな悪行も悪い行為じゃないと都合良く解釈して主張できる生き物。
好きだから知りたいんだ、好きだから見たいんだ、好きだから暴きたいんだって。
……私はそんなの、相手を好きだなんて感じない。
相手を自分が「好き」って気持ちを感じる為の道具にしているだけ、その感覚が好きなだけ。
私だって人間だからそういうのはあるけどさ……でも、だからこそ本当に好きな相手にはそんな「好き」なんて感情、私は絶対に向けたくない。
……なんで刀剣男士を好きになっちゃったのかな。 審神者として困るわ」
骨喰「いいじゃないか。
少なくとも俺は兄弟のことを知る為に平気でこいつを折れるやつや、その行為に胸を痛めないやつじゃなく、あんたみたいな審神者が主で良かった」
審神者「私が主だからそう思うのかもよ?」
骨喰「………不思議だな。 こればかりは感じて当たり前に思うのに。
容認する俺や何も感じない俺も、きっと何処かに居るんだよな……」
鯰尾「三日月の台詞聞きすぎて耳タコだけど、物はどう使うかだ。
俺たちの気持ちなんて自分を使っている主次第だよ。 良くも悪くも」
審神者「本当。 貴方たちと一緒にいると「私ってこんなに自分のこと好きなんだ……」って時々自分が嫌になる」
鯰尾「なんで? 自分を好きなのは良いことじゃん」
審神者「自分の悪いところを考えてわかっているつもりでも、貴方たちにそれを否定されたなら、結局は自分は正しいって思ってるってことでしょ。 だから嫌になるの、物事を平等に見ようとしても見られない自分の感性が」
骨喰「完璧に平等に物事を見極められるやつなんているのか?
それを自称しているやつがいたら、俺はそんなやつこそ傲慢に見える。
自分の間違いや駄目な部分がわかるぐらいで丁度いい」
審神者「うーん……」
鯰尾「納得いかない?」
審神者「ちょっとね。 正しく在るのって難しい」
骨喰「……間違いもあるかもしれないが、これだけは言える。
兄弟が死ぬほど傷つけられて辛いと感じるあんたの感性は間違っていない」
審神者「そうかなぁ…?」
鯰尾「そこも疑問なの!?」
審神者「少なくとも世の中にはそれが辛くない人と、その辛い感情を好んで楽しむ人がいて、そういう人の数が一番多いからね。
その感覚を正しいと見るなら、私のこの感覚は間違っているよ」
骨喰「片方が正しいなら片方が間違っているとは限らない。
どちらも正しい、どちらも間違っている。
そうやって一つの物事を構築している要素の中に正しさと間違いが複雑が絡み合っている場合がほとんどだ」
審神者「どうすれば誰が見ても正しいと認められるぐらい、正しく在れるんだろう。
今見た蜂須賀みたいな対応、すごく私の理想なんだけど……。
私じゃ心が狭すぎて無理なのかな……」
鯰尾「うーん……思うんだけど、今見た蜂須賀と主の状況とじゃだいぶ違うんじゃないかな?
蜂須賀は三日月っていう仲間に対してああいう態度だったけど、主の場合は仲間じゃなくて自分とは根本が全然違う主義主張の時間遡行軍のような相手とわかり合おうとしているようなものなんじゃない?
