カメラほんのかけだし

カメラ、鉄道、車、旅行など思いつくまま書いてみます。
EH10 の思い出
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    元祖EHであります。

    電機で黒色は他になかったのではと思います。

    当たり前に東海道山陽路を走っていましたが、今となってはかなり特異な存在だった様であります。

    1980年頃の絵をご紹介します。

     

     

     

     

    EH1018 須磨−塩屋 Nikon F 105mmF2.5 モーターの唸り声が懐かしく思い出されます。

     

     

    左からEH1013・20・44号機他  吹田で昼寝中 Nikon F 50mmF2

    当時はブルトレブームでやや控えめな存在でした。

     

     

    EH1012  山崎−高槻 Nikon F2 200mmF4 雑形貨物が良く似合います。ブルトレを引かしてみたらどうだろう

     

    | kazu | 鉄道 | 00:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    Ai AF Nikkor ED 300mmF2.8 を使ってみる
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      ニッコールのAF300mmであります。

      ボディーは本来Nikonを使うべきでしょうがここはSonyで写してみることに。

      発売当時は50万円近くした高級レンズであります。

       

       

       

      AFでありながら絞りリングとピンとリングがあるのでミラーレスでも普通に撮れるのはありがたい。

      このレンズ、所定のピント位置にクリックを設定できる機能があり、素早くピントを戻すことができる機能がある。

       

       

      能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R AiAF300mmF2.8 F2.8

      ピントの芯は非常につかみやすく良好な「絵」が得られる。

       

       

      能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R AiAF300mmF2.8 F5.6

      非常にフラットな画面で癖がない

       

      | kazu | カメラ | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      Canon FL55-135mm F3.5 を使ってみる
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        キャノンFLレンズのズームであります。

        全体で1kg近い重たいレンズであります。

        標準から中望遠域をカバーするズームで、レンズ専門メーカーがすでに各種のレンズを出している中

        大キャノンが作ったものであります。

        フィルター径は58mmの回転式ズームである。

         

        取りあえずいつもの能勢電定点へ

         

         

        ピントリングは前玉回転、ズームリングはグッタペルカを貼ったリングで操作性は良い。

        マウント近くのボタンは、絞り込みの為で、測光するときの必需品でありました。

        三脚座はあるものの何とも中途半端なものである。

         

         

        能勢電 平野−一の鳥居 Sonyα7R CanonFL55-135mmF3.5 135mmF3.5

        周辺光量は少し低下があるものの、大キャノンの手になるレンズでそつなくまとめられている様である。

        マルチコーティングではないものの十分な解像とコントラストを持つ。

         

         

         

        能勢電 平野−一の鳥居 Sonyα7R CanonFL55-135mmF3.5 135mmF5.6

        特に抜きんでたものは無いが、取り立てて不満もない。とりあえず良好な絵であります。

         

        | kazu | カメラ | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        SMC PENTAX67 500mmF5.6 を使ってみる
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          ペンタックス67用の500mmであります。

           

          元々このクラスでは600mmF4、800mmF4が有ったがあまりにも大きく重いため携行性を重視してこの500mmが生まれたものである。

          中判用を35mmで評価できるかとの意見もあろうが一度使ってみることにする。

           

           

           

          全長は40cm余り、重さは3.2kgと図体の割に軽量にできている。今回は67-NikonfアダプタにNikonf−NEXアダプタをつけての使用となった。フォーカスはIFではなく通常方式で、テレフォトタイプのこれまた普通のレンズである。但し67システムでは自動絞りが動く最も長い玉である。35mm版では250mmに相当し、67時代は結構重宝したものでありました。

           

           

          能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R SMCP67 500mmF5.6 F5.6

          イメージサークルの大きなレンズの真ん中を使っている為か、画像は結構良い。ただ倍率の色収差だろうかニジミが認められ、テレフォトタイプのある意味限界なのだろうか。

           

           

          能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R SMCP67 500mmF5.6 F11

          2段絞ると非常に良好な画面となる。積極的に使おうとは思わないが画質は十分と思います。

           

          | kazu | カメラ | 00:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          Sligor 95-310mmF5.6 を使ってみる
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            ソリゴールの95-310mmであります。

