カメラほんのかけだし

カメラ、鉄道、車、旅行など思いつくまま書いてみます。
UVTopcor 135mmF4.0を使ってみる
0

    UVトプコールの135mmF4.0であります

     

    同じスペックで後に小型化された経緯があるが、個体は比較的初期の大柄なタイプであります。

    絞り環はついておらずボディー側で操作する式である。

     

     

    フィルター径はΦ58、全長81mm、重さは370g ズシリと重さを感じる

     

     


    能勢電 平野-一の鳥居 Sony α7R供UVTopcor135mmF4.0 F4.0

    全体にコントラストは低い、ピントの合ったところは十分な解像であります。

    口径が小さいからか、周辺光量も開放から十分である。

     


    能勢電 平野-一の鳥居 Sony α7R供UVTopcor135mmF4.0 F8.0

    絞るとコントラストも向上し非常にシャープになる。

    全体によくまとまった良いレンズだと思います。

    但し第1レンズの第2面あたりが曇った個体が多い

     

     

    | kazu | カメラ | 14:35 | comments(0) | - | - | - |
    Minetar 105mm F2.8を使ってみる
    0

      ミネター105mmF2.8を使ってみました。

      一通り清掃が終わっていつもの能勢電の定点へ

       

       

      今まで180mmや200mmなどいずれも成績が良いので如何なものでしょうか。

       

       


      能勢電 平野-一の鳥居 Sony α7R供Minetar105mmF2.8 F2.8

      ピントの合ったところはなかなか解像は良い、ただし絞りによるピント移動はやや大きい様であります。

      周辺光量の低下はやや目立つレベル

       


      能勢電 平野-一の鳥居 Sony α7R供Minetar105mmF2.8 F5.6

      少し絞ると周辺も改善され均一で高い解像を示す。

      撮影していてピントの芯はやや分かりずらい。

      特に大きな欠点は無いが特に抜きんでるものもないような印象で、期待が大きかっただけに少し残念な印象です。

      このレンズ この様な絵ではなく、主体を中央に置く使い方では結構活躍するかもしれない。

       

      | kazu | カメラ | 14:17 | comments(0) | - | - | - |
      能勢電近況 2021年4月
      0

        いつも情報が遅いのですが、能勢電に待望の7202Fが4月10に運用開始しました。

        当初1700系に交代の廃車が出るとの予想を裏切りどうやら3100系が廃車になるようであります。

        4月25日久しぶりに能勢電へ

         

         

         

        7202妙見方  能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R供CanonFD 135mmF2.8

         

         


        7252川西方 能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R CanonFD300mmF2.8 FL

         

         


        7202妙見方 能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R供CanonFD 135mmF2.8

         

         

         

        3120川西方 能勢電 平野−一の鳥居 Sony α7R CanonFD300mmF2.8 FL

        この日は3100系の引退イベントがあり回送で運行された。

         

        | kazu | 鉄道 | 07:34 | comments(0) | - | - | - |
        Minetar 105mm F2.8をOHする
        0

          東京光機のミネター105mmF2.8であります。

           

          比較的数が少なく、中古市場でもあまり見かけないレンズです。

          レンズは4群4枚のエルノスタータイプで昭和40年代初頭ごろに多かった変形ガウスタイプとは異なり、軽量にできている。

          絞りはプリセット絞り。マウントは交換が可能であります。

           

          個体はヘリコイド固着、絞りリング廻らずでOHすることに

           

           

          全長55mm(NikonFマウント面基準)、フィルター径Φ49、227g(nikonFマウント込み)のコンパクトなレンズ。

          まずは分解を行っていく。

           


          左上:ネームリングを外す

          右上:第1〜第3レンズを順に外して行く

          左下:マウント側リングナットを緩める

          右下:レンズ+絞りASSYとヘリコイドが分離できる

           

           


          左上:第4レンズを外す

          右上:絞りのプリセットリング固定カラーの固定ビスを緩める

          左下:同カラーを外す

          右下:プリセットリングの切り欠きにある絞り開閉ピンを外してプリセットリング〜絞りリングを順に外す

          絞り自体に異常は無く 固まっていたのは絞りリングのみだった。

           

           

           

