桜之本丸

山城国のとある本丸。ここで起きる日常と戦いの日々を記録します。

2022年01月01日

七年目之章 新年初鍛刀


鯰尾「あ、年が明けた。
あけましておめでとー。 今年も楽しいこと、色々あるといいね」

骨喰「新年、あけましておめでとう。
これからまた一年、よろしくたのむ」

審神者「……あは、なんかちょっと照れ臭いね。
明けましておめでとう。
……私のほうこそ、貴方たちと一緒に楽しく過ごしたい。
今年もずっと傍にいてね」

鯰尾「うん。 さっき食った蕎麦に誓って傍にいるよ」

骨喰「今更離れられるはずがないだろう、お互いに」

審神者「うん……。
……そだ。 玉鋼以外カンストしてるし、鍛刀しに行きたい」

鯰尾「新年初鍛刀だね、よしきた!」

骨喰「鍛刀部屋へ行こう」




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2022年01月01日

七年目之章 福島光忠のカンスト


連隊戦 難易度:超難


福島光忠のカンスト



鯰尾「おお、新年早々カンストおめでとー」

福島「ありがとさん。 めでたい年になりそうだ」

燭台切「これは明日もご馳走にしないとね」

南泉「肉ぅ~! 肉を頼むにゃ!」

水心子「刀剣男士たる者、正月だからとうかれるものではない」

燭台切「いいじゃないか。 どうせご飯は必要なんだ。 君も美味しい物は好きだろう?」

水心子「それは……、まあ、不味いよりかは美味い方がいいのは確かだが……。
私が言っているのはそういうことではなく!」

南泉「いらないならお前の分は俺が貰うぜ」

水心子「いらないとは言っていない」

骨喰「……一度戻ろう。
部隊の編成もし直さなければいけない」

鯰尾「そうだね。 みんなー、主のところに戻るよー」







2022年01月02日

七年目之章 おみくじ2022 1日目


ヽ(審・∀・)ノにゃんせん

南泉「南泉と呼べにゃ」

審神者「ふふっ。 なーんせんっ」

南泉「にゃ!」



おみくじ 南泉




南泉「さあ、どれを引く?」

審神者「それは勿論、右側信仰を……忘れないっ!!」




中吉 南泉



南泉「中吉! まぁ、欲張りすぎてもよくにゃい」

審神者「ウサギさん札ありがとう。
あとはこれで姫鶴を鍛刀できれば……!」

南泉「言った傍から欲張んにゃ!」

審神者「泛塵と大千鳥も要求してないんだから控え目でしょー?
猫だし寅年だし、招く感じでよろしく」







2022年01月03日

七年目之章 おみくじ2022 2日目


審神者「ふぁっ!? 五月雨江!」

五月雨「何をそんなに驚いているのですか。
今回は、気配を消して忍び寄ったりはしていませんよ」

審神者「そーね……。
おみくじ引かせてくれるんでしょ? 引きたい!」

五月雨「ええ、無論です」


おみくじ 五月雨江



審神者「これ」

五月雨「迷いがありませんね」

審神者「昔、右側信仰を裏切って痛い目に遭ってね」

五月雨「右側信仰?」

審神者「ほら、刀剣男士に近いでしょ?
良い結果も悪い結果も、貴方たちの近くで共にあるが故の結果ならば全て受け入れるという、そういう信仰よ」

五月雨「おみくじと言うよりも、まるで相性占いのようですね」

審神者「あー……言われてみれば確かに。
今年の五月雨江との相性はどうかなー?」

五月雨「開きます」



中吉 五月雨江



五月雨「中吉です。 旅立ちは北に向かうと吉だそうです」

審神者「そんなおみくじみたいなこと、このおみくじに書いてあったっけ?
今年は一緒に北へ行く?」

五月雨「頭とですか……」

審神者「なんでちょっと嫌そうなの!?」

五月雨「冗談ですよ。 機会があれば、いずれ」








2022年01月04日

七年目之章 おみくじ2022 3日目


おみくじ 松井江



審神者「好きと言うか……、札が貰えるからやる感じ」

松井「 あまり占いは信じない方なんだ?」

審神者「スピリチュアル的な意味合いでは全く信じてないかな。