蜂須賀だって時間遡行軍は切るよ。 話し合えれば別なんだろうけど……少なくともあいつらとは話し合えない。
主もそれと同じで話し合えないから叩き潰すしかなくて、江雪みたいに嘆いてるように見える」
審神者「…………」
鯰尾「江雪がどんなに嘆いても、主がどんなに正しくなっても、相手は自分の主張をやめない。
それに殺されるぐらいなら、戦うしかない。
主が本当に正しく変えたくて、変わらなくて嘆いているのは、自分じゃなくてそんな世界だ」
審神者「自分じゃなくて世界を変えたいなんて傲慢の極みね」
鯰尾「それ、争いのない世界を望む江雪にも同じこと言える?」
審神者「…………」
鯰尾「不幸になりやいやつも、傷つきたいやつもいない。
なら、この世の全ての争いは幸せになりたくて起きるものだ」
審神者「悲しいね……。
…………でも、私、貴方たちといられることだけは本当に幸せ。
鯰尾と骨喰には本当に……本当に、助けられてる。
どんなに辛くても、鯰尾と骨喰がいてくれると幸せを感じるよ。
だから……その、この気持ち、言葉じゃ全然伝え切れないけれど、ありがとう」
骨喰「……今年も一緒に色んな思い出を作っていこう。
何があっても、いつも傍にいる」
審神者「うん」
2023年01月01日
審神者「その日、審神者は思い出した。
賞味期限1月1日の牛乳が冷蔵庫にあったことを……」
鯰尾「なんで新年早々主の家の牛乳処理を手伝わなきゃならないの」
審神者「これも立派な近侍の仕事です」
骨喰「あんたにやれと言われたら何でも仕事扱いされるから困る」
鯰尾「うんうん。 ……他の本丸の近侍ってどんな仕事してるのかな」
審神者「審神者によってはすごいこと頼んでいそう。
日の当たる縁側で耳掃除とか」
骨喰「それはすごいことなのか?」
審神者「すごいことだよ。 私はとても頼めない」
鯰尾「やったげよっかー?」
審神者「恥ずかしいからいいですっ。
……あ。 そーいえばね、そーいえば、初夢見たの!」
骨喰「珍しいな。 どんな夢だった?」
鯰尾「俺たち出てきた?」
審神者「直接は出てこなかったけど出てきたよ」
鯰尾「おおっ!」
骨喰「直接じゃないと言うと?」
審神者「鯰尾と骨喰が限界突破して、三日月や大包平を超える最高レアリティになって夢の中の私とっても喜んでた」
鯰尾「ぷっ。 主らしいー」
骨喰「累積経験値も可視化されたし、そういう事もそのうちあるかもしれないな」
審神者「正夢希望。
でも、夢の本筋は全然その事と関係なくてね。
映画館に映画を見に行って、チケット見せたら「その映画は2号館です」って言われて2号館に行ったんだけどすごく広くて全然上映場所が見つからなくて、夜になっちゃってこれはもう上映してないなって思ったから近くの喫茶店でオムライス食べようと思って注文したんだけど届く前に目が覚めた」
鯰尾「本当に俺たち何も関係ないね。 どうしてそんな前提があったのか不思議なくらい」
審神者「昨夜寝る前に「鯰尾と骨喰の初夢見たいな」って若干意識して寝たからそのせいかな?
だけどそれなら毎日ふたりの夢を見たいなぁ……起きてる時も寝てる時も、ずぅーっと一緒がいい」
骨喰「夢に見なくても、眠っている時だっていつも傍にいる」
審神者「そうだね。 でも……なんて言うのかな?
いつも意識してたい。 いつもふたりのこと考えていたいの、寝てる間も。
ふたりは初夢見た?」
鯰尾「いや、俺はぐっすりだったから見てないな。 お前は?」
骨喰「俺も見ていない。 仮に見ていたとしても、夢はほとんど覚えていない」
鯰尾「だよね。 ……あー、でも、昔はちょくちょく見てたかな」
審神者「そうなの?」
鯰尾「うん。
なんとも形容し難い嫌な感じの夢ばかりだったけど……。
いつからだろう、いつの間にか全然見なくなってた」
審神者「安眠できなかったり、何かあったら遠慮せずに相談して。
骨喰も。 ふたりがいつも気にかけて助けてくれたみたいに、私もふたりを助けるよ」
骨喰「ありがとう」
鯰尾「ま、今の俺たちの悩みのタネ、大体主なんだけどね」
審神者「うぅっ!」
骨喰「落ち込むな」
審神者「下へ参ります……」
鯰尾「地下探索は終わったんだから上がっておいで。
ほれ。 地下には槍がうようよいて危ないよ」
審神者「……ふたりは私から離れたくならない?」
骨喰「ならない」
審神者「昔みたいにたまにはもっと他の刀剣男士近侍にしろって思わない?」
鯰尾「思わない」
審神者「私と一緒にいて楽しい?」
鯰尾・骨喰「「楽しい」」
審神者「…………」
骨喰「あんたはつまらないのか?
