カメラほんのかけだし

カメラ、鉄道、車、旅行など思いつくまま書いてみます。
ミニキャブ乗り心地改善計画その2
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    いよいよ組み立てであります。

    ここでの内容はあくまで実験であり、自己責任の上で行う必要があります。
    車両によっては、操縦安定性に影響が及ぶ場合があるので、同様作業によって生じた不具合や事故についてはその責任は負いかねます。
    尚、板バネについては、分解整備に該当するため資格および設備が必要な作業となります。



    左上:スプリングをショックに組み込んで、アッパーサポートを取り付ける。ミニカはシャフト径18mm、ミニキャブは20mmでそのままでは取り付かないのでサポートのプラスチックカラーを外しておく。
    右上:トッププレートにはベアリングがあり、ミニカ用のアッパーサポートではベアリングに当たらないのでM16用の平ワッシャーを1枚乗せておく。
    左下:センターナットを十分に締め付けておき、スプリングコンプレッサを緩める、ここではスプリングの上下サポートのスプリングエンド位置とスプリングエンドがずれないように注意する。
    右下:組み立てが完了したストラット。




    左上:ストラットを外す前に、車高を確認する、任意の位置で測っておく。今回はホイルハウス上部と地面で測ると590mmだった。
    右上:ストラット上部のナット(12mm)を緩めておく。
    左下:ストラット下部のボルトナット(17mm)を緩める。(これは結構締まっている)
    右下:ブレーキホースサポートを12mmのボルト一本を外してからジャッキでディスクを支えながら上下のボルトを外してストラットを外す。




    左上:ストラットを交換後、ブレーキホースサポートを取り付ける。
    右上:上下のボルトを取り付けて作業は完了であります。
    左下:タイヤとの隙間も確認します。
    右下:作業後にジャッキを下して車を少し前後に移動してから、車高確認をします。600mmとなり、作業前より10mm上がったことになります。
    タイヤ取り付け前にボルトナット類にシャーシーブラックを塗布しておきます。
    試運転をして完了であります。不快な突き上げも無くなり、バンパーラバー突きもなく、快適となりました。



    | kazu | | 01:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    ミニキャブ乗り心地改善計画その1
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      普段の足である三菱の軽、ミニキャブブラボーであるが、その乗り心地の悪いことこの上無く、以前より何とかならないものかと考えていた。
       定積載は、まず無く最大負荷重量は小さくて済むので、イッチョバネを柔らかいものに交換しようとたくらみました。
      基本的には、バネ定数の小さなスプリングに交換すればよいのだが、そのままの自由長でバネ乗数が小さくなると、へたりから車高が下がってしまう。また、現状のスプリングのアンダーサポートからタイヤまでは7mm程しか無く、径の大きなスプリングが装着できない。
      アンダー寸法は現状に近く上部が広くなった自由長の長い柔らかなスプリングは無いものかとあれこれ探すと、ミニカのそれが条件に一致することが解った。
       さっそくネットオークションで2000円弱で落札しさっそくそのバネを利用しようと考えました。





      左上:オークションで落札したミニカH42Vのフロントサス一式であります。
      右上:ミニカ用(左)とミニキャブ用(右)
      左下:とにかく分解に取り掛かります、センターボルトを少し緩めておく。
      右下:スプリングコンプレッサでスプリングを圧縮しておき・・。




      左上:センターナットを外すと順番にあっさり分解出来る、ミニカ用が分解完了。
      右上:同じくミニキャブ用も分解完了。
      左下:分解した部品一覧。
      右下:使用する部品はシャーシーブラックでペイントしておきます。
      今回はミニキャブのストラット本体にミニカスプリング、ミニカアッパスプリングサポート、ミニキャブトップカバーを使用する。



      左上:センターボルトの締め付けでは本体がクルクルまわって締め付けられないので、センターシャフトに17mmのスパナがかけられるようにと削りを入れることに。
      右上:切削が終わったシャフト先端部。ここでは最小位置で加工部が中に入らないことが条件であります。
      左下:取り付ける前に、ショックのセンターシャフトを上下に十数回動かしておく、一種のエア抜きで、この後はショックを寝かさないようにしておく。
      右下:スプリングコンプレッサでどんどん縮めてショックに組み上げる、ここでは写真の様な簡易型コンプレッサの場合、正確に対向位置に装着する用に注意する。少しでもずれていると片側に一気に工具が移動してスプリングが吹っ飛ぶ場合がある。


      | kazu | | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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