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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

温かいお茶が美味しい季節

大きな台風がやってきます。
早めに安全側の対応をするように、
無理はしないようにしましょう。

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加藤財 急須黒 後手丸 10,800円
容積210cc


日ごとに秋めいてきて、
温かい飲み物が美味しくなってきました。
麦茶をがぶ飲みしていた甘庵も、
濃いめのお茶を味わいながら飲むようになりました。

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長年愛用の加藤財さんの急須でいただきます。
お気に入りの急須でじっくりいれると、
普段の番茶でさえも一味上がる気持ちになれます。

17_kato_0488.jpg

可愛いらしいコロンとした形で小ぶりなようですが、
作りに無駄がないのでご紹介しているものでも、
マグカップや大きめの湯呑み一杯ほど210cc入ります。
煎茶なら汲み出し椀で2〜3杯分、
玉露なら煎茶椀で5杯はとれます。

17_kato_0489.jpg

食後に熱々をたっぷりのお茶は、
土瓶やポットにまかせて、
少しゆったりと気持ちを潤す時には、
濃いめのお茶をじっくりいれて、
心がほどけるティタイムが楽しめます。

             甘庵


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可愛い秋が描かれた湯呑み

すっかり秋めいてきて着るものや寝具に、
温かさが欲しくなってきました。
器も陶器に目が行くようになりました。

18_autumn_0739.jpg
中條正康 半筒湯呑み 3,780円
径6.5cmH6cm 程よく入れて100cc


今日ご紹介するのは可愛い秋の絵付けが施された、
中條正康さんの絵替半筒湯呑みです。

17_cyujo_1208.jpg

柔らかな土味と白化粧の素地の上に、
下絵の黒で文様が描き、
赤、緑、金で彩色された、
秋らしい絵付けが楽しい湯呑みです。

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半筒のモダンな印象もあるフォルムに、
秋虫、蜻蛉、稲穂と雀など秋の風情が、
ほのぼのとしたタッチで描かれていて、
可愛らしさと温もりにあふれています。

17_cyujo_1211.jpg

本歌は尾形乾山の筒向付をリスペクトして、
湯呑みが作られそこから派生して、
この半筒湯呑みができたと思います。
本歌の器に戻る感じで小付として使える、
使い方を広げていくのが楽しくなる器です。

             甘庵


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秋の日差しが嬉しい

今日の荻窪は朝から久々の青空がみえて、
秋日和の心地よさを満喫できます。
ただそれも今日だけのようです。
また台風がやってきそうですね。
もう大きな被害が出ないことを願いばかりです。

18_autumn_0738.jpg
18_autumn_0743.jpg
18_syuki_0699.jpg

通常は発送業務や倉庫へ出向くことで不在にすることがあるので、
お出かけ前にご一報いただくわがままでお願いしていますが、
今週末の9月29日(土),30日(日)は、
外出せずに皆様をお待ちしておりますので、
営業時間ないはいつでもご来店ください。
天気はあいにくのようですが、
時間のご都合が取れた時には、
お気軽にお立ち寄りください。

            甘庵


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好みの飲み物で楽しむ器

荻窪は朝から秋雨で温かな飲み物が欲しくなる気温です。
急に冷え込むと気持ちも下がり気味になります。
そんなときにはお気に入りの器で
お気に入りの温かな飲み物をいただくと、
気持ちも体もほっくりしてきます。

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藤田佳三 赤絵マルチカップ 2,800円
径8.3cmH8.3cm 程よく入れて150ccほど


