昨日は晴れていることもあり、
移動の車のなかでは暑いくらいに感じましたが、
今日は花冷えで、今にも降りそうで気温も低く、
明日にはもっと冷え込む予報の荻窪です。
西川孝次 うぐいすピチャー 3,990円
W10cmD9cmH10cm 八分目で200ccそれでも気持ちは桜の花のように春爛漫にしたいので、
春を連想する器をご紹介します。
西川孝次さんの”うぐいすピチャー”です。
持ちやすい取っ手と、そこそこの切れと、使い勝手もよく、
程よく入れて200ccほどですので、
ミルクピチャー、ドレッシングやタレ入れと色々使えます。
一人酒なら片口がわりの注ぎ器としても、
濁り酒なんかも似合いそうです。
首からしたは着せが施されて、
アワをいっぱい巻きこんだ素地で、
ボリューム感のあるフォルムになっています。
注ぎやすさを持ちつつ、欠けにくい形の口作りや、
安定感のある姿は道具としての機能美をもっていて、
ちょっと小花器として見立てて使いたくなります。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
久保田信一さんの長石釉コップです。
久保田信一 長石釉コップ 3,024円
左:径7.5cmH9cm 程よく入れて200cc
右:径7.5cmH9.6cm 程よく入れて240cc円筒形の何気ない形は、
使い手の好みでお茶類から酒類まで、
自分の器として愛用されるのとイメージしたデザインです。
普段使いのコップですが自分の器なので、
一つずつの大きさやフォルムに挽かれています。
釉薬も厚みがあり穏やかな表情になる長石釉で、
下絵も二重がけもせずしっかり焼いただけの、
プレーンな仕上がりです。
このコップに狙いはユートラルで、
ナチュラルなテーストだと思います。
形もロクロで挽かれて生み出される、
動きや柔らかさを大切に残しています。
結果として洗いざらしの綿や麻のような、
自然素材を思い起こすような質感です。
それは使い込んで、落ち着いていく変化を、
最大限に楽しめる仕上がりでもあります。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
藤田佳三さんの染付飯碗です。
藤田佳三 染付飯碗 4,320円
径11.5cmH6cm染付ですが「安南手」をリスペクトしていた、
しっかり焼くことと釉薬の調整で、
呉須で描いた下絵を釉薬に溶け込ませ、
重力でところどころ下に流れだすようにして、
意図的に絵柄を滲ませています。
これは桃山時代の先人たちが、
「安南手」の見所として愛でた侘びの好みが、
綿々と伝わり、今の私たちの心もつかんでいます。
下絵がパキッと仕上がることは、
もちろん素晴らしくそれはそれで由なのですが、
それとは全く別のスタンスで見ると、
完全ではない本来は失敗かもしれない、
炎の中でこそ生まれた動きの美しさに、
高温の証として魅了されてしまいます。
墨絵の滲みや、浮世絵のぼかしなど、
自然界の風景の再現だったりしたものですが、
どこか共通する心挽かれるものに思えます。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
佐藤大寿さんの灰釉ロングマグです。
佐藤さんは焼き物の里である会津本郷で生まれ育ち、
会津本郷の伝統的な手法を見つめながらも、
今の器をして生き生きする器を作くられています。
ご紹介するマグなどはその良い例になります。
伝統的な土と釉薬が生み出す表情は、
明治大正昭和の民芸作品によく見たものです。
佐藤大寿 灰釉ロングカップ 2,700円
径10cmH9.5cmそこに大寿さんらしさのデザインを加えていて、
現代の利便性や使い勝手の良さを持った器になっています。
しっかりしたハンドルは手に馴染み、
特著的な口端は口当たりが良く、
飲みやすいデザインになっています。
会津本郷の鉄分を程よく含んだ土と、
自然灰で調合して釉薬が、
しっかり焼かれて解け合い反応しあった表情には、
禾目(釉が縦に流れる表情)や白濁や青みがかった溜まりが、
一つずつ個性を見せて、
飽きのこない味わいになっています。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
