荻窪銀花は39年前から水曜日はお休みをいただいています。
近年は水曜日とその前後にお休みをいただいています。
というわけで甘庵には本日は週末気分になっております。
荒川尚也 スクリュータンブラー 4,968円
お得な旧価格品です
左:径9.5cmH9cm 在庫1客
右:径9cmH9.5cm 在庫1客大した働きもしていないのですが、
休み前の夜には少しメローな気分になり、
そんな時には少し濃いめの酒が欲しくなります。
「ウイスキーがおすきでしょ♪」と、
甘庵の頭の中には流れて来て、
ロックを楽しみたくなるグラスをご紹介します。
荒川尚也さんのスクリュータンブラーです。
大ぶりでどしりとした掌はオブジェのようで、
とても男っぽいグラスですが、
この存在感とガラス塊感を楽しみながら、
琥珀色と深い香りを味わえます。
アワのないタイプで、
螺旋に入る細かなモールが、
ウイスキーの色や光を煌めかせて、
心地の良い週末に喜びを添えてくれます。
甘庵
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今日ご紹介するのは土と炎が生み出した、
仄かに赤い柔らかな発色が魅力の、
久保田信一さんの粉引飯碗です。
久保田信一 粉引茶碗 2,808円
径12cmH6cm粉引は素地に白化粧土を施したうえに、
釉薬をかけて焼き上げます。
素地の釉薬の間にある化粧土が、
焼成による窯変を見せたり、
長く使うことで侘びた変化を見せたりします。
つまり化粧掛けは無地なのに、
絵柄や文様に変わる変化を呼び出す仕掛けです。
この飯碗は焼き加減で「御本(ごほん)」と呼ばれる、
酸化鉄の発色を引き出しています。
意図していますが・・・どう発色するかは、
最後は窯神様次第になります。
予期された偶然を引き出すのが腕と、
誰だったか巨匠か嘯いていてような・・・。
そこまでではなくても、
料理の焼き加減に似ていると思います。
AI制御の量産のパンやお菓子の焼き上がりは、
間違いがなく安定しています。
手作業の職人さんが焼くそれらには、
わずかに味わいや焼き加減が。
変わったりするかもしれません。
それでもその変化が季節や天気の変化のように、
心地よかったりもします。
せいぜい200度以下のパンやお菓子でさえ、
難しさがあるのに焼き物や1300度近くまで焼く窯と、
長く焼き続け1日以上焼くのも稀ではありません。
そんな中だからこそ作り手の腕前と、
不思議と人柄までが現れてくるようです。
柔らかそうでいて真までしっかり焼けているこの飯碗は、
穏やかで優しい心根ながらも頼もしい、
久保田さんらしい飯碗です。
甘庵
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まだまだ冷たい北風ですが日差しからは春を感じます。
季節の変わり目になると飯碗を変えたくなります。
中條正康 飯碗小 3,780円
径11.5cmH5.5cm季節の変わり目は飯碗を変えたくなります。
そんな方には中條政康さんの絵替わり飯碗が楽しめます。
色絵や金彩などで描かれたほんわかする絵付けは、
毎日のご飯が美味しく楽しみになります。
今日ご紹介する絵柄は二つで、
これからの季節に綺麗に咲く椿文を梅紋です。
中條さんならではの柔らかな土肌を生かした、
温かみのあるデザインの文様です。
中條さんの器は柔らかな陶器です。
使い手の優しさが必要で、ある意味贅沢な器ですが、
それ以上に得るものがあります。
手にした時の軽やかな掌の良さや、
使い込んでいくことで少しずつ侘びていく表情や、
分かりやすい絵付け文様なの飽きのこず、
使うほどに愛着が湧いてきて、
違う絵柄も使ってみたくなり、
季節の変わり目には新しい絵柄に目が行き、
使って見たくなる、そんな飯碗です。
甘庵
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空の色も食材も春めいてきました。
春の野菜や山菜の淡い彩りが、
美味しそうに華やぐ皿をご紹介します。
藤田佳三さんの飴釉輪花皿です。
藤田佳三 飴釉輪花皿 3,780円
径17.2cmH2.3cm飴色の釉は控えめな彩りですが、
それだからこそ様々な料理が盛り映えします。
気品のある輪花の姿が料理に品格を与えてくれます。
飽きのこない食材を選ばないこの皿は、
料理人によく選ばれると聞いています。
納得できる仕上がりです。
藤田さんは赤絵や染付でもよく輪花仕立てになさいますが、
その場合とこの皿の輪花の違いは、
絵がない分輪花部分が平たい見込みまでの、
リム部分全体を使って輪花=花型に仕立てられています。
この立体的は輪花が飴釉に濃淡を見せ、
黄色から濃い茶までの美しいグラデーションを、