            本来ならば100-300mmだったのだろうか、長短共に少し欲張って95-310とは憎い限りである。

            この様な場合、設計段階で素性が良いと少し欲張ることは多いものだがこのレンズの場合どうだろうか。

            取りあえずいつもの定点へ行ってみることに。

             

             

             

            外観はまっすぐなすっきりとしたデザインである。フィルター径は58mm。

            全体に安っぽさは感じられず良好な印象である。

             

             

            能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R sligor95-310mmF5.6 310mmF5.6

            非常に甘い絵。にじみも多くフレアでコントラストも低い。

             

             

            能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R sligor95-310mmF5.6  95mmF5.6

            短いほうは、結構しっかりとした絵となる。解像も十分、コントラストもしっかりしており、長い方の甘さが残念である。

            200mm程度まではしっかりした絵なので、310mmはちょっと欲張ったのかもしれない。

            いずれもF11まで絞るとかなり良くなるのだが、F11では撮影条件が限られてしまうかもしれない。

             

            | kazu | カメラ | 01:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            万年筆の分解清掃をしてみました
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              ふと手元に在る万年筆を使ってみようと思い立ったが、長年使用されていなかった為、インクが固まりすぐには使えない。

              スポイトを使った清掃キットもあるようだが分解清掃を行った方が良いのは間違いない。

              ここでは一般的なプラチナのショートタイプの例をご紹介します。

               

               

               

              分解には少々道具が必要となる。

              Φ6mmの真鍮パイプの先を、対角で幅1mm程度のツノになるようヤスリで加工する。

              万年筆側はピンク色の部品の様に2ヵ所の凹みがあるのでそれを廻すのに必要となる。

              パイプはホームセンターなどで200円くらいで入手可能。

              セーラーなども同様な構造である。

               

               

              左上:リアキャップとネジ部も外して、冶具を差し込み樹脂ナットを外す。

              右上:ペン先を押し込むようにして後方に抜き出す。

              左下:抜き出した部品

              右下:ペン先は前方に引き抜くと外れる。このペン先の裏側の青いプラスチックに刻まれた溝にインクが詰まるとスムーズに字が書けなくなる。この青いプラスチックは、毛細管現象を利用してペン先にインクを供給するとともに、一気にインクが出ないよう流量の制限を行っているので、インクが内部に残りやすく、またインクが固まると所記の性能が発揮されないので重要な部品である。

               

               

              外した部品は水か湯に数日間漬け込むときれいになり、良く乾燥して組み立てれば本来の状態に戻すことができる。

               

              | kazu | - | 06:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              レンズオープナーを作ってみました
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                レンズを分解するときにどうしても必要になるものにレンズオープナーがある。要するに化粧リングを緩めるときに使うゴムレンチである。

                最近は市販品もそこそこ出回ってきているが、なかなかしっくりくるものが少ない。

                どんなものができるか一つ作ってみることにした。

                 

                 

                 

                材料は、ホームセンターで売っているΦ60mmのゴム足である、200~300円で入手できる。

                出来れば真ん中に穴の開いているものが都合が良い。

                 

                 

                左上:ドリルに固定するために適当なシャフトを取り付ける。今回はM5の長いビスを利用した。

                右上:ボール盤に取り付け回転させながらノミで削っていく。アングルなどで支点を作って食い込みすぎないよう注意する。

                左下:削り終わった状態。必要な直径とレンズに接触しない為の「逃げ」を作っておく。

                右下:固定部分の芯をノミで削り落とす。

                 

                 

                完成した「ゴムレンチ」。サイズはフィルター径の1mm減とした。(52mmなら51mmの具合である)

                今回は60・57・54・51・48・45mmを製作した。

                 

                 

                | kazu | カメラ | 02:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                レンズサポートを作ってみました
                0

                  手持ちのレンズの中にも三脚取り付け座の位置が、必ずしもバランスの良い位置にないものが少なくない。

                  実際三脚に取り付けてみると極端なフロントヘビーとなるものが多い。

                  特に最近は、ミラーレス一眼が軽いためか、どうにもバランスが悪い。と云うより雲台の固定が緩いと前に倒れて危険である。

                  ここは一つサポートを作ってみることにしました。

                   

                   

                  材料は自宅の工房(そんな良いものではない)にある材料をさがす。

                  レンズ側の座は50×6mmの鉄板、スペーサーは25mm角の厚み2・5・10mmのアルミブロック、本体部分は25×7mmのアルミ材を使用する。

                  まずは、部品をカットしてゆく。

                   

