ウツギというと白い花を思い浮かべるのですが、近所のお宅で、バラと一緒に咲いていたピンク系の花を見て、こういうのもあったんだ、と…。
花弁の裏のほうが少し色が濃い感じです。花弁は写真で見ると5弁みたい…。実際見ていた時は、あれ? 八重?と思ったんですけど…。裏表の色の違いのせいで、より華やかに見えたのかな…
今度またよく見てきます…。 2m以上の木で、上のほうに咲いている花は、左の写真のように遠目には咲き残った蔓バラの花のようでした。
右の写真は隣に咲いていたバラ…。
バラの花が気になっていて見せてもらったんですが、近づいてみたらウツギのほうが珍しくて…。 家に帰ってから検索してみて、
ベニバナウツギ(紅花空木、学名:Deutzia elegantissima 'Magicien'、別名:ベニバナバイカウツギ、マギシェン、アジサイ科ウツギ属、落葉低木)というウツギの園芸品種が似ているように思いました。
ウツギ(空木)というと、漢字のせいもあってか、寂しげな雰囲気が漂う気がしてしまうのですが、園芸品種もいろいろあるようで、今後少しチェックしたいと思いました。育てやすい木でもあることで…。
同じ日に、今度は近所の畑の脇で、これこそ紅色っていうんでは、という濃い色のスイカズラ科のウツギとつく木を見かけました。
この花は、
タニウツギ(谷空木、学名:Weigela hortensis、別名:ベニウツギ、スイカズラ科タニウツギ属、落葉小高木)の色の濃いもののようです。タニウツギの別名がベニウツギというようで、タニウツギにも色の濃い薄いがあるようです。ここまで赤いなら、こういうのだけベニウツギにしてもいいような…。
近所の山にたくさん咲いていたタニウツギはちょっと前に花がほとんど終わっており、この紅色の花は開花の時期も少しずれているようでした。
よく見るタニウツギは下の写真のように、蕾は紅色ですが、咲くとピンク色…。
北海道の西側、本州の東北地方、北陸地方、山陰地方に分布。 自分の庭には、なるべく葉物とか、花色は白とか青とかを植えているのですが、このところピンク系を見ると華やかできれい、と思うことが多く、家族には家が地味だから…と言われています…。だけどね、全方位オープンにするのは、ちょっと怖いんですよね…。