生み出す仕掛けになっています。
使いたくなる逸品です。
甘庵
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荻窪は風もなく暖かい日差しの日曜日です。
銀杏並木の足元にも少しずつ春を感じ取れる季節になってきました。
お散歩、散策がてらにぜひ御来店ください。
荒川尚也 三角モール鉢アワ 8,640円
径21cmH6.2cmこうして春を感じ取ると、
春野菜をたくさん入れたサラダが食べたくなります。
そう思うとすぐに盛りつける器を連想してしまいます。
荒川尚也さんの三角モール鉢アワです。
家庭で使い勝手の良い七寸鉢のサイズで、
また見込みが盛り付けやすい程よい深さがです。
高台部分が三角おむすび型で、
やんわりと三面を持ち、口縁に行くほど滑らかになり、
縁はほぼ円形なので印象的な形でありながらも、
日常の器としてのデザインに仕上がっています。
澄んだ素地を生かしたら線に入るアワ文は、
勢いのある力強い太線と、
繊細で動きの見える細線が
それぞれ3本ずつ渦を作っています。
盛り映えした料理が、
減って行くと少しずつ見えてくる、
文様や三角形も料理と一緒に味わえ、
器の選択も料理のうちなのを、
楽しめるガラス鉢です。
甘庵
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気温が上がってきたせいか、
春の日差しを感じているのか、
実情はお年頃なのでしょうが、
ランチ後の甘庵は睡魔と戦う今日この頃です。
立ち上がって棚のレイアウト直したり、
ホコリをはらったりしますが、
座るとまたすぐに・・・。
加藤財 急須黒 後手丸 10,800円
容積210cc結構効果あるのが、
濃いめの緑茶をお気に入りの急須で、
時間をかけて入れて楽しむことで、
気持ちも集中し高まり、
緑茶のカフェイン効果もあってか、
なんとか乗り切れます。
甘庵も愛用している加藤財さんの急須は、
端正で美しい姿はうつわ好きならずとも、
心和むアイテムになります。
適当な知識からですが気持ちを込めてお茶を入れます。
気持ち多めの茶葉を小さめの口かゆっくり入れて、
普通の緑茶ですが適温にした湯を、
静かに注ぎ入れて・・・茶葉が開くのを待つ。
温めた碗に財急須の醍醐味になる、
注ぐ心地良さを香りと一緒に楽しみます。
濃いめに入ったお茶をゆっくりと味わいます。
二煎目は少し湯温をあげて、
渋めを味わう気分で入れます。
こうして味わう緑茶は喉の渇きだけではなく、
心も潤してくれます。
甘庵
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だいぶ前の話になってしまいますが、
古伊万里が実用に食器として見直され、
小ぶりで単価的にも求めやすい蕎麦猪口が、
もともと色々使える器の特性から、
多目的な器として認知され、
現在の多目的な器として人気を得ました。
久保田信一 灰釉二彩(白土)丼鉢 4,320円
径17cmH7cmこれ実は、どの日常の器には当てはめられることです。
つまり実力のある日常の器の作り手たちは、
当たり前のように心がけていることです。
今日ご紹介する久保田信一さんの、
灰釉二彩丼鉢もそんな多目的な実用器です。
二彩と表現している素地部分の白に、
鉄系の絵の具の下絵が、
しっかり焼かれて滲み流れた動きのある、
白地の濃淡の緑の文様を描き出しています。
この窯の中で生まれる渋めの文様は、
驚くほどに料理が美味しそうに盛り映えします。
低めの高台と浅めのフォルムは安定性があって、
盛り鉢、ボールとして使いやすく、
手がかりが良く持ちやすく、
口当たりも良く食べやすい丼です。
一緒盛りの鉢やボールとしても、
手持ち汁やスープを飲む丼としても、
機能性が高く信頼できる器で、
様々な料理や食材が華やいで、
美味しさをバックアップしてくれる、
頼れる使い勝手の良さを持った、
マルチなボール、丼鉢です。
甘庵
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今日ご紹介するのは巳亦敬一さんのデザートカップです。
ガラス器は夏の器だったのは過去のことです。
寒くてもガラスの器を使うのが多くなっています。
特に巳亦さんのガラス器は陶器に似た、
暖かみのある質感や表情や彩りを持っているものが多く、
暖房の効いた乾いた室内では、
うるおいを持ったしつらえになります。
巳亦敬一 デザートカップ 紫 4,212円
径11cmH8.2cmご紹介しているデザートカップ紫は、
上品で立体的な紫の文様と、
焼き付けの重厚な彩りの台の、
シックで落ち着きのあるデザインに仕上がっています。