たまには気分転換に他の刀を近侍にしたい?」
審神者「貴方たちが近侍じゃないと落ち着かないです……」
鯰尾「だよね~。 うん、知ってる!
主はもう俺と兄弟が近侍じゃないと駄目な精神状態になっちゃったんだもんね?」
審神者「正にその通りだから言い返せなくて困る。
みんなのことはみんな好きだし、それぞれ信頼もしているし、仮に万一貴方たちに何かあった時はうだうだ言わずに他の子近侍にできるけど……。
……貴方たち以外の刀剣男士の前って、なんだかちょっと気が抜けない」
骨喰「……最近のあんたは以前よりも態度に気を遣っているよな」
審神者「そう見える?」
骨喰「ああ。 他の刀たちはあんたが成長したからだと思っていて、実際そういう側面もあるのだろう。
しかし、こうしていつも一緒にいる俺と兄弟からすると気を張っているのがよくわかる」
鯰尾「歌仙が極になってからかな。 だいぶ顕著だよ。
気づいてないのか気にしてないのか、古参のみんなが何も言わないのが不思議なくらい。
ま、多分、兄弟の言う通り何もかも引っくるめて成長したんだって思ってるやつが多いのかもね」
審神者「私、成長できてない?」
骨喰「いいや。 間違いなく審神者として成長している。
ただ……皆にとって良い主であろうとするあまり、自分らしさを時に犠牲にしているんじゃないか?」
審神者「んー……ちゃんと自然体で接しているつもりなんだけどなぁ……」
鯰尾「自然体だからこそじゃないかな?
他のみんなとは自分の刀に対して主として接しているし、みんなも主のことは主として接しているけど、俺と兄弟とは相互に心を通い合わせようとしているから自然体だとどうしてもそういう差が出ちゃうんだよ」
骨喰「俺たちがいることを忘れないでくれ。
あんたが大事に思うものは俺たちも大事にしたいと願っている。
主はあんただが……今年もさんにんで支え合っていこう」
2023年01月02日
審神者「新年一発目のおみくじ三日月かぁ……」
三日月「さあ主、破魔大吉を引いてくれ」
審神者「マギレコじゃねえよ。
……いつも刀剣男士に一番近いやつ引くって決めてるけど、どーしよう。
三日月だし、一番遠くの引こうかな」
三日月「これこれ。 俺も古参の一振りだぞ。
ツンツンせずにデレるが良い」
審神者「わかったよ。 …………」
三日月「どうした? 引かぬのか?」
審神者「いや……なんか三日月ってこういう時、大吉引かせそうだなって。
そもそも初日ってほぼほぼ毎年大吉なんだよね。
だから大吉がきそうな気がする……」
三日月「ふむ……」
審神者「ぷっw」
三日月「大吉、と出たか」
審神者「あはは、まあそんな気はしてたわ。
本当初日って大吉引くなぁ~。
だけど、ここからどうなっていくことやら……」
三日月「そうだな。 ここからどうなっていくことやら……。 ああ、時に主」
審神者「ん?」
三日月「天下五剣が一振り三日月宗近の大吉の加護を与えてやる。
日課鍛刀をしてみるが良い。 七星剣が鍛刀できるぞ」
審神者「またまた~(笑)
どうせ1時間30分で「何が、どこが加護なんだ!」とか、4時間で三日月がどや顔で鍛刀されるとか、そういうオチなんでしょ」
三日月「どうせ日課鍛刀はするのだろう。
つべこべ言わずに騙されたと思ってやってみるが良い。 ははは」
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その後、鍛冶場にて
審神者「へっ!? な、なんだこの時間! なんだこの時間!?
