先日、オオカメノキを見つけた日は、もう一つ、新しい花を見かけました。たぶん、
クロモジ(黒文字、Lindera umbellata、クスノキ科クロモジ属、落葉低木)の花ではないかと…。
やさしげな薄黄色というか黄緑っぽい色の6弁の花です。1つの花の大きさは5mmくらいでしょうか。
林の中に、ぽつぽつと咲いていて、開き始めた葉がアクセント…。
知っている方は一目で何の花か分かったと思いますが、良くわからなかった私には、いくつか候補が浮かびました。
帰宅して検索、最初はダンコウバイではないかと…。その後、他の方のブログを見ていて、アブラチャンだ!と…。でも樹形とか違うっぽいかな、、、と他も当たってみるうち、クロモジが一番ありそうかな、となりました…。
それで、特徴である木の香りと、枝の模様を確認するため、後日再訪…。香りは、小さな枝をちょっとだけ折らせていただいて、すっとするいい香りを確認…。
一方、枝の模様のほうは、「黒文字の名は若枝の表面にでる斑紋を文字に見立てたものといわれる」(wiki)そうですが、黄緑っぽい幹に浮かんだ黒い模様は、文字と言うには………でした。…
確かに黒い斑紋はあったんですけどね…。 右の写真は、この日のクロモジ…。先日より、だいぶ葉が育っていました。
ちなみにこちら、近くに生えていたマンサクの花後…。花が散り、赤い萼が目立ってます。パッと見たときは、お!赤い花だ!と思っちゃいました…。あとで訪れたときは、右のように落ち着いて、また別の花のよう…。
…もしかして、クロモジくんは達筆過ぎるのかも…。