久保田信一さんの見込みが深く、
たっぷりサイズの灰釉飯碗です。
久保田信一 灰釉碗 2,808円
左:径13.5cmH6.7cm
右:径13cmH6.7cmコロンとした碗型で見込みが深いので、
手に馴染み持ちやすいく、たっぷり入り、
程よく入れて300ccほどです。
男性の茶碗向きですが、
女性なら小丼によいサイズです。
灰を基本にして調整した釉薬を還元焼成して、
灰の中に含まれる鉄分を綺麗な緑に発色させています。
窯の置き所でちょっとして炎の雰囲気や温度の違いで、
素地の鉄と解け合い方や釉調が変わるところは、
久保田さんの灯油の窯の窯変になっています。
灰や土からの鉄分が基本の自然な発色の緑なので、
ご飯はもちろん、食材を美味しそうに映えさせてくれます。
となれば、手に持って食べる鉢にもと思えてきます。
久保田さんの器は普段使いが基本コンセプトなので、
フォルムは美しく有りながらも使い勝手を殺さないデザインです。
この飯碗も大きめの高台で安定感があります。
鉢としても十分に使えて、
取り鉢やちょっと盛りにも使えます。
特別な華やかさを持っているわけではないのですが、
手元でよく使い出番が多くなるほど、
味わいが増して愛着の涌いてくる器に仕上がっています。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
藤田佳三さんの粉引汲み出し碗です。
藤田佳三 粉引汲み出し 2,730円
径10.5cmH6cm 程よく入れて140ccほど粉引は桃山時代に渡来した手法で、
粉引は素地の上に白い化粧土を施して、
その上に釉薬がかかっています。
この化粧土が使うことで変化していく様を楽しむ器です。
当時の侘びの美意識から愛されて、
綿々と続いて作られています。
藤田さんの粉引は普段使いの器でありながら、
生がけという、ロクロで挽いた素地を乾燥させて、
素焼きをすることなく化粧土を施します。
タイミングが悪いと”かちかち山”のタヌキさんの泥船のように、
バラバラになったり、後から傷も出やすいのですが、
焼き上がった時の粉引の表情が違い、
柔らかく、ぬくもり感のある粉引になることを、
大切に思って生がけになさっています。
丁寧な器作りには頭が下がります。
粉引の使っての変化は器一つずつ違います。
同じ窯から出来上がっても同じにならないですし、
不思議なことに使い手でも変わります。
湯茶が染みこみ雨漏り手と言われる景色になったり、
釉薬のヒビが見えてくる貫入などの、
侘びの変化を楽しめます。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
サトウアカネさんの加彩マグです。
今回届いているは季節の桜文と、定番のお家文です。
サトウアカネ 加彩マグ 2,160円
径9.5cmH7cm 程よくいれて200ccほど鉄分の多い良く締まり丈夫で汚れない素地に、
飲み物の色味を見やすくするために、
薄く白化粧したベースを搔き取りって線を描いています。
アカネさんの加彩といっている色絵付けは、
釉薬の下に描く絵の具だったり色釉薬で、
文様を描いているので手間がかかっていますが、
その分、普段の器をして丈夫で使いやすい仕上がりです。
絵を描き出したのは、
アカネさんが母親になったことが、
きっかけの一つだと伺っています。
自分の子供にという母の愛情から描かれた文様は、
温かく優しい気持ちにしてくれます。
今は描くことが楽しくなっているそうで、
自分のために描いているからでしょう。
お子さんだけではなく、いえ、
大人に人気のほっくりした加彩シリーズです。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
久保田信一さんの鉄彩スープカップです。
久保田信一 鉄彩スープカップ 3,888円
径12.5cmH7cm 程よく入れて300ccほど外側のみ鉄彩を施し鉄と釉が溶けて絡みあい、
重力で流れた縦の動き景色が綺麗なカップです。
見込みは飲み物や料理にニュートラルな素地をいかした、
明るいグレーです。
自分の器展ということもあり、
届いている一つずつの形と表情で、
浅めで広かったり、深めだったりと、
