カメラほんのかけだし

カメラ、鉄道、車、旅行など思いつくまま書いてみます。
ニューフェース コムラーUNI AUTO 24mmF3.5
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    コムラーUNI AUTO 24mmF3.5 が新加入となった。

    実はコムラーレンズはひそかに収集していて、NETオークションで数百円から千数百円で入手できる。

    コムラーレンズ自体(三協光機)は結構歴史があり、日本のレンズ専門メーカーの草分けの部類に属する。
    一時期はブームから8mmシネに手を出したころもあったが、35mmや中判及び大型の入門者は必ず耳にしたメーカーであります。

    初期はプリセット絞りのUNIマウントで、後に自動絞りのUNI AUTOマウントが加わった。
    このレンズはその自動絞りのグループで且つ最も後期に作られた70年代のレンズの一つであります。
    UNI AUTOのラインナップは300mmF5、200mmF3.5、135mmF2.8、100mmF2.5、35mmF2.5、28mmF3.5、75-150mmF4.5等が存在し「スーパーコムラー」を名乗った。
     マウントは交換式で各メーカーに対応したが、露出計連動は無い。


    コムラーUNI AUTO 24mmF3.5
    フィルター枠はピントリングすれすれに縮むのでフードとかぶせキャップを付けるためにフィルター枠のようなリングが添付されている。
    入籍にあたり、分解清掃とヘリコイドグリス入れ替えを実施。



    左上:F3.5左上隅部 放射方向に大きく流れがあり30本未満/mm周辺光量の低下が目立つ
    右上:F3.5中央部 解像力は46本程度でコントラストも低い
    左下:F5.6左上隅部 放射方向の流れはまだ大きい、解像は40本程度
    右下:F5.6中央部 解像は50本程度で依然コントラストは少し改善するも低い、周辺光量はやや改善。




    上:F3.5  周辺光量は隅部でやや目立つが作画によっては、いい感じかも知れない。さすがに解像は悪く、「フワッ」とした感じになる。 
    下:F5.6 解像は数値以上に改善されるが、周辺光量は落ちが目立つ。不思議なのは画面中央部にフレアが出現している。
    歪曲はあるもののそれほど目立たない(正確に測っていませんが2〜2.5%程度)。

    相対的に見て個性豊かな一本ということになる。
    それよりも、ペイント仕上げの質感など中々のもので、可愛がりたくなる不思議がある。

    | kazu | カメラ | 15:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    野上電鉄 24号
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      1985年当時の野上電鉄の様子の続きであります。(モノクロバージョン)

      24号は云わずと知れた元阪神604号だが、元々は阪急1型3号だったものである。
      入線時に、台車は履き替えられ、車体の老朽化で阪神車体に乗せ替えられたので阪急の面影を示すものは何も無い。

      電鉄廃止後は幸いにも阪神へ里帰りを果たして、現存している。





      登山口  ZenzaBronica EC nikkor75mm 1985年5月



      下佐々付近  ZenzaBronica EC nikkor75mm 1985年5月





      日方  ZenzaBronica EC nikkor75mm 1985年5月
      朝のラッシュ運用が終わったら、車庫に戻り、紐を引いてパンタを下ろして昼寝の時間となる。


      | kazu | 鉄道 | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      野上電鉄 朝の風景
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        野上電鉄1985頃の絵であります。

        中小私鉄撮影では、朝のラッシュを必ず押さえる必要があります。
        なぜかと云えば、通勤時間帯はあらゆる車両を総動員して運用するからにほかなりません。
        ラッシュが終わると、比較的状態の良い車で昼間運行を行い、変化の無い状態となります。

        野上電鉄でも例外なく、朝のラッシュ時は今から思えばすさまじい運用だったのかも知れません。




        102+25+24 下佐々付近 Pentax67 200mmF4 RD  1985.5.18




        紀伊野上 Pentax67 105mmF2.4 RD   1984.7.7
        日方行きの列車は、駅入線前に通票交換を行う。





        竜光寺前 Pentax67 105mmF2.4 RD  1984.7.7

        | kazu | 鉄道 | 07:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        野上電鉄 23号
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          野上電鉄23号は、元阪急1型26号の車体が生き残っていたことで有名だった。
          野鉄の車両群の中でも24と共に3扉のやや大柄な車体だった。

          台車との相性からか、他の車両より少し車高が低く、朝の連結運転では1両だけ床が低く異彩を放っていた。
          概観上の特徴はそれ以外にも、26と共にとんがり帽子の尾灯や半鋼車体を支えるトラスの存在も見逃せない。

          残念なのは、24などは阪神へ里帰りしたが、23は阪急に戻ることなく恐らく解体されてしまった様である。

          訪問した1981年は、朝夕のラッシュ時はもちろん総動員で、日中はいろいろな車が本線を走っていた。
          90年代に入ると日中の単行は10型の運用が多かった。


          日方  Canon F1 FD50mmF1.4  1981.4.14



          下佐々付近  Canon F1 FD50mmF1.4  1981.4.14 
          この日は、日中の単行に就いていた




          重根  Canon F1 FD50mmF1.4  1981.4.14  交換風景
          列車交換時に駅に入りきる前に一旦停車してタブレット受け渡しを行うことが多かった。

          | kazu | 鉄道 | 21:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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