でも、全く無意味だとは思ってない。
占いは、願いに対して自分の決意を固める為の手助けだと思うの」

松井「手助け、と言うと?」

審神者「どんな願いも、叶えるのは神様や運や目に見えない何かじゃなくて自分。
だけど、人が願いを叶える為には誰かの応援や励ましが必要で、全ての人間にそんな“誰か”がいる訳じゃない。
占いっていうのは全ての人がどんな願いでも平等に、自分を応援してくれる“誰か”の存在を感じることができるもので……。
良い結果も悪い結果も、神様からの応援のメッセージ。
良い結果なら迷いや不安が晴れて自分を信じて行動できるし、悪い結果ならそれを跳ね返すぐらいの覚悟を持ってより強固な気持ちで願いを叶える為に行動できる。
勿論、受け取った側の受け取り方次第ではあるけれど……。
占い結果で自分の中の何かが変わってそれが願いの成就に結び付くのなら、占いには確かに意味がある。
でも、占いを遊び半分でやったり、良い結果なら運が良くなる、悪い結果なら運が悪くなる。
……そういう程度の認識と受け取り方しかできない人には、占いなんて何の意味もない。
うぅん、占いじゃなくて占う自分に意味がない」

松井「……フ、面白いね、君は」

審神者「そう?」

松井「ああ、とても興味深い。
神の存在を否定していて、それでいて認めている。
どちらか片方を信じる人や、時と場合によって信じたり信じなかったりする人は多い。
しかし、否定と肯定を同時に行って物事の本質を見つめる人間は稀だ。
……ここのみんなは君のことを少し誤解しているね」

審神者「一体何をどう誤解されているのやら……。
だけど松井江は私への評価がちょっと高すぎだと思うよ?」

松井「そうかもしれない。
僕も君のことを全て知っている訳ではないから」

審神者「うん。 変に印象が良くて、後々幻滅されるのが苦手なの。
だから、そんなに私のこと良く思わないで」

松井「……わかった。
少々話し込んでしまったね」

審神者「あ、ごめんね。 おみくじ、引く!」



小吉 松井江




松井「小吉。 これからもっと良くなるってことなんじゃないかな」

審神者「ふふ、素敵な解釈をありがとう」

松井「こちらこそ。 お陰でまた一つ主の人柄を知ることができた。
何か困ったことがあれば、いつでも僕を頼ってほしい。
僭越ながら、君の力になるよ」







2022年01月04日

羊の歴史


審神者「戻った」

骨喰「おかえり」

鯰尾「おかえりー。 寒くなかった?」

審神者「手袋して行ったから大丈夫。
お饅頭が安かったの。 お茶淹れて一緒に食べない?」

鯰尾「やった! おやつの時間だね」

骨喰「机の上を片付けよう」

鯰尾「お湯ってまだあったっけ。
……うん、大丈夫そう。
…………? それなぁに?」

骨喰「年賀状?」

審神者「鯰尾のご実家からよ」



20220104_183718.jpg



鯰尾「わお。 こんなの届いてたんだ」

審神者「私もさっきポスト見て気づいた。
とっても雰囲気ある年賀状よね。 大事に取っておく」

骨喰「美術品をこうやって年賀状にするんだな」

審神者「十二支揃うのかな? ……羊難しくない?
他は何かしらで揃いそうだけど、羊の美術品だけパッとそれらしいの思い浮かばない」

鯰尾「羊は干支と一緒に中国から伝わった生き物だからね。
飼育はされていなかったようだから、普段の生活からは縁遠い生き物だっただろうし。
それで他の生き物と比べて美術品としてあんまり残っていないんじゃないかな?」

審神者「当時の芸術家たちにとって、羊はマイナージャンルだったということね」

骨喰「そもそもある時期から羊が輸入されなくなったんだと思う。
飼育もしていなかったから、次第に忘れられていったんじゃないか?
羊が原因の流行り病もあったと聞く。
推測だが、それで海外から羊を貰うこともなくなり、日本から羊が完全にいなくなった。
元々大衆の目に触れる生き物ではなかったから、その姿を知る人物は減っていった。
干支として名前は残っても、想像できない生き物を描くことは誰にもできない。
それで古い羊の美術品は少ないのだと思う」