          左上:ヘリコイドリングをビス3本を外して中ヘリコイドから後方へ外す。ヘリコイドの固着はレンズを外して60度くらいに温めると大抵は外れる。

          右上:ヘリコイドを最短距離にして突き出し量を測定しておく

          左下:ヘリコイドロックピンを外して前ヘリコイドと一緒に中ヘリコイドを親ヘリコイドから抜く。抜けたところをマークする。

          右下:中ヘリコイドから前ヘリコイドを抜き同様に抜け位置をマークする。左からヘリコイド親・中・前の様子。

           

           

           

          左上:ここまで分解するとこの様になる。(左下のレンズは別)

          右上:洗える部品は洗濯洗剤で洗う。特にヘリコイドグリスはきれいに取り除いておく。カメラレンズの汚れは皮脂汚れが基本なので洗濯用洗剤は絶大な威力を発揮する。この後組み立てに入る。

          左下:ヘリコイドグリスを綿棒で薄く塗りつける。私の場合釣り具のリール用グリスとリチウムグリスをブレンドして使用している。

          右下:可動部は薄くグリスを縫って外した順に組み上げる。ヘリコイドが組みあがった時点で寸法を確認する。コリメータで無限確認が出来れば完了であります。

           

           

           

          組みあがったレンズ。すっかりきれいになり各部の動きも軽くなりました。

          試写が楽しみです。

           

           

           

           

           

          | kazu | カメラ | 07:17 | comments(0) | - | - | - |
          えちぜん鉄道を訪れてみた
          0

            3月24日

            久々に1日時間が作れたので福井県はえちぜん鉄道へ行ってみた

             

             

            勝山 あれ線路が錆びている。

            インターネットで調べると小舟渡付近で土砂崩れがあり、山王−勝山感が長期不通となっていた。

             


            勝山 ト68 日本最古参級の貨車とかで連結器の横にバッファの跡がある。

             


            勝山 テキ6 電気機関車と云うより電動貨車の趣。長らく側線に留置してあったが、駅正面右に屋根付きの永住の地を得た。

             

             

            永平寺口 旧教徒電灯の変電所跡。現在は有形文化財として保存されている。

            私にとっては永平寺口より「東古市」の方がピンとくる。

             

             

            永平寺口−下志比

            Sony α7R CanonFD300mmF2.8 FL

             

             

            永平寺口−下志比

            Sony α7R CanonFD300mmF2.8 FL

             

             

            | kazu | 鉄道 | 21:12 | comments(0) | - | - | - |
            トースター修理
            0

              突然自宅のトースターが温まらなくなってしまった。

              買っても2000円〜4000円くらいで売っているので、この際お暇を与えても良かったのだが、とりあえず分解することに。

               

               

               

              いやー恥ずかしい限りだが、ずいぶん汚い。ブランドもパナソニックではなくNationalである。

               


              分解は足を外すことから。再度カバーを外すと回路が一望に。

               


              これだけ!と云うくらいシンプルな回路。

              電源からタイマーを通って上のヒーターへ、反対側で下ヒーターへつながりサーモスタットを経由して電源へ。

               

               

               

              上ヒーターの端子部で線が切れていた。ほかに腐食箇所も無いようなので線を再び端子に固定して終了。

               

               

              それよりフロントパネルの汚れが酷い。色々洗剤や溶剤を試したが駄目で、結局新しいカッターナイフの刃でこそぎ取ることにしました。

               

               

              修理完了。機嫌よく動き出したのでもうしばらく使うことに。

               

               

               

               

              | kazu | - | 19:20 | comments(0) | - | - | - |
              Ai Nikkor 50mmF2.0 をOHする その2
              0

                Aiニッコール 50mmF2.0

                組み立てに入ります。

                 

                 

                左上:前ヘリコイドにグリスを塗布する。精度が良いのでグリスは少しで十分です。

                右上:前ヘリコイドを中ヘリコイドに組み付けます。

                左下:ヘリコイドストッパーを取り付けます。

                右下:ピントリングをビス3本で取り付けます。

                 

                 


                左上:絞り連動リングを組み付けCリングで固定します。

                右上:親ヘリコイドに中ヘリコイドASSYを組み付けます。

                左下:ヘリコイドが入ったら直進ガイドを固定します。

                右下:絞りユニットを差し込みます。絞りピンとレバーガイドを合わせる。

                 


                左上:フィルターリングを取り付ける。最短距離に合わせてロックビスを固定する。

                右上:絞り指標を取り付け指標リングに固定する。(ビスは無くタイトフィット)

