本日は、戸倉上山田温泉の有田屋旅館にお世話になる。
若女将は兵庫の加古川出身で旦那と共に有馬温泉で修業したとか。
到着時、広縁は西日が差してやや暑い。
部屋の雰囲気は昭和40年代のそれをしのぶ雰囲気がある。
夕食は一般的な懐石仕立てで、しゃぶしゃぶの豚肉が柔らかく美味でありました。
食後は早速付近徘徊してみる。スナックや射的屋など”昭和”を満喫することができる。
ふと視線を上げると近傍の山に「戸倉上山田 ♨」の文字が。ただ、その小ささやぼんやりした光り具合が寂れ温泉街を増強している様に思える。
スナック街の「ほろよい銀座」通りでは、客足が少ないせいか、経営者の”ママさん”と思しきご婦人たちが屯していて「兄さん寄ってかない」と呼び込みをしている。
ドラマ「日本ボロ宿紀行」でも取り上げられた場所だが、若い人にはやや敷居が高いかもしれない。
温泉街には閉めた店も多くやや寂れた印象だが、宣伝の仕方によってはブレイクするかもしれない。
さすがに夜は外国人観光客は少なかった。