今日は当地方は、平年より19日、去年より22日遅い初雪を観測しました。積もらなかったけど、午前中はみぞれ状態で寒かったです。
いつもは11月中に一度は積雪がある感じですが、今年は11月が暖かかった分、寒く感じます。一か月予報は平年より寒いとなってましたから、しばらく寒そう…。
さて、先日の晩御飯はカレーでした。
カレーのニンジン、ジャガイモ、タマネギは、もちろん我が家の野菜。
カレーのお供はラッキョウ漬。これも、もちろん私が育てて漬けたもの。
だがしかし、福神漬は、やまうさんの、「カレー専用福神漬」でした。
…残念…。 ということで、翌日、泥縄で、福神漬けを作ったのでした…w
福神漬けは、検索するとたくさんレシピがあり以前二度ほど作ったのですが、今回また、あれこれ彷徨い、こちら(→
簡単福神漬け♪)にしてみました。
…やっぱり、簡単、が気に入って…w 美味しくできました。
今回、福神漬けに入れたのは、以下の7種。
松前とろろ(昆布とスルメ)、シソの実の醤油漬け、レンコン、ニンジン、根ショウガ、キュウリ(ピクルス使用)、それとダイコンです。
福神漬けって、野菜は生でもいいけど、キュウリの古漬けとか干しダイコンなどでもいいし、季節を問わず作れるようで、いいですよね(我が家はだいたい、ダイコン採れる初冬ですが…w)。
でも、あれこれレシピを見ていると、入れているものは多少違いがあり、一体、何を入れるのが基本なのかと気になりました。
農林水産省の
農産物漬物の日本農林規格を見ると、福神漬けの定義は「農産物しょうゆ漬け類のうち、だいこん、なす、うり、きゅうり、しょうが、なたまめ、れんこん、しそ、たけのこ、しいたけ若しくはとうがらしを細刻したもの又はしその実若しくはごま(以下「ふくじんの原料」という。)のうち5種類以上の原材料を主原料とし漬けたものをいう。」だそうです。
ちなみに、やまうの福神漬けの原材料名を見ると、ダイコン、ナス、レンコン、ナタマメ、シソ、シイタケ、ショウガが入っていました。
今回、我が家では、ダイコン、キュウリ、ショウガ、シソの実、レンコンを入れたのでクリア、みたいだけど、気になったのが、
ナタマメ(鉈豆、学名:Canavalia gladiata、マメ科ナタマメ属、蔓性一年草)。
ナタマメで思い出すことは人それぞれだと思いますが、私の場合、ナタマメ茶とかナタマメ歯磨き…。…でも、やまうの福神漬けにも入っているわけで、形を見たら、これがナタマメだったようです…w
…ずっと見てたはずだけど…、なんか昆布の根元みたいな感じですよね?w
これはナタマメの若莢(10㎝程度のもの)なんだって。若さやなのに、輪切りにしてこのサイズということで、大きな豆だということはわかります。
ナタマメはジャックと豆の木の豆のモデルともいわれ、成長した鞘は30cm(50cmとも)くらいにもなるそうです。若くて豆の入っていないくらいの鞘は塩漬けや味噌漬けのほか、インゲンみたいに煮たり炒めたりしても食べられるみたい。
国内では九州、四国、中国地方で多く作られているようで、私には馴染のない野菜でした。
もともとは上野で作り始められたらしい福神漬けに、どうしてナタマメが堂々(?)入っているのか不思議な気がしますが、こちら(→
東京中央漬物株式会社>漬物アラカルト>福神漬)によると、「ナタ豆を切った形が、縁起のいい七福神の「布袋様」が持っている軍配の形に似ていることから採用されたという説」があるそうです。
なんだかおもしろそうなので、植えてみたい気がしたのですが、種が高い…w ツルがすごく伸びるみたいなので、うちの小さな畑では無理とのお告げかも…w
メモ: 次回作ってみたい福音漬け→
福神漬け♪が、ナタマメ入りで、野菜が大きくて、おいしそうでした。京都の農家レシピのアレンジだそうです。
こちらも美味しそう…。ナタマメほしい…。→
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