                左下:指標リングASSYを親ヘリコイドに固定する。(ビス3本)

                右下:絞りクリック板を取り付ける。絞りリングを取り付けてずれがある場合は取り付けビスのガタを利用して調整する。

                 

                 

                左上:絞りリングを取り付ける。

                右上:前群ASSYを取り付ける。

                左下:後群ASSYを取り付ける。

                右下:絞りレバーにカム板を合わせてマウントASSYを取り付ける。

                 

                 

                左上:マウントビスはハイトルクドライバでしっかり締めておく。

                右上:絞り爪を固定する。

                左下:ピントリングを脱脂して、ゴムリングを取り付ける。伸びて滑る場合は接着剤を少し使用する。

                右下:簡易コリメータで無限大確認をする。このレンズの場合非常に工作精度が高いので大きく調整する必要は殆どない。

                調整する場合はフォーカスリミット用カム板での調整となる。

                 

                 

                スッキリ綺麗になりました。

                 

                 

                 

                 

                 

                | kazu | カメラ | 18:57 | comments(0) | - | - | - |
                Ai Nikkor 50mmF2.0をOHする
                0

                  大変ご無沙汰しています。2月3月とあまりの忙しさで休みも殆ど無く 久々の更新となりました。

                   

                  Aiニッコールの50mmF2.0であります。

                  年代的にはAi化されフォトミックA、ニコマートFT3、ニコンFMの頃のものですぐにF1.8に置き換わったので発売期間は比較的短かったが数量的には豊富に出回っている様であります。

                   

                  今回の個体は、カビとヘリコイドのグリス切れだったのでOHすることに

                   

                   

                  Ai化初期のレンズは爪も削り出しの上等なものが付いていました。後にステンレスの折り曲げ物になって少々がっかりした覚えがあります。

                   

                   

                   

                   


                  左上:フロント側からネームプレートを外す。

                  右上:遮光カラーを順に外して行く。本来ならピントリングの化粧リングを先に外しても良い。

                  左下:レンチを使って前群を緩める。

                  右下:前群をASSYで外す。

                   

                   


                  左上:マウントビスはよく締まっておりネジロックもあるので「ハイトルクドライバ」でビスを緩める。

                  右上:絞りリングを外す。(クリックはボールではないので飛び出す危険はない」

                  左下:指標リングのビス3本を緩める。が、びくともしない。

                  右下:指標リングはややタイトフィットなので皮脂などで固着していることが多いので割りばしとハンマーで軽く後方へ叩き出す。

                   

                   

                   

                  左上:ピントリングを無限大にすると直進用ガイドの取り付けビスが穴に一致する。ガイドを外して中ヘリコイドと前ヘリコイドを一緒に回して外す。外れたところをメモしておく。

                  右上:ピントリング先端の化粧リングを外す。

                  左下:最短距離に合わせるとフィルターリングのロックビスが見えるので緩めてフィルターリングを外す。

                  右下:絞りユニットを外す。この辺整備性は非常に良い。

                   

                   

                  左上:前ヘリコイドの切り欠きが指標位置なので無限大位置を中ヘリコイドにマークする。

                  右上:ヘリコイドロックプレートのビスを緩める。

                  左下:同プレートを外す。「ビス穴位置が狭い方が前方」

                  右下:中ヘリコイドを前ヘリコイドから外す。外れた位置をマークする。

                   

                   

                  左上:分解完了の図。結構部品Hあ多い。この状態を写真に撮っておく。

                  右上:洗える部品は洗濯用洗剤で浸け置き洗いをする。

                  左下:洗った部品はすぐにドライヤーで乾燥する。ビックリするくらい奇麗になる。

                  右下:乾燥したら元通りに並べておく。

                   

                  次回 組み立て編

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                   

                  | kazu | カメラ | 17:45 | comments(0) | - | - | - |
                      123
                  45678910
                  11121314151617
                  18192021222324
                  252627282930 
                  << April 2021 >>
                  + PR
                  + SELECTED ENTRIES
                  + RECENT COMMENTS
                  + CATEGORIES
                  + ARCHIVES
                  + MOBILE
                  qrcode
                  + LINKS
                  にほんブログ村 鉄道ブログへ
                  にほんブログ村
                  + PROFILE
                    膺肢鐚