まさか……え、嘘……まさかまさかまさか!
嘘だ! 嘘だ!あんなの三日月のハッタリだろう!?
だって……札も何も入れてないよ? 普通に資源と依頼札だけぶち込んだんだよ!?
昨日、富士札使ってアレだったんだよ!? 嘘だ嘘だ嘘だ!
梅ちゃん、君は今何を鍛刀しているの!? その打っている剣は何!?
何なの、梅ちゃん!?」
梅:ふりふりっ(邪魔しないで~!)
審神者「ってか、昨日富士札で1時間30分を鍛刀していたけど、やっぱり今年も梅ちゃんの腕が光るのね……!
うわあああ! 嘘だあああ、嘘だっ!うわあああ!
……いや、待てよ、これ本当に七星剣か?
何か……何か私、勘違いしてるのかも……いたかも……6時間40分で鍛刀できる子っていたかもっ!
ほら、薙刀とか……暫く鍛刀してなくて時間忘れたけど、なんか、ほら、長かったじゃん!
これ、薙刀時間なんじゃなかったっけ!?
5時間だった気がするけど、そんなことはなかったんじゃなかったっけ!?
うわああああああああああ!!!!」
松・竹:カンカンカン!(主、うるせえなあ!)
梅:カンカンカン!(限定鍛刀頑張るの!)
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2023年01月02日
日向「ありがとう。 ここまで集めるのは大変だったでしょ」
審神者「まあね。 でも篭手切に比べたら日向くんを集めるのは簡単だったよ」
日向「さすが。 最後の一振りは連隊戦で?」
審神者「うぅん、連隊戦はもう切り上げて上田城周回していたの。
資源と依頼札集めるついでに、あわよくば日向くんドロップしないかな~って」
日向「へえ、ニ倍じゃないのにすごいね」
審神者「うん、私もびっくりしちゃった。
でも日向くんって見つかる時はしっかり見つかるから、君ならドロップしてくれると思ってたよ。
南泉は絶望的なくらいドロップしないけど……」
骨喰「あそこは距離が長くてその上逸れやすいから余計にそう感じるのだろう。
そもそもの敵本陣まで辿り着ける回数が違う」
日向「そっか。 何度も挑戦することが大事だもんね」
審神者「ですね。 また今年もハードな出陣を要求しちゃうかもだけど、ついて来てくれたら嬉しいな」
七星剣は札なしで来るし、のんびり上田城周回してたら日向くんがドロップするし、今日のうちの本丸何があったし。
2023年01月03日
審神者「ありがとう。
巴形のおみくじ引くのはじめてだよね」
巴形「ああ。 楽しみだな。 ……どれを引く?」
審神者「いつも引くのは決めてるの。
私は何があってもどんな結果でも刀剣男士に一番近いくじを引き続ける……!」
巴形「主よ、小吉だ」
審神者「んー、さすがに昨日あれだけ良い事があると収束するかぁ……。
まあでも、小吉も札貰えるし、嬉しいよ。
手伝ってくれてありがとう、巴形」
巴形「主の役に立ってこそ、俺の新たな物語が綴られるのだ。
今年もまた俺を頼ってくれ。 必ず主の力となろう」
2023年01月03日
審神者「……なんか、卯飾りショボくない?
今までの七福ぴよぴよとかコリラックマネズミとかと比べてなんか……インパクト弱くない!?」
骨喰「三匹しかいないからな……。
しかも正面を向いていない」
鯰尾「きっと俺と主と兄弟がモチーフなんだよ。
この餅に飛びついてるのが主」
審神者「私、餅に飛び付くぐらいなら鯰尾と骨喰に飛び付くんですけどっ!?」
骨喰「……波模様が兄弟の服みたいだ」
鯰尾「あー、言われてみれば……」
審神者「ぶっちゃけウサギより波の方が自己主張してるよね、これ」
鯰尾「えっへん!