                   

                  左上:材料をカットして6.5mmで穴あけと三脚側は1/4のタップを立てておく。

                  右上:仮組をして角の研磨と鉄板は塗装をしておく。

                  左下:本体の組み立て。今回はFD300mm2.8FL、タムロン300mm2.8、Σ300mm2.8、ペンタックス67の500mm5.6用を。

                  右下:レンズ側取り付け面には1mmのゴム板を張っておく。

                   

                   

                  ペンタックス67の500mm5.6に取り付けてみる。最もバランスの偏ったレンズで、写真の三脚アダプタの位置が重心である。

                   

                  | kazu | カメラ | 02:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  Tamron 85-210mmF4.5 を分解する その2
                  0

                    分解その2であります

                     

                     

                     

                    左上:M-A(絞り込み)レバーの取り外しはすぐ前側のカバーを線とスクリュー3本を緩めて回すと簡単に外せる。

                    又は、後述の前後分離をした後にカバーが外れるのでそのあとの方が良いかもしれない。但しクリックのボールが

                    飛び出るので注意する。

                    右上:M-Aレバーを外せば、その前のカバーはすんなり外すことができる。

                    左下:ヘリコイドの分離。ピンとリングのローレットゴムを外し、4mくらいに合わせれば、フォーカスロックビス

                    を外すことができる。

                    右下:ビスを抜いて、まず無限大方向にいっぱいまで締めこんでから位置を記録する。

                     

                     

                     

                     

                    左上:ヘリコイドを抜き取る。

                    右上:本体側ヘリコイドは5本のビスで固定されている。

                    左下:ビスを抜いて本体側ヘリコイドを外す。

                    右下:次にズームリングを廻すと、プラスビスとセットスクリューが各3箇所穴の中に見える場所がある。

                    まずは、表にある方(穴ではない方)のプラスビスを外す。

                     

                     

                    左上:ズームリングを抜き取る。

                    右上:カムリングの取り付け部の切り欠き位置をマークする。次にプラスビス3本を外し、セットスクリュー3本

                    を緩める。

                    左下:カム本体よ絞りユニットを分離する。(ズームリングに穴が明けられていたのは、ここまで分解することなく

                    ズームリングのローレットゴムを外すだけでカムと絞り+後群を分離することができる設計である。清掃には便利である。

                    右下:カム本体からリレーレンズを外して清掃する。

                     

                     

                    | kazu | カメラ | 01:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    Tamron 85-210mmF4.5 を分解する
                    0

                      タムロンのアダプトール2の85-210mmであります。

                      このレンズもAUTO TAMRON時代から作られている歴史あるレンズです。

                      初めてのレンズを分解するとき、いつもわくわくした心持を体験できる。

                      どうやってバラスのだろう。いや、今の自分に分解できるだろうか?

                      など、自問自答を繰り返す。ただ、分解を始めたからは、組み立てまでは一気に行う。

                      これは気合の為ではなく「忘れないうちに」の為である。

                       

                       

                      左上:今回の対象物。

                      右上:まずはローレットのゴムを取り除く。

                      左下:このレンズの場合、フィルター枠を取り外さないと前群にたどり着かない。

                      右下:つづいて、ゴムレンチで銘板の化粧リングを外しておく。

                       

                       

                      左上:フードを外して3ヵ所のセットスクリューを緩める。

                      右上:デプスゲージで沈みを測定して前群を外す。。

                      左下:セットスクリューを緩めると、前群が外れる。

                      右下:ズームリングを210mmに併せて、リングの穴を利用してSETスクリューを緩めておく。

                       

                       

                      左上:後群を緩める。setスクリューは、調整をする必要から使用されていることが殆ど。

                      まずは、いきなり外す前に、いったん締めてゆき何回転戻したところなのか確認しておく。この位置関係は

                      望遠でピントを合わせて、広角にしてピントが合う様バックフランジを調整するための機構である。

                      右上:本体の分解で、マウントを外して、絞りリングを外すには、まず係合を外す。

                      左下:絞りリングを外すときは、クリックのボールが飛び出すので指で押さえておく。

                      右下:絞りリングを外した図。(係合と金具とビス)

                       

                       

                      | kazu | カメラ | 22:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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