信濃「痛たた…うぅぅ…これが、人の体かぁ…。
面白いけど……動かすの、大変かも……」
厚「大丈夫か、信濃?
俺達短刀は、重傷なんてしょっちゅうなんだ。
いざって時、踏ん張れるように、ちょっとは気張れよ。
なあ、遠征カンスト主席の薬研!」
薬研「厚……貫かせてもらおうか…?」
一期一振「こら。演練はまだあと4回残っているんだよ。
喧嘩をしていないで、早く終わらせてしまおう」
鯰尾「立てよ、信濃、実戦はこんなもんじゃないからな」
骨喰「兄弟、少し信濃に厳しくないか?」
鯰尾「そう?長谷部さんよりずっとやさしいと思うけど?」
薬研「長谷部の旦那と比べている時点でなぁ…(苦笑)」
厚「なんかあったのか、お前達?」
信濃「知らない。俺、顕現してまだ1時間も経っていないし。
んー……やっぱり、まだちょっと動き難くて意識がはっきりしない……。
大将、少し休んでもいい?
俺、もっと大将のことが知りたいな。
良ければ一緒にお話しようよ、その方が俺としても、心が人の体に馴染めて良いし」
鯰尾「ダメ、主は明日も仕事なんだぞ。
……ほら、主も、もう2時過ぎてますよ?そろそろ帰って寝てください」
審神者「え、でも、まだ演練終わってない」
鯰尾「じゃあ、演練やって早く寝てください。
いいですね?夜更かしはいけませんよ?」
骨喰「…………」
厚「なあ、なんか、鯰尾の様子、いつもと違くね?」
一期一振「やはり、何かあったのか?」
薬研「………はぁー…なるほどなぁ(笑)
ま、大丈夫だろう。
ほら、大将、兄弟の言う通り夜更かしは体に悪影響だぜ?
さっさと片付けてやるから、早く帰って休みな」
信濃「………そうだね、無理させちゃうのは悪いか…。
じゃ、俺も頑張るから、明日はいっぱいお話しようよ。
ね、いいでしょ、大将?」
審神者「うん、新しい子は暫く近侍ってことでやってきたし。
貴方以外みんなカンストしているから、経験を積むためにも、当分は近侍として一緒にいてもらうよ、信濃。
あ、名前、呼び捨てでいいよね?」
信濃「ああ、いいよ。
言ったでしょ、大将と仲良くなりたいって」
審神者「ありがと。
演練相手は強いから、大変だろうけど、頑張って」
信濃「うん、勝てなくても、せめて一撃くらい当ててみせる。
見ていてね、大将!」
その後、信濃が本当に一撃当ててくれて驚きました(装備させていた馬、地下で一緒に拾ってきたキィツーだったのに)。
※キィツーとは。
地下で鯰尾達が見つけてきた白馬の名前。
きぃごと同じ見た目、同じ能力だったので、きぃご2号、略してキィツーという名前になりました。
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