……あ、わかった! 波が俺でウサギが兄弟で、主が餅なんだよ」
審神者「私、ウサギから餅に降格させられた……」
鯰尾「だけどほら、餅なら骨喰ウサギが飛びついてるじゃん?」
審神者「私、餅になる」
骨喰「ふっ……わかりやすいやつめ。
……主殿と一緒に卯飾りを見ることができて、良かった」
審神者「……そうだね」
鯰尾「俺はー?」
骨喰「勿論、兄弟も」
鯰尾「へへっ、次は龍だね~」
審神者「龍……倶利伽羅龍……骨喰景趣!?」
骨喰「せめて大倶利伽羅や小竜の名を出せ」
鯰尾「仕方ないじゃん、主だもん」
骨喰「また来年も一緒に見よう。
来年も共に過ごせるように……、今年もさんにんで一緒にいよう」
2023年01月04日
お供「さあさあ。 年も明けまして早三日。
ここに今再び、新たなる一年のはじまりにございます。
この2023年卯年、もとい万年狐年!
果たして鳴狐以下刀剣男士諸兄とあるじどの物語。
一体どのような展開が待ち受けているのか……!?」
審神者「ふふふ。
大吉、小吉と来てるから順を追うなら中吉よね。
でも小吉って結構連続するし、どうかなー……」
お供「あぁ……この結果を確認するまでのひと時がたまらない!
あるじどの! 早く中身を見せてくだされ!」
鳴狐「キツネ、あるじを急かすな」
審神者「何が出るかな、何が出るかな……」
お供「中吉!」
鳴狐「中くらいの吉だ」
審神者「お! 順当な良い方に転んだ」
お供「景品は竹札ですぞ」
鳴狐「卯年にぴったりだね」
審神者「竹札最高! 有効活用させてもらうね」
≫続きを読む
その後、鍛冶場にて
審神者「うわああああ!?!?
3時間20分出たからまさかとは思ったけど……。
今年の限定鍛刀、何かがおかしいっ!!!」
梅:ぴょんぴょん(正月からいい仕事したの!)
流石に今回は札使ったけどそれでも3回目できた……。
どうなってるんだ、今年の運気!?
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2023年01月05日
審神者「水心子が来てくれただけで気分は大吉です……」
水心子「約束だったからな。
我が主との約束は破ると面倒くさそうだ」
審神者「そんなことないよ。
いつまでも根に持つだけで責めたりはしないから」
水心子「ほら見ろ、思った通り面倒だ。
今日の任務もあるのだろう。 早く引くといい」
審神者「今年こそは水心子の大吉を引くぞー! えいっ!」
水心子「中吉。 可もなく不可もなく……」
(審;Д;)
水心子「ふっ…我が主は中吉しか引かないな」
審神者「おかしいよっ!
なんで水心子のおみくじ、いつも中吉しか引けないの!?
これ何回目だっけ? 3,4回目じゃなかったけ?
私は可もなく不可もない主だと……そう言いたいの、水心子~っ!」
水心子「おみくじの結果が私の意思と関係あるはずがないだろう」
審神者「竹札好きだし、卯年だからいいけどさ……。
……これはあれか」
水心子「あれとは?」
審神者「極になったら水心子のその帽子の横にロップイヤーの垂れ耳みたいなのがつく、壮大な前振りなんだッ!」
水心子「……………」
審神者「気が向いたらまた来て」
水心子「まだ諦めないのか」
審神者「私、水心子の大吉を諦めない」
水心子「はぁ……そこまで言うなら、気が向けばまた来よう」
審神者「うん、待ってる」
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