荻窪銀花年明けの催しとして加藤財さんの急須・ポット展を開催中です。
小さな銀花の中が丸くて可愛くてシャキッとしている、
「たから急須」のもつ統一感で染まっています。
容積150ccの小さな急須でも、
容積500cc越えのポットでも、
丸型でも平形でも、
黒でも白でも、
どれも加藤さんの作り出す急須ポットには、
隅々まで気持ちを込めた丁寧な手仕事で、
凝縮された魅力があります。
急須 彫 白なす 15,400円
容積170cc全体的には一番人気の丸型が多いのですが、
例の如く少しへそ曲がりらしい甘庵には、
ナスがに目がいってしまいます。
その中の一つをご紹介してみます。
下膨れでいてそれでもコロンとした印象のフォルムです。
容積150ccと小ぶりですが、
このぐらいの大きさの方が適当な性格の甘庵でも、
お茶が美味しく淹れられるアイテムになります。
本体も蓋の径も全体的に小ぶりなためか、
茶葉を入れる時、
湯を注ぐ時、
碗に茶を淹れるときにも、
いつになくそそとした動作になります。
この煎茶道の方々の所作のような流れが、
美味しくお茶が淹れられる結果につながっている気がします。
小さな急須にそうさせられていると思います。
なので小さな財急須を手にいれれば、
オートマチックに美味しくお茶が淹れれるとと、
甘庵は個人的にですが思い込んでいます。
甘庵
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今朝の荻窪は冷えました。
とはいえ日本列島は長いので、
北の方でははるかに寒くて南の方は温かいんだろうな。
それでもそれぞれの冬らしい気候になってきていることでしょう。
しかも異常気象なのでしょう。
夏はともかく暑くなってきていて、
四季が楽しめる春冬が短くで、
急に冬がやってきていまうサイクルになっている気がします。
半袖からダウンへという衣替えのような感じです。
野波実 白磁カップ 2,500円
径9.3cmH9cm四季を楽しむ和の文化では、
器も衣替えのように四季折々を、
感じ取って味わえたのですが、
そのゆとりがなくなってしまいそうです。
それなら冷温楽しめる器で対応する方法で。
ご紹介する野波実さんの白磁カップは、
マイカップにおすすめです。
冷たいビールや麦茶も、
温かいいカフェオレもホットワインでも、
好みの冷温の飲み物が美味しいそうに映えます。
蹴轆轤で一個挽きされていて、
ゆったりとした伸びやかなロクロ目や、
高台部分まで均一の厚みで見込みが深く、
見かけ以上の容積を備えて、
ゆるいテーパーが手になじみ持ちやすく、
しっかり焼けて磁器素地は丈夫で扱いやすく、
て愛着を持てる毎日使う自分だけのカップにおすすめです。
甘庵
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光藤佐さんの粉青掻落皿6寸をご紹介します。
双葉の間に新芽が出ている様子を、
大胆に描いた紋様です。
光藤佐 粉青掻落皿6寸 6,160円
径18cmH4cm多くの文様は絵筆などで絵の具で描き出しますが、
掻き落としの手法は紋様出ない部分を除くことで描きます。
この皿では素地の上全面に化粧土を施し、
その一部をヘラなどで削ぎ落として、
紋様を描き出しています。
絵の具と筆で描く紋様のように、
細かな書き込みは難しいのですが、
掻き落としことで立体的で大胆な表現になります。
モノクロの版画のような、
白っぽい化粧土の黒っぽい素地の、
二極の構成デザインは緻密ではないのですが、
力強い表現力があり、
新しい芽が出づる紋様が活きています。
甘庵
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