2016.01.26 Tuesday
エブリーのエンジンが時々掛からない
愛車のスズキエブリーのエンジン始動時、キーを回しても1回でセルモーターが回るときと、2〜3回目出回るときが起きるようになり始めは余り気にしていなかったが、明らかに不具合なので一度点検してみることにした。
セルモーターが回るときは元気良く回り、冷間時の電圧も12ボルト台で問題なし。セルのソレノイドの動作やモーター自体も問題なし。後は電気系となる。モーター直で観察すると回らないときはまったく通電していないのでキースイッチ周りを疑ってみる。
キースイッチはハンドルコラムのカバーをビス3本を抜いて外すとキーシリンダの左端にスイッチが見えるので、取り付けビス1本を抜いてスイッチASSYを外す。キーシリンダを外さなければならないときは、メクラビスを抜くのが面倒なのだが、スズキの場合キーシリンダを外さずに簡単にスイッチが外れる構造である。
スイッチ自体の接点抵抗が1kΩ程度に増大していたので分解して清掃・シリコングリス塗布で快調となったが、接点の磨耗が大きいので近い将来ASSYで交換としたい。
左上:キーをひねるが回らない。ちょっと焦る。
右上:コラムを分解(ビス3本)3本目はティルトレバーの裏に隠れている。
左下:キースイッチをビス1本を抜いて外す。
右下:因みにこのように取り付いている。
左上:外したキースイッチASSY。
右上:裏側(外側)は こんな外観。
左下:一応念の為、位置をマークしておく。
右下:クリップ3箇所を浮かして上下を分割する。このとき部品が外れるので白い方を下にして外すと良い。
左上:接点側、グリス切れでススが付いている、(スパークキラーが無いのか?)
右上:プレート側、やはり汚れている。
左下:きれいに清掃したところ。
右下:シリコングリスを塗布して元通り組み上げて完了。