今数十万枚にのぼるネガのデジタル化をネチネチ行っています。
当初はフィルムスキャナーを使用していましたが、あまりにスキャン時間が掛かるので今は複写をしています。
作業で問題になるのが既成のレリーズSWでは使いにくいことであります。
置き場にも迷うところだし軽いのでコロコロと所在が定まらず小さなSWボタンを手探りで探すのも手間である。
椅子に座って行う場合は、ペダル式のスイッチが便利だが立ったままでは使いにくい。
さっと手を出してレリーズできたらなとの思いで大きなスイッチを作ることに。
インターフェースは900円位で売っている中国製のレリーズSWを分解するとシンプルな構造が理解できる。
材料:8×30mmのアルミフラットバー、マイクロスイッチ、バネ、ベースプレート。何れも手持ちの端材であります。
構想では、フラットバー2本を25mm間隔で置き、端を押すとまずスタンバイON(FOCUS)、さらに押し込むとレリーズと動作させたい。
材料のカット(140mm・110mm、25mm×2枚)
切り出した材料
組み立て完了。ばねの位置を変えることで、2段階でSWが入る様にしました。
ケーブルの先端は以前紹介したフットSWとインターフェースを合わせてDINの4Pコネクタを取り付けしました。
左上:右側の外観
右上:左側の外観
左下:1段目ONの状態
右下:2段目レリーズONの状態
使用状態はこんな感じとなります。
実際には横のケースの上など振動が伝わらない場所での使用となります。
使用してみて、ばねの乗数をもう少し小さい(弱い)ものに変えて軽くONできるようにしたい。
こういう商品が市販でないのが残念です。