今日のおすすめは可愛い絵付けで気持ちも華やぐ、
藤田佳三さんの赤絵マルチカップです。


18_fujita_0717.jpg
美しいデザインのカップなので、
ソフトドリンクからお酒類まで幅広く、
お好きな飲み物とフリーな使い方が楽しめます。

18_fujita_0704.jpg

粉引ベースの柔らかな質感の素地に、
端正でいて動きのある赤絵が施され、
可愛らしく艶やかな器に仕上がっています。
18_fujita_0706.jpg

粉引ベースなので使い込んで、
侘びて味わい深くなっていく表情を、
マイカプとして育てていくのも楽しみです。

               甘庵


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侘びも見せながら気品もある片口鉢

昨夜は店を閉じた頃に強い雨がざっと降ったのですが、
移り気な秋の天気のおかげで、
中秋の名月が見れて得した気分でした。
荻窪の空気と狭い空でも黄色くまん丸い月に、
心和むひとときになりました。

また台風が来ているためか、
少しずつ天気予報がずれていますが、
残暑が遠のいておおむね過ごしやすい気温なのは、
雨が多くて湿度があっても助かります。

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光藤佐 白磁片口平鉢 大 8,640円
W18cmD13.5cmH6.5cm


気温が下がってくると、
食の好みにも反映して、
秋の味覚を温かく調理して食べたくなります。
器にも少し温かみが欲しくなります。
でも変わりやすい天気なので、
少し爽やかさも欲しい。

18_mitufuji_0647.jpg

そんな季節の食卓におすすめなのが、
光藤佐さんの白磁片口鉢です。
白磁なのですが穴窯で焼かれたために、
薪の灰が降りかかったところが自然釉になり、
縁巻きの鉄絵も溶け出して混ざり滲み流れ、
いい感じのグラデーションに仕上がっています。

18_mitufuji_0645.jpg

窯変の景色やナチュラルに発色した器は、
自然素材を活かす和の料理にぴったりです。
美味しそうな盛り付けが出来て、
料理の最後の味付けになります。

18_mitufuji_0648.jpg

注ぐ道具の片口をリスペクトした片口鉢は、
アシンメトリーなフォルムの魅力で幅広く愛される器です。
この片口鉢は轆轤挽きのあとに緩やかに楕円に歪め、
侘びた風情を強めながらも、
面取りして高台が気品も生み出しています。
姿も良く整った魅力ある逸品です。

               甘庵 


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十五夜にうさぎフタモノ

今夜は十五夜ですが、
荻窪の空はあいにくと雲が多く、
すっきりした中秋の名月がみれそうもありません。
それでも気持ちだけは秋空に浮かぶ月を思い浮かべて、
過ごすことにします。

18_nonami_0707.jpg
野波 実 白磁兎フタモノ 6,480円
径9.6cmH10.7cm


そんな物憂い気持ちにぴったりの蓋物があります。
野波実さんの白磁兎フタモノです。
球体に近いコロンとした姿の本体に兎のつまみです。
まるで月の兎が乗っているようなフタモノです。

18_nonami_0715.jpg

兎君は何か葉型の上に乗っています。
はじめは雪兎に熊笹のイメージかとも思いましたが、
遊び心満点の野波さんなので・・・、
兎がサーフィンかスノボに乗ってたりして・・・。
一度そんな風に思ったら、
もうそうとしか見えなくなってきて、
妄想族の甘庵の問題点かもしれませんが、
でもその方がなんだか楽しいフタモノです。

18_nonami_0714.jpg

そしてさらに・・・でこの丸いのは、
波っていうより、雪山っていうより・・・も、
月では・・・いや月の方が似合ってる。
おとぎ話では月の中でお餅をついているのですが、
今流のウサギさんならサーフィンやスノボの方が、
想像しやすい絵柄ではないでしょか。

18_nonami_0712.jpg

よし、十五夜の月でボードにのるウサギ。
今夜はそう妄想して過ごすことにします。

              甘庵


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お月見はお気入りの酒器で

昨日閉店後に外へ出てみたら東の空に月が上っていました。
雲間に明るく丸い綺麗な月でした。
思えば明日は十五夜、中秋の名月ですね。
でも荻窪の天気予報では見れそうもありません。
今夜は晴れそうなので見ておくことにするつもりです。