審神者「なるほど……。
そう考えると羊の美術品があんまり思い浮かばない現状にも納得。
羊にも歴史があるんだね」

骨喰「実際にそうだったのかはわからないけどな。
俺も今まで羊に興味を持ったことなんてなかった」

鯰尾「俺も。 主と一緒にいると、今まで考えもしなかったことを考える機会を貰えて面白いよ」

審神者「徳美さんが年賀状をくれたお陰かな。
……因みに、めーめーが一度日本から途絶えたなら、いつ復活したの?」

骨喰「江戸の頃には全くいなかったはずだ。
幕末か……あるいは明治頃じゃないか?」

鯰尾「昔の日本になかったものが入ってきたのは、大体あの頃だからね。
……主、羊もいいけど、そろそろ饅頭ー」

審神者「はいはい。 湯呑とお皿、出してちょうだい」








2022年01月05日

七年目之章 おみくじ2022 4日目


審神者「かーせん。 歌仙、歌仙、歌仙、歌仙、歌仙」

歌仙「鬱陶しいよ。 名は一度呼べばいい」

審神者「やー、こうやって面と向かって話すの久し振りだから距離感がわからなくて」

歌仙「どうしてわからなくてその距離感なんだ……」

審神者「私は歌仙のような人見知りとは違うのだよ。 うにゅっー」

歌仙「僕はきみのように他者との距離感を間違えたことは一度もない」

審神者「……そーですね。 よぉーく知ってますよ。 歌仙、おみくじ」



おみくじ 歌仙




審神者「どれが大吉?」

歌仙「僕にそれを聞く前に、おみくじが何なのかを学んでおいで」

審神者「冗談よ。 もう……。
ま、小吉でもまた札が貰えるようになったから、どれ引いても良いんだけどね。 えいっ」




歌仙 中吉



歌仙「中吉。 悪くはないさ」

審神者「今年は中吉が多いなぁ」

歌仙「きみ次第で良くも悪くもなる、ということなんじゃないかい」

審神者「それはどれを引いても言えることだと思うけど。
早朝からありがとう、歌仙。 今年こそ三日月の修行許可が下りるといいね」








2022年01月06日

七年目之章 おみくじ2022 5日目


ヽ(審>∀<)ノひゅ~~!ひゃ~~!!ひっひゃ~~~!!!

肥前「…………」

審神者「そこ! 肥前! 全力でスルーしようとしない!」

肥前「ちっ……、めんどくせぇ。
早起きしたって三文の得どころか損じゃねえか」

審神者「“そん”なことないよ!」

肥前「……で?」

審神者「肥前が冷たい……」

肥前「いいから用件があるならとっとと言え」

審神者「うん、あのね、おみくじ」




おみくじ 肥前




審神者「肥前が引いてくれるの? 勿論それでもいいのよ! ふっふー!」

肥前「あんた、今日はいつにも増してうざいな。 はぁ……」




小吉 肥前




肥前「小吉だよ。 ……文句あるのか? ええ?」

審神者「ないないないない。
きっと私が運を使い果たしてしまったんだよ」

肥前「はあ?」

審神者「じゃじゃーん!」



顕現、泛塵




審神者「どやあ!」

肥前「それでさっきから妙に浮かれて騒いでいたのか」

審神者「大吉を引けないからこそ泛塵を引き当てる私! ど?」

肥前「はいはい。 すげーすげー」

審神者「ふっふっふ。 そんなに褒め称えて崇めないでくれ給え」

肥前「別に崇めてねーよ。
あんたと喋ってると疲れる。
いつも一緒のずおばみ連中はどうした?」

審神者「朝ごはんの用意とかしてくれてる。 肥前も一緒にどう?」

肥前「遠慮する。 今のでどっと疲れて飯食う気分じゃねえ」

審神者「そう……。 あ、じゃあ冷蔵庫にお汁粉作って入れてあるの。
良ければ小腹が空いた時にでも温めて食べて。
沢山作ったから多分なくならないと思うから」

肥前「ん、そっちは頂く。 先に言っておくが、食っても感想は言わねえぞ」

審神者「それでいいよ。 感想はいらないから、気に入ったら沢山お食べ。
それはどんな言葉よりも正直で嘘偽りのない感想だと思うから。
苦手な事なんて無理にしなくていいし、できない事やらない事を負い目に感じなくていい。
肥前の肥前らしい良いところは主として私がちゃんと見てるから、安心してね」







