タムロンのアダプトール2の85-210mmであります。
このレンズもAUTO TAMRON時代から作られている歴史あるレンズです。
初めてのレンズを分解するとき、いつもわくわくした心持を体験できる。
どうやってバラスのだろう。いや、今の自分に分解できるだろうか?
など、自問自答を繰り返す。ただ、分解を始めたからは、組み立てまでは一気に行う。
これは気合の為ではなく「忘れないうちに」の為である。
左上:今回の対象物。
右上:まずはローレットのゴムを取り除く。
左下:このレンズの場合、フィルター枠を取り外さないと前群にたどり着かない。
右下:つづいて、ゴムレンチで銘板の化粧リングを外しておく。
左上:フードを外して3ヵ所のセットスクリューを緩める。
右上:デプスゲージで沈みを測定して前群を外す。。
左下:セットスクリューを緩めると、前群が外れる。
右下:ズームリングを210mmに併せて、リングの穴を利用してSETスクリューを緩めておく。
左上:後群を緩める。setスクリューは、調整をする必要から使用されていることが殆ど。
まずは、いきなり外す前に、いったん締めてゆき何回転戻したところなのか確認しておく。この位置関係は
望遠でピントを合わせて、広角にしてピントが合う様バックフランジを調整するための機構である。
右上:本体の分解で、マウントを外して、絞りリングを外すには、まず係合を外す。
左下:絞りリングを外すときは、クリックのボールが飛び出すので指で押さえておく。
右下:絞りリングを外した図。(係合と金具とビス)