美味しさアップになるデザートだけではなく、
メインになるご馳走を盛り付けたくなる、
クオリティの高い器です。
芽吹いた緑色の野菜や白身の魚・・・、
先取りの春を予感させる食材が、
より美味しそうに映えます。
美しいフォルムを生かして、
盛り付けを積極的に楽しめば、
季節感や食材をより一層引き上げて、
目でも楽しめる一皿になります。
甘庵
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寒さが続いたせいか今日は少し楽な陽気の荻窪です。
晴れの日が続きわずかずつ日が伸びが気がして、
春を少しだけ感じ取れています。
光藤佐 黒釉八角鉢六寸五分 7,020円
対角19.5cmH7cm今日ご紹介するのは銀花の人気定番バスト3に入る、
光藤佐さんの黒釉八角鉢です。
使い勝手の良さと料理映えすることが、
この器の人気の理由です。
特に使った方の買い足しや補充が多いのが特徴的です。
そんな皆様から多く聞かれることに、
「器選びに迷った時にはこの鉢に」
「忙しい時にはとりあえずこの鉢に」
「盛り付けに困った時にはこの鉢に」と、
助っ人になる鉢だと仰います。
適当な広がりは鉢であり丼としてまでの、
盛り付けの守備範囲が広く、
深みがある豊かな彩りを持つ黒釉は、
とりあえず考えなしも盛り付けた、
様々な料理が美味しそうな盛り映えして、
新しい発見を体験できます。
八角のフォルムは料理を華やかにして、
品があるほど良い演出をしてくれ、
普段使いから晴れの器としても、
大活躍する出番の多い頼もしい器になって、
長く愛用される器になります。
甘庵
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とっくに松が明けたのに、
怠け癖がつきやすい体質のようで、
まだエンジンがかからずにいます。
それに寒いのも動きを悪くさせます。
今日は定休日なので、
パソコンの前にしがみついていないで、
外出して所用を色々済ますことにします。
藤田佳三 紅安南カップ&ソーサー 8,640円
カップ:径8.4cmH6.9cm
ソーサー:径14.6cmH2.5cmさて今日ご紹介するのは、
エキゾチックで可愛い文様の、
藤田佳三さんの紅安南カップ&ソーサーです。
文字通りカップとソーサーが組みで一つの器です。
組みである器はそれぞれの完成度だけではなく、
組んだ時に互いを引き立て合う、
絶妙のバランスが大切になります。
ため、よく出来ているカップとなのに、
組みで見た後に外して単体でみると、
どこか物足りないく感じてしまいます。
それだけ組んだときのカップとソーサーのバランスが、
良い仕上がりになっているからです。
と言いながら・・・。
ソーサーにはカップ受けのくぼみがありません。
何事かでソーサーだけが残った時に、
ほぼ五寸皿として使えるようにという、
使う人への藤田さんの細やかな優しさです。
甘庵
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正月4日になりますが週末に続くこともあり、
街の気配はまだまだ松の内ですね。
荻窪は晴れ間がしばらく続きそうで、
穏やかなお正月になっています。
藤田佳三 染付色彩輪花7寸皿 9,180円
径21.5cmH3.3cmまだ正月気分が抜けずにいますが、
本日から営業しております。
ブログの方も今日から相変わらずの甘庵目線ですが、
素敵なの器をご紹介して行きます。
よろしくお願いいたします。
今日ご紹介しするのは、
下絵の呉須で描かれた青の絵柄に、
上絵の赤釉と緑釉を加えた、
花唐草の吉祥文様がおめでたい印象の、
藤田佳三さんの染付色彩輪花七寸皿です。
色を重なると艶やかさと同時に、
静けさや上品さが失われる時がありますが、
この一枚は逆に画面構成がぎゅっと締まり、
凛とした緊張感さえ感じ取れます。
白磁とは違う陶器の持つ柔らかく穏やかな白を、
十分に生かした構図がこの皿のもう一つの見どころです。
この皿の持つ気品を生み出している、
この構図に甘庵はすっかり惹かれてしまいました。
甘庵
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明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
荻窪はよく好天の三が日で穏やかな新春を迎えました。
明日1/4金から営業いたします。
5土、6日は御予約不要です。
吉祥文様など初春をことほぐ器を、
取り揃えてお待ちいたします。
甘庵
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