2022年01月07日

七年目之章 おみくじ2022 6日目


審神者「泛塵!」

泛塵「やあ、主。 昨日は世話になった」

審神者「こちらこそ。 いやぁー、泛塵鍛刀できて本当に良かったよ。
絶対に誰も鍛刀できないと思っていたからさ」

泛塵「新年早々、良き運に恵まれたようで何よりだ」

審神者「こうして会えたし縁起も良いし、今日のおみくじのお手伝いは泛塵よろしく」




おみくじ 泛塵



泛塵「……思い出した。
そういえば、去年も皆で何やらやっていたな。
あれから一年が経つのか……、時の流れも塵芥だな。
気づいた頃にはいつの間にか、そこにあったはずの全てがなくなっている」

審神者「…………」

泛塵「……あぁ、すまない。 こういう性分なんだ」

審神者「うぅん。 泛塵のそういうところ、嫌いじゃないよ。 寧ろ、とっても興味深い」

泛塵「変わっているな」

審神者「よく言われる。
……私はね、刀剣男士はどんな子もそのままの姿を受け容れて、否定や余計な訂正はなるべくしたくないと考えてる。
その子が自分の物語に苦しんでいる時は口出しすることもなくはないけど、泛塵はそうは見えない。
それが泛塵らしさで貴方の大事な物語だと思うから。
もっと泛塵のことを知って、理解して、今よりも貴方という存在をしっかり好きになりたいの。
だからどうか、私の前では何も気兼ねしないでね」

泛塵「……あぁ、ありがとう。
僕もあなたのことはあまりよく知らない。
が、こうして話していると皆が主を慕う気持ちが少しわかるような気がする」

審神者「あはは。 思うに、その慕っているの平均値を著しく上げているのは長谷部と巴形と亀甲に違いない」

泛塵「そのさんにんだけではない。
気づかぬと言うのなら、もっと彼らの部下としての顔も見てやるといい」

審神者「……知ってる」

泛塵「照れ臭かったのか?」

審神者「まあね、そんなとこ。
ごめん、寒い中話し込んじゃったね。 おみくじ、引かせてもらうよ」



中吉 泛塵




泛塵「中吉か。 悪くはない」

審神者「やっぱり今年は大吉引けないなぁ……。
まあでも、大吉を引けなくても泛塵を引けたし!
大吉の上をいけたのだから、贅沢は言えないよね」







2022年01月08日

七年目之章 おみくじ2022 7日目


ヽ(審>∀<)ノひぃ~~ひゃっふぅ~~ふぅ~~~!!