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木村宗得 備前徳利 25,920円
径8cmH11.2cm 容積300cc
光藤佐 色絵ぐい呑み 5,184円 径5.5cmH6.5cm
野波実 白磁花杯 1,944円 径8cmH4.5cm


となれば月見で一杯。
なので今日は酒器と取り合わせてみました。
徳利は備前木村宗得さんの山土を多めにして、
備前としては焼成温度の高く、
見事な自然釉の流れが見所になっています。
注ぐときにトクトクと徳利ならではの音が、
聴く肴になり酒の味をアップしてくれそうです。

18_syuki_0700.jpg

華やかなぐい呑みは光藤佐さんの色絵ぐい呑みです。
いっちんの手法で立体的に文様の枠を描き、
中に色を指しています。
縁をハートに仕立てて遊び心が見えます。
いっちんの凹凸が手になじんで持ちやすく、
少々酔っても粗相が回避できそうです。

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もう一つは野波実さんの白磁花杯です。
うつわ全体が花弁に仕立てられていて、
酒を注ぐと見込みに酒の花が咲きます。
返して高台をみると花形に削られて、
中には蕊まで彫られているという、
作り手の遊びがみられます。

18_syuki_0702.jpg

お気に入りの酒器は器そのものが肴になります。
重陽の節句を祝って菊の花弁を浮かべて長寿を願い呑むの由、
ぐい呑みの見込みに中に月を映して呑み干すのも、
また由。

                甘庵


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彩もフォルムも日常に使いやすい皿

今日も朝からどんよりとした空で、
しとしと降り出してきた荻窪です。
どことなくひんやりと感じて、
飲み物も料理も温かなものが恋しくなります。
器も自然と土味があったり、
濃いめの色合いの釉調が、
美味しそうに感じてくる季節です。

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久保田信一 二彩深皿 3.024円
径16.5cmH3.7cm


今日は久保田信一さんの二彩深皿をご紹介します。
取り皿にぴったりな5.5寸のサイズと、
縁がすっと立ち上がって深さのある皿は、
これ一枚あればかなりの料理を受け止められる、
守備範囲の広い使い勝手抜群の日常皿です。

18_kubota_0604.jpg

お天気か季節なのかこのところコンビニの宣伝で、
おでんをみかけますがぴったりの皿です。
鉢だと複数の具材で下に沈みこむものがでますが、
それがなく、しかも汁が適度に注げます。


18_kubota_0606.jpg

おでんに限らず煮汁やソースが適度に欲しい、
そんな料理にはぴったりで力を発揮します。
と同時に見込みがゆったり平たいので、
基本の皿として普通に使えます。

18_kubota_0605.jpg

料理が盛り映えする黒から緑の釉調は、
灰釉に含まれるわずかな鉄分が緑を発色し、
縁と脇と見込みに鉄下絵が灰釉に溶け出して、
黒から茶を滲みだしています。

どの色も鉄から生みだした自然な発色で、
飽きのこない深みのある彩をみせています。
多様性をもたせた日常の皿にとって、
ぴったりな彩に仕上がっています。

               甘庵


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懐の広い4.5寸鉢

猛烈な暑さの夏だったので残暑よりも涼しいのは嬉しいのですが、
涼しいを通り越して寒いと感じるほどの極端な温度差には、
年を重ねてくると体調管理の方が気になってきます。
みなさんも油断ないように気をつけてくださいね。

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光藤佐 黒釉鉢4.5寸 3,240円
径13 cmH4.5cm


こんな天気のせいか温かみを感じる器を使いたくなります。
そこで今日ご紹介するのは、
なんでも美味しそうに盛り映えして、
頃合い大きさと見込みが深くて盛り付けの幅も広く、
重なりの良さなど普段使いの勝手の良さから、
品格ある釉調を姿で晴れの場までと、
スーパー活躍してくれのを期待できる、
光藤佐さんの黒釉鉢4.5寸をご紹介します。

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仲良くさせていただいている、
日本料理では同じタイプの一回り大きな鉢を使っていただいていて、
凛とした盛り付けでお刺身や炊き合わせなどお料理から、
果物やデザートまで使っていただいていて、
どれが盛ってあっても素敵なのに、
不思議なくらいに表情が変わり、
この形と黒釉の懐の深さに感心させられます。

18_mitufuji_0686.jpg

甘庵がこの鉢に魅力を感じるところは、
なんでも映える黒釉の釉調だけではありません。
裏を返して高台をみると器好きとして萌えます。
三方から施された黒釉で描かれた三角の素地は、

18_mitufuji_0688.jpg

鉄が適度にまざり石を噛んださっくりした土味で、
この土味を見るだけで体験できるような、
光藤さんのたくみな高台作りです。
土を起こす削り、高台内の削りも丸ではなく、
雅味と格調高さを感じるところには、
うっとりしてしまいます。

しっかり焼かれて土と溶けあうほどの釉薬は、
色合いもあってそうそうの侘びる景色は見難いですが、
土見せの高台は使い込みほどに、
しっとり侘びていくのが想像できて、
使うのが楽しみな仕上がりです。

                甘庵


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土味が恋しいときにオススメの片口鉢

秋めいてくると土味を感じる器を使いたくなります。
焼き締めは釉を施さずに焼き上げるものですが、
釉薬をかけた焼き物が一般的になる前の古い時代では、
当たり前の焼き物の姿でした。

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鶴見宗次 手ひねり焼きしめ片口鉢 5,400円
W16cmD16cmH8cm


多くの国では釉薬を手に入れてからは、
焼き締めは廃れてしまうのですが、
侘びた表情を好む和の器としては、
愛され作り続けられています。

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薪で焼成したころは炎のあとや灰が降った自然釉など、
窯変が楽しめるのが器が焼き締めでしたが、
単房の穴窯から連房の登り窯へ進化して、
釉薬は汚れず良いのですが窯変は少なくなります。
現代の多くの窯はガス、灯油、電気が熱源になり、
能率のよい炎で灰が降ることもなく、
窯変は生まれません。

18_turumi_0697.jpg

ご紹介している鶴見宗次さんに手ひねり焼き締め片口鉢は、
あえて轆轤をを使わずに成形して、
木灰をかけてギリギリまで焼き締め、
冷却還元で素地を黒くしあげるという、
ガス窯で古い時代の焼き締めをリスペクトした、
現代の日常食器として作りあげました。

18_turumi_0698.jpg

ともかく盛り映えします。
不思議なほど色々な料理が美味しそうに、
盛り映えする器です。
また片口として注ぐと・・・スパッと、
不思議なほど水キレが良いです。
使い方が広がる片口鉢です。

            甘庵


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新米に誘われて・・・飯碗

新米に誘われて・・・飯碗
親しくしていただいているお客さまの、
三重のNさんから新米が届きました。
食いしん坊の甘庵にはたまりません。
例年お心遣いの秋の味覚をありがたくいただいています。
新米の香りを存分に堪能させていただきます。

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光藤佐
左:白磁鎬飯碗 小 4,860円
径11.2cmH5.7cm
右:白磁鎬飯碗 大 5,400円
径12.3cmH6cm


と新米を見て今日は飯碗をご紹介しようという、
あまりにも直球の発送ですが、
光藤佐さんの白磁鎬飯碗をご紹介します。

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先月もご紹介してシャープな鎬のことを、
のたくりましたが・・・活字ですが・・・。
またご紹介したくなったのは、
この飯碗に甘庵が惹かれることがあり、
よく手にとり眺め透かしているからでしょう。

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今日は思いの外に晴れた空が広がり、
窓辺に置いたこの飯碗に秋めいた日が差して、
鎬がより掘り深く陰影をみせて、
うっとり。

18_mitufuji_0626.jpg

昔昔、石膏デッサンの時間に、
曖昧な日差しで白黒つかない目の前の彫像に、
自分の腕前を棚上げして羨んだものですが、
これが題材だったらもしかして、
うまく描けたかもしれない・・・と、
思うほどに白黒はっきりしていて、
いいね。とポチりしたくなるほどです。

と思いながら手にして、また違ういいね。が、
どうも歳のせいか生来のそそかしさからか、
手から滑ってしまうというアクシデントが増えて、
手になじむ抵抗感を気にするようになりましたが、
これは良い。心の中にまた、いいね。ボチリ。

新米をより美味しく食べれます。
オススメの飯碗です。

            甘庵


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かさなる彩りが織りなす奥行き

やっと雨があがり少し日差しが出てきた荻窪です。
日が伸びてきて傾きもまして、
朝夕は窓から入る日差しが多くなってきました。

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巳亦敬一 デザートカップ グレー 5,184円
径13.2cmH6.5cm


それでも夏とは違う秋の光で、
受ける器の色合いや表情が変わってきています。
とくに彩りのあるガラスは夏とは違う、
深みのある表情をみせています。

18_mimata_0676.jpg

今日ご紹介しているのは巳亦敬一さんの、
重ねた彩りが魅惑的なデザートカップグレーです。

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巳亦さんの彩りガラスは光を受けて、
器自体が仄かに明るさを帯びます。
複雑に重ねられ組み合わされた彩りが、
立体的な奥行きがよくわかり、
デザートカップの中に幻想的な空間が生まれています。

18_mimata_0679.jpg

見込み側から見える彩りと、
外側からみる彩りの違いで、
重ねているのがよくわかります。

このデザートカップの出来上がる工程は、
複雑で手間のかかっているのですが、
巳亦さんの巧みな技で美しく整ったフォルムからは、
安定感や安心感を覚えても、
複雑な工程がなかなか見えないところが見せないところが、
すごい技なのだと改めて思いました。

                      甘庵


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ほっくりこっくりした

秋の長雨で気持ちもしっとりしてきて、
思い巡らすことがすっかり秋めいてきました。
ご紹介する久保田信一さんの栗虎釉四寸鉢を手にしたら、
「ほっくりこっくり」をいう擬音が浮かんできました。

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久保田信一 栗虎釉四寸鉢 2,484円
径13cmH4.5cm


動きのある混ざり合う釉の中には、
黄、茶、緑、黒の彩りが見えて、
秋の実りを連想してしまうのは、
器妄想族の甘庵だからでしょうか。

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渋めですがつよい印象を受ける方がおられ、
器として使いにくいと勘違いされてましたが、
まるで逆でとても料理映えする釉調です。

18_kubota_0682.jpg

もともと和食には黄色茶系の彩りの器が、
料理映えすることで由とされていて、
黄瀬戸、黄伊羅保、交趾などの黄色い釉調が、
長く好まれ愛されています。

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久保田さんの栗虎釉も黄瀬戸や黄伊羅保と同様に、
鉄釉薬の彩りなので自然と料理を受け止め、
和食だけではなくグローバルな現代の食卓で、
様々な料理を美味しそうに盛り映えさせます。

また少し深めの4寸鉢は、
サイズ以上に懐が広い見込みで、
多様性のある使い勝手の良さで、
日常の器としておすすめできる小鉢です。

               甘庵

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秋の味覚をゆったり盛りつけたい大鉢

朝から秋雨の荻窪です。
湿度はありますが残暑ではない、
秋の訪れを感じる一日になりそうです。

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藤田佳三 安南手輪花鉢 30,240円
径23cmH7.5cm


自然と甘庵は食べ物に気持ちが走ります。
里芋、サツマイモ、茄子、インゲン、椎茸、しめじ・・・、
旬の野菜をふんだんに調理して、
藤田さんの安南手輪花大鉢にどんと盛り付けた様子を、
妄想して生唾を飲んでいます。

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凛とした佇まいと美しい絵付けの鉢です。
外径23cmのサイズは存在感を豪華さがあり、
藤田さんお得意の輪花は器の格をあげています。

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繊細ながらもよく筆の走った力強さもある絵付けは、
器の印象深くしていますが、
いざ料理を盛り付けると美味しそうに盛り映えする、
使える器としての魅力がハンパありません。

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幅広い料理が似合い盛り付けが楽しい、
クオリティが高く豊かな表情を持つ大鉢です。

使わない時にも食器棚にしまいこまずに、
コンポートとして果物を盛り付けたり、
そのままで飾って眺めていたい大鉢です。

                甘庵


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たっぷり目が嬉しい飯碗

今日の荻窪は秋をしっかり感じる気温です。
曇り空で昨晩しっかり降ったため湿度は多めですが、
それでも暑い夏になれてた体にはとても楽に感じます。

18_kubota_0628.jpg
久保田信一 灰釉碗 2,808円
左:径13cmH6.7cm
右:径13.5cmH6.7cm


秋を肌で感じると食欲も秋モードになり、
秋の味覚を炊き込んだご飯が思う浮かびました。
そこで炊き込みご飯をたっぷりいただける、
久保田信一さんの灰釉飯碗をご紹介します。

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まるで抹茶碗のように表情に一つずつの個性を持たせて、
普通の飯碗より少しゆったりと大ぶりに作られています。
昔の食事の風景では「おかわり」が見られましたが、
近年は食卓にのぼるオカズも豊富になり、
おかわりはなく一膳のご飯になることが多いようです。

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その時にも男子にとっては、
このぐらいの大きさの飯碗が欲しくなります。
まして具材で増量された炊き込みご飯ならば、
この大きさがちょうど嬉しいサイズになります。

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灰釉は文字通り灰(木や藁などの灰が中心)を、
釉薬の調合の中心にして調合されていて、
灰それぞれで少しずつ違う含まれる金属などで、
焼成したときの釉調が生まれます。

この飯碗は素地の中に含まれる鉄とも反応して、
ざっくりした質感やトロンと流れるところと、
文様のように多様な表情をみせていて、
渋めですが味わい深い仕上がりで、
ご飯が美味しそうに引き立つことでしょう。

              甘庵


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自分専用のマグカップはいいものです

エアコンに頼りきっていたこの夏でしたが、
朝晩は少し窓を開け放っていても、
心地の良い時間が過ごせるようになってきました。
水分補給にしていた冷たい麦茶も、
ほうじ茶やコーヒーや紅茶の頻度が高くなってきました。

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佐藤大寿 灰釉ロングカップ 2,700円
径10cmH9.5cm


大雑把な甘庵の性格もあり、
朝コーヒーを飲んだマグをさっとは洗いますが、
そのまま冷たい麦茶も飲んでいたりします。
ここに来てそれがほうじ茶や紅茶になっていますが、
どれも自分のマグカップで飲んでしまうことが多いです。

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そのマグも幾つかあり、
気分で取り替えたりします。
それでも気に入っていたり、
思入れがありマグカップばかりで、
長く愛用していてそれそれの個性が、
ハンドルの握りや口当たりなどが馴染んでいて、
自然とほっとするお茶の時間になります。

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ご紹介している佐藤大寿さんの灰釉マグカップは、
佐藤さんが生まれ育った会津本郷で、
昔から使われてきて釉薬です。

18_kinooto_0640.jpg

当たり前に思っていた釉薬の魅力に、
改めて気づいたとおっしゃっていましたが、
自分らしい今の形のマグカップにマッチングして、
灰釉の表情を良く生かした仕上がりになっています。

自然素材で調合した伝統的な灰釉と、
会津本郷で掘られた土の素地で、
モダンでいて使い勝手のよいフォルムの、
佐藤さんらしいマグカップになっています。

               甘庵


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冷温どちらの料理も盛り映える皿

器には強い季節感や、
料理の温度を想像させるものがありますが、
さりげない存在感と四季を選ばず使えて、
それでいて器としての質感が高いものがあります。

18_mitufuji_0663.jpg
光藤佐 粉青掻落皿7寸 7,020円
径20.5cmH4cm


ご紹介する光藤佐さんの掻落皿7寸は、
そんな幅広く使える逸品です。

18_mitufuji_0664.jpg

渋いのですが印象に残るダイナミックな絵柄は、
轆轤挽き成形後に全体に白化粧土をかけて、
乾ききらないうちにヘラなどで白化粧土を掻き落とし、
下地の素地との色の対比で立体的な文様を描きだします。

18_mitufuji_0666.jpg

大胆かつ繊細な仕事になります。
力強さと稚拙さが見えながらも、
品格を持てないとチープな器になりかけません。

18_mitufuji_0667.jpg

作り手のデザインデッサン力などの、
基本的なセンスと技量がはっきり現れる仕事です。
この皿から光藤さんの豊かな力量が伺えます。

               甘庵



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使い込むと文様が浮かぶ飯碗

もうスパーで新米を見かけました。
昭和人間の甘庵は新米という文字に、
秋がやってくるのを実感できます。

18_fujita_0616.jpg
藤田佳三
左:粉引飯碗 3,240円 径11.5cmH5.5cm
腰から口端まですっと直線的です。
右:粉引飯碗 3,672円 径12.7cmH6cm
口縁が少し開いてます。


そこで今日は粉引ならではの柔らかな白地に、
使い込みことで文様が浮かんでくる、
藤田佳三さんの粉引飯碗をご紹介します。

18_fujita_0613.jpg


お茶などで使う汲み出しよりは少し時間がかかりますが、
使い込んでいくと貫入が入ったり、
湯水やご飯などがしみ込むのでしょう、
ゆったりと侘びた景色が見えてきます。

18_fujita_0614.jpg

それは茶碗として好まれた粉引ならではの、
使うことで生まれる楽しみな変化です。
これも飯碗を自分の器をして持つ文化だからこそ、
器を身近に感じ取れます。

18_fujita_0617.jpg

物や道具を長く大切に使う文化とも、
リンクしている感性なのだと思います。
失ってほしくない文化であり、
見直してほしい暮らし方です。

               甘庵


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先取りの肴を涼しい器で

残暑が続いていますが、
秋を感じる先取りの食材に、
食欲をそそられます。

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巳亦敬一 新スキ珍味グラス(冷酒器) 3,024円
径6.9cmH7.3cm


今日ご紹介するのは巳亦敬一さんの、
新スキ珍味グラス(冷酒器)です。
名前そのままで冷酒器なのですが、
小さな高坏型の器として重宝します。

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いち早く季節を感じ取る野菜、魚、果物を
少し味わうのに楽しめる器です。
サイズ感に加えて台のある姿が、
少し特別感を加えてくれます。

18_mimata_0656.jpg

また黄金色の輝きのガラスが涼感と同時に、
料理が美味しそうに映えて、
味わいの深みを引き立てます。

18_mimata_0662.jpg

高級食材に縁のない庶民の甘庵は、
焼いた冷やした秋茄子に生姜を添えて・・・。
これで十分楽しめそうです。

             甘庵


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残暑がやわらく片口鉢

大きな台風が日本を縦断したと思ったら、
今度は北海道に大きな地震が起きて、
なんだか気持ちが重くなりますね。
被害が大きくならないことと早く復旧することを願いばかりです。

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小野寺友子 白磁片口鉢 4,968円
W18cmD14.5cmH6.8cm


今日の荻窪は朝から日差しが強くて、
残暑が厳しいの一日になりそうです。
そんな暑さが少し和らぐ、
小野寺友子さんの白磁片口鉢をご紹介します。

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美しい片口のフォルムを生かした、
盛り付けしやく盛り映えする鉢です。
しっかり口が作られているので、
形状的に容積はすくないですが、
注ぎごごちも良く仕上がっています。

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品のある凛としたプロポーションと、
柔らかな質感の白磁と注げる形で、
涼感のある器に仕上がっています。

18_onodera_0644.jpg

和え物や酢の物やサラダなどの、
冷たい料理を盛り付けて、
涼やかな一品に仕立てれば、
残暑をしのげる穏やかな気持ちになります。

              甘庵


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薬味を主役にする器

今日は少し変わり種の器になる、
光藤佐さんの白磁おろし皿をご紹介します。

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光藤佐 白磁おろし皿 3,780円
径12cmH3cm


小鉢や中皿や飯碗やマグカップなどのような、
マストアイテムではありませんが、
器が一通り揃った方には、
ぜひおすすめの器です。


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生姜やワサビやにんにくなどを食卓でおろして、
枠役の薬味が料理に花を添える、
そんなパフォーマスを楽しめます。

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もちろんキッチンでおろしておいても、
器の可愛らしさから薬味の存在感が高まります。
薬味は料理を引き立て、
皿が食卓の薬味になります。

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素材をすりおろす部分の突起は、
水でドロドロにした素地(磁器土)を、
一点ずつ絞りだして作り、
釉薬も施されているので磨耗がなく、
すりおろす切れ味が落ちません。

ただし突起なので硬いものの衝突や研磨は避けてください。
洗うときにはたわしやブラシが綺麗になります。
収納のときなどに上に硬いものを重ねないなどの、
ちょっとした優しさがあれは一生ものです。

               甘庵


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料理も器も映える皿

秋雨前線の影響で朝から雨が降り続けている荻窪は、
暑さが一休みで涼しくさえ感じます。
これで湿度がなければ本当に楽なのですが・・・。
といいながらも不安定な天気なので、
急な雨や雷には心構えが必要なようです。

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久保田信一 縞柄リム皿 3.024円
径19.5cmH2.5cm


今日は使いやすく取り合わせ皿にも使える、
久保田信一さんの縞柄リム皿をご紹介します。

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六寸五分の大きさは使いまわせる範囲が広く、
プレート皿として取り合わせするにも、
頃合いのサイズの皿です。

18_kubota_0610.jpg

縁の縞柄は下絵の鉄絵の発色が、
黒グレー茶が見えて深みの中に変化があって、
料理や取り合わせの器が映えさせます。

18_kubota_0612.jpg

和のしつらえから洋のしつらえまで、
料理や演出を選ばない懐の広さも、
重宝する一枚になります。

陶器の持つ柔らかな表情ながらも、
清潔感と品を感じる佇まいも、
飽きのこない愛用の器になることでしょう。

              甘庵


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晩夏に使いたい器2

9月1日の今日は防災の日です。
今年の夏は猛暑と豪雨を体験して、
地震や台風以外として、
災害を身近に感じました。

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藤田佳三 黒褐釉小鉢 3,020円
径14cmH4cm


また強い台風が上陸しそうですが、
台風は事前に情報を得ることができるので、
備えるように心がけましょう。

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台風は困りますが過ぎた後には、
少し秋を感じる空模様になりそうです。
残暑が残りながらも器にも、
秋の気配があるのが晩夏に使いたい器です。

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ご紹介しているのは藤田佳三さんの新しい釉薬の、
黒褐釉輪花小鉢です。
赤絵や染付のような艶やかさなないですが、
上品な釉調を動きのある輪花が、
とても料理映えする器に仕上がっています。

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五寸弱の大きさも出番の多い使いやすい大きさです。
この頃合いを生み出す藤田さんのサイズ感が、
達者な筆さばきとはまた別の、
器作りとしての実力を感じるところです。

               甘庵


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