鉄彩の釉調も加わり少しずつ違います。
程よく入れると300ccほど入り、
スープカップとなっていますが、
大きさで言えば大きめの飯碗にハンドルが付いていると、
思っていただければ良いサイズです。
名前の通りスープでもたっぷりカフェオレなど、
飲み物には間違いなく良いのですが、
碗や鉢として盛った料理を食べるときに、
ハンドルがあって実に便利で使いやすいという、
使い方を試して見て欲しい器です。
特に慌ただしい朝食の時などに、
シリアル、ヨーグルト、フルーツ、サラダ、温野菜などなど、
思った以上に出番が多くなる器になるでしょう。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
藤田佳三さんの赤絵マルチカップ小です。
名前のままで多様な使い方を楽しめます。
藤田佳三 赤絵マルチカップ小 3,020円
径8.8cmH8cm 程よくいれて150ccほどマルチカップという一回り大きいものがあり、
これはその派生です。
出来たころにはお茶目な藤田さんは、
人気アニメになぞらえて「ちびマルチ」と、
言っていたのですが、
今や定番となり名前も落ち着いた、
マルチカップ小になりました。
そのことはさておき、
このカップにコンセプトである、
さまざまな、多様な使われかた=マルチから、
命名されたとおりに、
自由な使われ方が楽しめます。
たまに色々使えるようすること主眼のデザインで、
結局中途半端な器になっているのを見かけますが、
このマルチカップ小も色々使えるのですが、
逆に一つの使い方に納まるようです。
このマルチカップ小を手にしたほとんどの方は、
まずは飲み物を注いで使われることでしょう。
その使い手が初めにイメージした使い方で、
ほぼ満足できてしまうほど口当たりが良く、
美味しく頂けてしまうはずです。
結果、使うかたのほとんどが初めにイメージした使い方で、
長く愛用していただけるようです。
そうなんです。
色々使えるのマルチなのですが、
結果として使い方を色々ではなく、
マルチの「多様な〜」は使い手の方にかかり、
多様な作り手のイメージに即してしまい、
マルチゆえにシンプルに使われてしまうようです。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
中條正康さんの可愛い絵替わりの半筒湯呑みです。
ブ中條正康 半筒湯呑み 蛇籠波千鳥 3,780円
径6.5cmH6cm円筒状のシンプルなフォルムの湯呑みなので、
使い回しを楽しむ方には、
小付に使えそうと思われたことでしょう。
それ実は本来の使い方に戻る形です。
中條正康 半筒湯呑み 月に秋虫 3,780円
径6.5cmH6cmというのもこの形のオリジナルは、
中條さんが筒向付から進化させていき、
現代の生活の中で生きる形として、
湯呑みにアレンジした筒湯呑みが原型です。
中條正康 半筒湯呑み 秋野にトンボ 3,780円
径6.5cmH6cmそれをさらに丈を縮めて整えて、
キュートなフォルムになって、
この半筒湯呑みに納まりました。
中條正康 半筒湯呑み 月を仰ぐ兎 3,780円
径6.5cmH6cmそれも半筒にすることで、
湯呑みとしてもモダンでいろいろな飲み物を、
試したくなる形を、
料理やデザートを盛りつけることが、
楽しめるようにと作られました。
中條正康 半筒湯呑み 稲穂に雀 3,780円
径6.5cmH6cmということで、
元の筒向付が現代に暮らしに活きた、
使われ方をしていただけることになりました。
中條さんならではの可愛い絵替わりの絵付けも、
手の持って食べれるサイズも、
湯呑み以外でも使う楽しみを後押ししています。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
樹ノ音工房から届いた白鎬マグです。
佐藤大寿 白鎬マグ 2,160円
径9.7cmH7cm近年の若い作り手らしさを感じる、
チタン系のマット釉と細い鎬を施した、
程よくいれて200ccのマグカップです。
と言いながらも樹ノ音工房の佐藤大寿さんと、
サトウアカネさんにお目にかかったころから、
作られていた手法でした。
少しずつのマイナーチェンジを経てからは、
ほぼ変わらず作られている、
樹ノ音工房さんの定番であり、
根強い人気のシリーズです。
よく見かけるマット釉でものの中には、
甘庵としては歯がゆい生焼け感のあるものを多く見かけます。
実際使うと直ぐに変化して、それは侘びていく美しさではなく、
汚れと感じてしまうタイプが多いのも実情でした。
樹ノ音さんのこのマットは違います。
まずしっかりと焼いています。
変な汚れにはなりませんし丈夫です。
日常にがんがん使っていただいて、
結果としてリピーターの多いゆえの定番作品です。
あえて無機質感のあるフラットな作風で、
飽きのこない長く使っていただけるマグに仕上がっています。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
ほっくりとした表情姿でご飯を美味しくする、
久保田信一さんの粉引飯碗です。
久保田信一 粉引茶碗 2,808円
径12.5cmH6.5cmいくつか届いているのですが、
自分のための器となるよう絵こそないのですが、
形や釉調や化粧土などが少しずつ違っていて、
久保田さんの手から生まれた兄弟たちの顔つきが違います。
粉引でも焼成の違いで色白から浅黒いタイプまであり、
白化粧にほんのり赤みのあるもの、
土の中の石がはじけたり、鉄が溶けてにじんだりと、
それぞれの個性を主張しています。
ただ、兄弟という共通点もあります。
大きめの安定感のある高台をもっていて、
掌ゆたから丸みのある腰のころんとしたフォルムです。
丈夫に使えるためのたっぷりして口作りから、
重く想像してしまうのか手に取ると無駄のないロクロ挽きで、
手持ちが意外と軽く手に馴染みます。
毎日のように使う日常食器の飯碗として、
丈夫でありながら、飽きのこない表情は、
抹茶碗のように一つずつ気持ちを込めて作られているのが、
よくわかる仕事の飯碗です。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
藤田佳三さんの赤絵湯呑み/一口ビールです。
二つ名前が付いているのはこの形の親分のコップがいて、
まさに藤田さん自身がでビールを呑むことをイメージして出来たとか・・・。
その子分なので一口ビールのサブ名が付いているのだろうと、
甘庵は勝手に想像しています。
藤田佳三 赤絵湯呑み(一口ビール) 3,020円
径87cmH8.5cmそしてこの形。
伝統的な湯呑みにはない形ですよね。
それこそビールグラスあたりからイメージを膨らませて、
デザインされたのではないでしょうか。
もちろん作るのが藤田さんのロクロなので、
やっぱり柔らかくて温かみのあるフォルムになっています。
手にすると腰から口へのふっくらした膨らみが、
納まりの良さになっていて、
手にしたときにも気持ちが和む優しさがあります。
口に鉄巻きがありますが、
デザインとして締まることなどもありますが、
甘庵としてはビールをイメージもあってでしょう。
薄めの口作りは口当たりを優先させたと思います。
ただそこで藤田さんの器作りで使い手へ思いやり納まりです。
口に下絵で鉄を巻くことで、
鉄が溶け出す温度まで焼き、
釉薬にとけだし、素地にも絡み、
結果として口端がより焼き締まります。
そう、つまり少しでも口のヒット(欠け)を、
押さえるという優しい仕事です。
さて、後はお使いになる方次第・・・ですが、
湯呑みでもいいんですが、
やっぱり甘庵としてはビールがお薦めです。
甘庵
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自分の器展から今日ご紹介するのは、
中條正康さんの大小の飯碗の中から、
花の絵付けのある飯碗です。
中條正康 飯碗小 桜 3,780円
径11.5cmH5.5cm柔らかく焼き上げた素朴な質感と彩りの土味のある素地に
色絵や赤絵や金銀彩で描かれれた花が咲いています。
中條正康 飯碗大 椿 4,860円
径12cmH6.5cmご紹介している飯碗の桜、椿、アヤメ、朝顔には、
それぞれに咲く季節があるのですが、
中條さんの可愛い絵付けは文様となっているので、
自分の好みの花であれば四季を問わずに、
身近で使いたくなるような絵付けです。
中條正康 飯碗小 アヤメ 3,780円
径11.5cmH5.5cm軽くて柔らかな飯碗は、
扱う心得として少々優雅さが必要ですが、
器を可愛がる気持ちで毎日扱っていれば、
自然と貴族的な仕草や立ち振る舞いになるかもしれません。
中條正康 飯碗大 朝顔 4,860円
径12cmH6.5cmそのことはおいておいても、
お気に入りの絵柄の飯碗で毎日食べることは、
気持ちが豊かになることは確かでしょう。
実用本位の飯碗もよいのですが、
好みの花のある飯碗を楽しむのもお薦めです。
甘庵
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自分の器展から今日は、
サトウアカネさんの使い方の幅広い、
楽しい絵付けのフリーマグをご紹介します。
サトウアカネ 加彩フリーマグ 2,160円
径9.5cmH6.8cm 程よく入れて220cc(満水で300cc)コーヒーや紅茶やミルクと飲み物から、
スープや手に持って食べるお料理まで、
身近にあって色々使えるマグです。
今回は4つの絵柄が届いています。
どれもアカネさんらしいハッピーになれる絵柄で、
自分の器と選ぶならと思うだけでも楽しくなるマグです。
サトウアカネ 加彩フリーマグ 2,160円
径9.5cmH6.8cm 程よく入れて220cc(満水で300cc)そして毎回樹ノ音工房の器をご紹介するときにお伝えするのですが、
器作りの姿勢に頭がさがる点として、丁寧に作り、
しっかりと焼かれていることなどはプロとして当然としても、
その上でのこの価格です。
日常の器をしての使いやすさという点でも、
価格は大切でいて難しい部分です。
器作りとしてのプロらしい仕事だと思います。
甘庵
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気温は三寒四温の言葉通りに、
寒かったり暖かだったりしていますが、
日差しは日ごとに春らしくなっています。
荻窪銀花の春に恒例になっている、
自分の器 マイカップ 展が今日から始まります。
春に身近な自分のための器を新調してみてはいかがでしょう。
季節の変わり目に良い気分転換になります。
また、新生活や移動など贈り物をする機会も多い季節です。
一つの器でも完結する、マグ、湯呑み、カップ、飯碗など、
お気に入りの作り手の手仕事の器を、
親しい方に使っていただける機会にもなります。
藤田佳三さん、中條正康さん、久保田信一さん、
佐藤大寿さん、サトウアカネさんなどの、
使い勝手がよく、すてきなカップや碗が並んでいます。
ぜひご来店ください。
もちろんHPでもご覧頂けます。
甘庵
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今日は中條正康さんの桜皿向付をご紹介します。
花形に作られた皿状の平たい向付です。
中條正康 桜皿向付 8,640円
径16.5cmH3.5cm乾山写しに由来する柔らかな発色をする桜色に思える素地で、
桜の花びらや蕊を立体的に写した形で雅な器です。
金彩のみの彩色ですが、そこに奥深さが覗けます。
器の縁になる花びらの端には、
マットな金彩を施して豪華な装いにしています。
もう一点の蕊の金彩は、
まずは丸く赤絵を施し焼成した後に、
放射状に金彩で蕊を描きまた焼成しています。
つまり見えない下地の赤絵で一回、
縁と蕊の金彩でもう一回と、
本焼き後に2回の温度を変えての上絵焼成を施しています。
下地が赤絵の金彩とそのままの金彩の、
異なる彩りの金彩を施すという、
桜色と同様にほんのりと雅な趣が伺える器です。
甘庵
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今日は藤田佳三さんの鉄色絵楕円皿をご紹介します。
人気の赤絵シリーズに似ていますが、
渋めでぽってり感のある絵付けです。
藤田佳三 鉄色絵楕円皿 3,780円
W23.3cmD11cmH2.5cm鉄絵の下絵が滲みだすほど焼成温度が少し高く、
艶のある赤と緑の上絵を施しています。
白化粧がけは施していますが、粉引ベースの赤絵よりも、
自然と扱いやすさが上がっています。
菊文型の縁取りと縁鉄が立体的でしまりある縁になっています。
八寸(23.3cm)ほどの長さと11cmの巾は、
酒の肴を3種オシャレに盛ったり、
切り身の焼き魚を盛ったりと、
使い方も晴れ器から普段使いまで幅広く使えます。
どちらの場合も横長の楕円の形が、
丸い器の多い食卓に変化を見せてくれ、
藤田さんの絵付けもあって、
華やかに演出してくれます。
藤田さんのことですから、
重なりもよく最小限のスペースで、
収納できることもお薦めできる大切なポイントになります。
甘庵
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今日は中條正康さんの金彩柄替わり小皿をご紹介します。
最近は家族構成などもあり器を組で買う方が少なくなっています。
それはそれで、暮らし方としてお気に入りの器を毎日使うことで、
しまい込むことに比べたら遙かに器が生き生きします。
中條正康 金彩絵替わり小皿 2,160円
径9.5cmH1.5cmそれとは別の次元なのですが、
中條さんのように楽しめる器の絵付けを心がけていて、
和の習慣の一組5客を絵替わりの絵付けをよく施されます。
四季折々の草花や風情を取り入れた構図は、
乾山をリスペクトされた趣が楽しめます。
今回届いた三寸ほどの小さな小皿も、
5客組として2組がとどきました。
流れや雲のような金彩の仕切りと、
鉄絵の絵替わりで施されていますが、
同じテーマの物もあるのですが、
組違いは絵柄も構図の違い、
5客一組としての作品として、
楽しく比べられます。
甘庵
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今週末から始まる自分の器展の作品が届いて整理中です。
参加いただく藤田佳三さんと中條正康さんからは、
荷の中に常設展用の作品も少しずつですが一緒に送ってくれました。
さっそく
HPの在庫状況のページに書き加えてアップしました。
ご覧になってみてください。
甘庵
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3月11日(土)から「自分の器 マイカップ 展」がはじまります。
新生活がはじまったり、移動など、
一番身近な器を揃えたり、贈り物にする機会が多いこの季節に、
飯碗、湯呑み、マグカップ、コップ、ビアマグなど、
自分好みで選んで使うマイカップを揃えてご覧いただきます。
子供のころから自分の器をもっていることは、
私たちには特別ではありませんが世界では珍しい習慣です。
自分の器を持つことで器が身近になって、
器に慣れ親しみ、好みが磨かれ、器を楽しむ基礎になっています。
企画展にあわせて器が届きはじめています。
荷ほどき、模様替えは手間ですが、
解いた梱包から器が出てくるときの楽しさは、
うつわ屋のなによりの特権です。
ワクワクしながら検品、整理しております。
甘庵
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今日は野波実さんの白磁掛け花入れをご紹介します。
高さ15cmほどの小振りなサイズから、
ちょっとしたスペースに花をいれらます。
野波実 青白磁角花入れ 5,400円
W5cmD4.3cmH15cmただし、野波さんらしく一ひねりがあります。
この花器は遊び心が強く反映されています。
掛け花とご紹介しましたが置いても使えます。
それも寝せても、ひっくり返して立ててもという、
都合3ウエイの生け方ができます。
四角い筒の中に仕切りを設け、
生ける口を切り欠いて、
まさに多面的に使えるようにデザインされています・・・が、
分割している分、どうしても水が入れられる容積が少なくなっています。
粗忽な甘庵なので銀花で使うときに気をつけているのですが、
「ああ花が元気ない・・・水を足さないと」と、
なることがあります。
使い勝手よりも使い方の妙という感じです。
それでも、花を生けることの実用性から少々遠のいてでも、
オブジェとしても使える花器として、
面白い表情や遊びの感覚は楽しく、
遊び心で作られた野波さんらしい、
憎めない魅力のある花器です。
甘庵
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