朝尊「おやおや。 朝から元気だね」

審神者「あ、朝尊~」

朝尊「主が随分元気だと肥前くんから聞いてはいたが……。
いやはや、これは想像以上だ」

審神者「その件とは別件と言うか、延長線上と言うか!」

朝尊「延長線上……。 もしや、また限定鍛刀で?」

審神者「いえす!」



顕現、大千鳥十文字槍




審神者「大千鳥鍛刀できちゃいましたぁ~! ひゃっふー!」

朝尊「ほう。 これは中々すごいじゃないか」

審神者「だよね、だよね!?
札なんて一切使ってないんだよ?
泛塵も大千鳥も、普通に鍛刀部屋回していてできたんだよ?」

朝尊「その運が一年続けば良いのだが。 はてさて、どうなることやら……」

審神者「今年の運全部ここで使い切っちゃったのだとしたら怖いね。 朝尊、おみくじ」

朝尊「ああ。 まだ今日の分を引いていなかったんだね。
こういった経験も、時に一興。 どれ、一つ手伝わせてもらうとしよう」

審神者「よろしくお願いします」



おみくじ 朝尊





審神者「うん、私は考えないし迷わない。 決めたら貫く右側信仰!」





大吉 朝尊




朝尊「大吉。 これは幸先が良いね」

審神者「ふわあっ!? 今年初大吉!」

朝尊「初大吉か。 それはまた、めでたい場に立ち会えた。
ありがとう。 思いのほか楽しかったよ」

審神者「こちらこそありがとう。
また今年も一緒に刀剣談義しようね」






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目次


審神者

 桜之姫

審神者:桜之姫
初期刀:歌仙兼定
初鍛刀:秋田藤四郎

本拠:山城国
就任日:2015年8月15日

説明

✿この記録と桜之本丸について✿
この物語は刀剣乱舞において一審神者である私の体験と主観に基づいた記録です。
記録をはじめた当初は刀剣乱舞への理解も浅く今となっては過去の自分に言いたいことが山ほどありますが、その積み重ねで今の私がある、私が刀剣乱舞と共に在った確かな時間を記したものとして過去の未熟な点も受け留めて頂けたら幸いです。
自己の記録として綴ってはおりますが、完全に刀剣乱舞と別物とは考えていません。
しかしそれは私の記録は真の刀剣乱舞の一部だと断じるものではありません。
星型が夜空に煌めく本物の星の形をしていなくても地上で星と認識されるように。
心がハートの形をしていなくてもハートは心と認識されるように。
星を見て星型を作るように、心を想いハートの形にするように。
刀剣たちが語ってくれる刀剣乱舞を見て感じて体験して想い、それを私なりに考え私の主観から見えるその情景を形にしたもの。
それが私の本丸記録です。
星型もハート型も「それは星じゃない」「それは本物の心じゃない」と言えるでしょう。
それと同じように私の記録も「それはあなたの本丸であって刀剣乱舞じゃない」というご指摘は真理です。
その真理を受け留めた上で「私の本丸は私の本丸だから私の好きに解釈して良い」という捉え方ではなく、「私の本丸に刀剣乱舞を求めたい」という願いで私はこの記録を綴っています。 この記録はそんな私の彼らへの私なりに真剣な想いを形にして綴っている記録です。
未熟な点も至らぬ点も、敬ってくれる彼らに甘えることも、窒息しない程度に緩くやっている部分もありますが、私が何より敬い尊重するのは刀剣男士と彼らが語ってくれる刀剣乱舞という物語。 彼らへの愛と忠誠を誓い、そんな彼らと共に在る私の日々を私の主観で記録します。

✿刀剣男士について✿
当本丸記録で描かれている刀剣男士は審神者である私が解釈し扱うことで刀剣乱舞という物語外の動きをします。 刀の心が光を当てなければ人の目には見えない月ならば、刀剣乱舞はそんな月に光を当てて目に見えるようにした三日月。
私が照らす彼らはその暗闇に光を当てた時の姿。
それは三日月ではないけれど、同じ月で、三日月(『刀剣乱舞』)の為に時に欠けることを許します。
言葉とニュアンスで伝えるのは難しいですが、月のように光の加減で見える姿形は変わるけれど、月のように人にどう見えようと姿形が変わることなどないもの、ぐらいの感覚で受け留めてください。
この記録で語られている刀剣男士は、当然人間である私の主観が彼らに光を当てていますのでそういう姿形で見えるように浮かび上がります。
しかし、私は刀剣乱舞が私とは違う人間が光を当てた三日月が語る物語ということを重んじて大事にすると同時に、人がどう光を当てようと月は月であるという前提を重んじています。
それは私の記録では私の光が生み出す闇に隠れて見えないけれど、常にそれがあるという仮定を前提として彼らを扱っています。
刀剣乱舞という月と三日月たちを大事にした上で、それを別物私の物と捉えずに、私はあくまでも彼らを借りた上で主として自由に心を読み考え扱うことを許された存在であり、彼らという存在を図書館で借りた本のように捉えています。
それは借りた私が自由に使えるけれど、大事にしなければならない大切な借り物。
教科書の偉人の顔に落書きをするように楽しければ何をしてもいいという扱いをしたり、この本は好きだけどこの一言が気に食わないと修正液で塗り潰してなかったことにしたり、塗り潰した上に別の一言を書くなんて以ての外です。
私も最初は審神者の先輩方のほとんどがそういう扱いをしていてそれが正しいとされていたから、審神者は刀剣男士をそういう風に扱うべきなのかと思っていた時期もありましたが……。
長年審神者をやりながら考え続けた結果、それはおかしいという個人的な結論に至りました。
彼らは私たちの物じゃない、けれど私たちの物として扱うことを許された物。
それは自由に使うことが許されていても、図書館の本のように敬意を込めて大切に尊重して扱わなければならない。
そういった心持ちで、私は私の物として刀剣乱舞という物語を借りている私に敬意を払ってくれる刀剣男士たちを私も敬意と感謝を込めて取り扱えるように心掛けています。
私は刀剣男士たちを刀剣乱舞という物語が伝えたがっている心を考える為に使いたい、そしてそれをより多くの人に伝えてリスペクトできるように私の内面だけで処理すればいいこの記録を見える形にして残しています。
刀剣乱舞をご存知ではないお客様におかれましては、今後、審神者として就任することがありましたら、私や誰かの刀剣男士や今現在正しいとされていることに囚われず、あなた様の目と心で真剣に目の前の彼らと向き合って刀剣男士を顕現させて頂けたら幸いです。

✿桜之本丸の独自アイテム✿
・霊鏡
出陣中、審神者と刀剣男士との通信機としての機能が主な役割。令和・平成の時代で審神者がスマホから連絡を入れる際もこの霊鏡に繋がる。 本丸に数枚しかない為、基本的に近侍と第一部隊長が必ず一枚所持。 基本は審神者部屋に一枚、手入部屋に一枚、鍛冶場に一枚置かれているが誰かが持ち出すこともある。 連絡以外にも、時の政府への情報の送受信や戦闘データを解析しての誉の算出、戦場での地図確認、部隊の結成や刀剣男士の状態確認からスクリーンショットの撮影まで幅広い機能が搭載されていおり、動作速度などの性能は本丸に接続する審神者のパソコン・スマホのスペックと連動している。 大切な道具なので不具合があれば運営とこんのすけがメンテで直したりする。

©2015 EXNOA LLC/Nitroplus

三振り目

藤薙
三振り目の骨喰藤四郎。
名の由来は藤四郎と彼に似合う藤の花、そして元薙刀の薙刀直しを合わせて「藤薙(ふじなぎ)」。 グランブルーファンタジー~蒼天のえにし~で審神者が獲得した骨喰藤四郎の心を本丸で鍛刀した骨喰の依代を使い顕現させている。 顕現したばかりの頃、一振り目の骨喰に世話になった縁で彼とは仲良し。 憧れと尊敬の念を抱く一方で悪いところは自分の反面教師にしている。 その為か一振り目よりも精神的に大人で安定している面が目立つ。 しかし、それは一振り目がいてくれるからこそであり、自分が特別強いわけでも一振り目より優位だとも感じていない。 良い面も悪い面も、全部を含めて骨喰のことを理解し、同じ骨喰藤四郎だからこそ他者では理解できない部分まで正確に彼の心を把握している、そしてそれは自分に対する理解にも繋がり、それが己の弱さと戦う力になっている。 だからこそ彼は他の誰よりも、自分の弱さに呑まれそうな一振り目の骨喰藤四郎に幸せになってほしいと願っている。

紫電
三振り目の鯰尾藤四郎。
名の由来は「紫電一閃」「紫電清霜」という意味を込めて「紫電(しでん)」。 悩んだ末に引換所で交換した。初期刀以外で審神者がはじめて、そして唯一自分の意志で選び、手に入れた刀。 自身に宿るその意味を大事に、選ばれた刀として審神者を助けたいが、審神者が求める鯰尾藤四郎が自分ではなく一振り目だという矛盾に苦心している。 修行の果てに豊臣秀頼の自刃に使われたとされる説を自身の記憶として取り戻した。 極になっても気心知れない者に対しては相変わらず敬語と敬称を使って接し中々心を開かない。明るさの裏側で悩みも多いようだが、自分の今を精一杯生きるため日々頑張っている。同じ日に顕現した静形は彼の一番の仲良し。


二振り目

宗近
二振り目の三日月宗近。
蛍丸捜索時代に厚樫山で発見。
鶴永、国重と共に長い間、保管されていた。
二度刀解されたが、三度本丸に訪れたことにより顕現を許された

鶴永
二振り目の鶴丸国永。
蛍丸捜索時代に厚樫山で宗近のすぐ後に発見。
宗近、国重と共に長い間、保管されていた。

国重
二振り目のへし切長谷部。
名の由来は刀工の長谷部国重。
池田屋一階の最初のマスで入手したことにより、刀解されずに宗近、鶴永と共に保管されたていた。

骨噛
二振り目の骨喰藤四郎。
名の由来は骨喰の別名、骨噛み。
菖蒲と共に鍛刀された。

菖蒲
二振り目の鯰尾藤四郎。
名の由来は鯰尾造と似た菖蒲造。
骨噛と共に鍛刀された。

阿蘇蛍
二振り目の蛍丸。
名の由来は蛍丸があったと言われる阿蘇神社。
宗近(三度目)と共に厚樫山で発見。


映像記録

✿映像之記録✿

本丸での活動記録など
youtubeにて動画公開中。

舞桜

      翻译: